日誌

薄黄木犀(うすぎもくせい)の花

秋が深まってきました。泉ヶ丘の木々も葉を落としているものも多く、外の専心(清掃)担当の生徒は、そろそろ掃き掃除が大変になってくる頃です。泉ヶ丘の正門を入ったちょうど正面あたりに、丸い形の印象的な木があります。薄黄木犀の木です。金木犀や銀木犀は有名ですが、花の色が異なります。金木犀は濃いオレンジに近い黄色の花、銀木犀は白い花ですが、この薄黄木犀は、薄い黄色の花をつけます。秋が深まり、今かわいらしい薄黄色の小さな花が枝いっぱいに咲いています。香りは金木犀のほうが強いのですが、実をつけない金木犀と違って、この薄黄木犀は5月ごろに実をつけます。緑の葉を茂らせ、花を咲かせ、実をつける。一年を通して様々な表情を見せてくれる木です。来年、5月ころ、実をつけている薄黄木犀の木も楽しみにしてほしいと思います。