妻高100周年記念事業「感謝の茶会」活動報告⓵

妻高100周年記念記念事業「地域共創事業」

「感謝の茶会」活動報告➀

 6月24日(金)標記の茶会の第1回練習会を聖陵会館で行いました。講師は、菊池建設の菊池まさみ先生です。本日は帛紗捌きを中心に練習しました。生徒は、慣れない作法に戸惑いながらも先生の説明を真剣に聞き練習してました。流派は、「表千家の茶道」です。

 所作にはそれぞれ意味があることを聞き、日頃の生活に活かせる学びがたくさんありました。

 

 いよいよお茶を点てます。加減がわからず隣を見ては茶せんで泡立加減を調製しています。

 菊池先生が「水無月」というお菓子を用意していただきました。

 このお菓子は、室町時代 宮中で暑気払いの意味を込めて氷を食されていたそうで、氷は庶民に中々手に入らず、ういろうを氷に見立て、邪気を払うと言われている小豆をのせ6月30日に食し「夏越の祓え」を行い、一年の後半も元気に過ごせることへの願いを込めていたと先生に教えていただきました。

 和菓子一つにも、歴史的な風習の深い意味が込められていることに生徒は、感動していました。

 今回の茶道の練習を通して、改めて日本文化の奥深さを感じました。今回参加した生徒22名は、10月22日に行なわれる妻高校100周年記念式典日の午後から来場者に「感謝の茶会」で呈茶を行います。練習を重ねる事に、心豊かに成長していく姿が見られる事を期待しています。次の練習は7月22日です。