日誌

1学期終業の日・中学生集会

台風の影響が心配されましたが、7月29日(金)に、みんなで50分間の大専心(大清掃)に一生懸命取り組んだ後、1学期の終業式が行われました。コロナ禍のため、オンラインでの実施となりました。

校長先生は、高校生の頑張りと共に、中体連地区大会・県大会での部活動の活躍、文字力テストでの中学生の健闘も例に挙げてくださり、1学期の泉ヶ丘の頑張りを「すばらしい、誇りに思う」と話してくださいました。そして、プロバスケットボールを引退した選手の講演内容を紹介してくださいました。その選手は、休みの日に部屋の掃除をしていると話し、その理由として「部屋の汚い人は必要不必要の区別ができず、優先順位がつけられない、ということ。それは試合で『ミスが多くなる』ことにつながる」ということを挙げたそうです。これは、私たちの日々の生活にも生きる内容で、この夏休み、優先順位を付けて実行に移していき、自走の力を身に付けていきましょう、と話されました。

 

終業式の後は、義友会館で中学生集会が行われました。

最初に1年、2年、3年の代表による1学期を振り返る発表です。1年生は初めて会った仲間と仲良くたくさんしゃべることができたこと、2年生は新しい役割にチャレンジし成長できたことで少しずつ自信ができてきたこと、3年生は、セルフ・ハンディキャッピングという「できないときのための言い訳保険」に言及しながら自分自身を振り返ったことなど、学年にふさわしいすばらしい発表でした。

 

教頭先生からは、最初に1学期始業の日に話された「当事者意識をもつ」「主体的に動く」ということについて、この1学期で多くの人が主体的に動けるようになってきて嬉しく思われていること、当事者意識については、非常に頑張っている人ともう少し頑張れるのではないかと思える人がいる印象を受ける、とまとめられました。それを踏まえて、全校生徒のすばらしい活動であった「いのちの教育週間授業」の最後に会長が話した「これからが大切」という言葉を引用され、「いじめをなくしていくには、『自分のこととして考え、想像力を働かせて考える』『物事を多面的に見る』ことが大切。そしてそれは学習面・生活面など、すべてに繋がること」と話してくださいました。最後に、夏休みのお願いとして、「命を大切に」「2学期に向けて優先順位を付けて準備をする」ということを伝えられて、締め括られました。

生徒指導面・学習面・保健面の話の後、1年・吉村怜雅さん2年・天神凛之介さん3年・小河由奈さん男子テニス部英語検定合格者漢字検定合格者の表彰・報告が行われました。

 

集会の後は各学級で学活が行われ、通知表や学級通信など渡されました。

いよいよ夏休みです。猛暑、そしてコロナ禍と、留意しなければならないことはたくさんありますが、ふだんよりゆとりの時間も少しはもてるのではないでしょうか。充実した夏休みを送り、8月22日(月)の2学期始業式に元気に登校してくることを心待ちにしています。

(それに先だって、8月18日(木)~19日(金)にはサマーセミナーがあります。実力テストを行いますので準備を整えておきましょう。)