日誌

第72回野球定期戦行われる

「あさって、天気にな~れ。」という中学生たちのお願いも少しは効いたのでしょうか、小雨に多少見舞われましたが、4月27日(水)「第72回野球定期戦」を開催することができました。何より、この日のために以前から準備していた方々や、協力いただいた方々、そして野球部員の努力や思いが、大会が無事開催できた大きな要因でしょう。一昨日の応援練習のお陰もあって、中学生たちは楽しみに待っていました。特に、初めて体験する1年生は、格別だったと思います。

開会式、応援団によるエール交換、そして試合。試合は本校の校長先生の始球式で始まりました。専攻の都城西、後攻の泉ヶ丘共に力を出し接戦でした。泉ヶ丘が攻撃のときは全員立ち上がって、拍手や振りで応援を盛り上げます。附属中出身の先輩も活躍し、生徒は喜んでいました。6名の中学生部員も参加した吹奏楽部による生演奏も素晴らしかったです。声が出せませんでしたが、メガホンを一生懸命たたいて応援していました。結果は、本校が3-1で見事勝利を収めました。試合終了後には両校の健闘をたたえて、球場全体から拍手が贈られました。

中学生がこうして定期戦に参加させていただけることは、本校ならではのことで幸せなことです。両校の関係者の方々はもちろんのこと、球場関係者、審判員など、多くの地域の方々の協力をいただいて歴史を刻んでいるこの大会。両校の主将による選手宣誓の中に「世界で大変な思いをしている方々がいる中で、こうして野球をできる幸せ」といった言葉がありました。両校がよきライバルとしてよき仲間として、これからも伝統を紡いでいってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

※手指消毒や座席の工夫等、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で実施しました。