日誌

全国いじめ問題子供サミットで発表!

1月25日(土)東京の文部科学省において、「令和6年度全国いじめ問題子供サミット」が開催され、本校は宮崎県代表として発表を行いました。このサミットは、「いじめ問題に向き合うリーダーを育て、取組を後押しする」という趣旨で、2015年度から毎年行われている全国規模の大きなサミットです。(本校は、3年前も県代表として文科省での発表が決まっていましたが、そのときはコロナ禍でOn-lineでの実施となりました。)今回のテーマは「いじめを生まない環境づくり」。全国から各都道府県代表等の150名の小中学生が一堂に会し、ポスターセッションで発表を行いました。本校清泉会を代表して発表を行ったのは、3年生・平山笑里さん2年生・後藤稟子さんです。本校では今年度から一定のルールの下、携帯・スマートフォンの校内持ち込みが許可されており、そのことから人権について全校で考えたいのちの授業での一連の取組を「人権で考えるスマホと未来」と題して発表を行いました。生徒が中心となり、学級で、全校で授業を行い真剣に取り組んだ内容を、発表者二人を含めた清泉会執行部が中心となりポスターにまとめ、思いを伝えました。二人の発表は、会場を見て回っていた阿部俊子文部科学大臣の目にも留まり、声をかけてくださり、質問を受けていました。また、全体の司会者にも二人とも立候補するなど、堂々とした取組で、本校代表として、宮崎県代表として、大変誇らしく感じました。講演では芸人のなだぎ武さんが、ご自身がいじめられた体験を交えながら話をしてくださり、児童・生徒たちは聴き入っていました。このサミットは「いじめに向き合うリーダーを育てる」という趣旨があります。今回の発表に繫がるいのちの授業に全校で取り組んできた120名は、これから「いじめに向き合うリーダー」として、「いじめ」「人権」について、よく考え、取り組み、広げていってほしいと思います。本校の取組は、これからも続いていきます。