日誌

都城市長講演がありました

1月15日(水)7時間目に、都城市長である池田宜永(たかひさ)様による講演がありました。しっかりと防寒対策・感染症対策をして体育館に集まった中学生全員と高校1・2年生。池田市長のテンポのよい、分かりやすいお話にすっかり引き込まれて真剣に話に聞き入っていました。池田市長は都城泉ヶ丘高校の卒業生ですので、皆さんにとって先輩になります。卒業後、大学・大学院と進まれ、大蔵省・外務省(オーストラリア日本大使館)・財務省などでの勤務を経られて平成24年から都城市長となられ、現在4期目を務めておられます。講演のタイトルは「結果が出る自治体経営~都城フィロソフィを基軸として」。フィロソフィとは考え方・哲学と捉えればよいでしょうか。都城市の職員の方々は、市民の幸福と市の発展のために、人間力(=当たり前を当たり前に)を大切に日々努力をしていると話されていました。「都城フィロソフィ」には、例えば「あいさつが全ての基本」「明るく元気に、素直な心で前向きに」「感謝の気持ちを忘れず、謙虚に生きる」といった、みなさんが小さい頃から繰り返し教えられてきたようなことが多く含まれています。つまり、これらのことは、大人になっても大事なことであると気付かされました。また、市長として、何かを計画し計画し、結果を出すことが大切だということも話されました。例えば「ふるさと納税」「人口減少対策(移住政策)」「マイナンバーカード」など、都城が日本一になったニュースは何度となく耳にしてきました。日本一になったからこそ、より多くの方が都城のことを知ることになり、それがよい循環へと繫がっていきます。限られた時間の中でしたが、生徒の質問にも答えてくださり、中学生からも2年生後藤稟子さんが挙手して質問しました。この講演のために用意してくださった資料はカラー刷りの分厚いもの。この中には、今回触れることのできなかった都城のより具体的な内容がたくさん載っています。池田市長、大変分かりやすい、生徒たちの心に届くお話をありがとうございました。生徒たちが日々通う学校があるのは都城。都城についてよりしっかりと学ぶことができました。貴重な時間を割いてお話しいただけて、感謝申し上げます。