延岡市立南浦中学校
延岡市立南浦中学校
3月7日(火)、ぽかぽか陽気の中、美術の先生のご指導が始まりました。令和3~5年にかけて完成する「プール壁壁画」制作です。
令和4年度、真っ白な壁に描かれるのは、「須美江海岸」です。
ワクワク、ドキドキ、担任も副担任も一緒に塗り始めました。
どんどん進んでいきます。「あ、はみ出しました。」「絵の具が垂れてます。」「遠くから見れば・・・」
「下絵をちゃんと見て色を考えよう」あっという間にお昼です。
集中しすぎて、ちょっと疲れもみえる女子2人・・・。気持ちよさそうです。
午後からは、報道関係の方が取材に来られました。15時、全体を塗り終わり、やり切った感満載の3年生です。
これから細かい部分の色塗りもあるのですけど、今日はここまで。
「去年の先輩が描いた熊野江海岸と僕たちが描いた須美江海岸。並んでみると素敵だな~。」
これで一つ、お世話になった南浦中に恩返しができた、と3年生。
そして、今日3月8日(水)は、全校生徒と先生方に手作りクッキーのプレゼントがありました。
2つ目の恩返し・・・美味しくいただきました。
3年生の皆さん、あと1週間となった中学校生活を存分に楽しんでくださいね。ごちそうさまでした。ありがとう。
2月21日(火)、南浦中学校に延岡市 読谷山市長、澤野教育長が来校されました。
地域の課題をテーマとした総合的な学習の時間のプレゼンテーションを聞いてくださったのです。
この日は学校関係者評価委員会もあったので、評議員の皆さんにもプレゼンすることができました。
B班は「海のゴミを減らすためにはどうすればよいか」
この1年間、海岸のゴミ拾いを、休日を使って自主的に行ってきました。まだまだゴミはなくなりません。微力だけれど、希少生物が多く生息するふるさとの海岸を守りたい。そのために講演会も聞きました。PRサイトも作りました。他県の取組も調べました。大好きなきれいな海を守るために、探究し続けています。
続いてA班「少子高齢化を防ぐためにはどうすればよいか。」
人を呼び込むために、浦城、須美江、熊野江の良さが分かるPRサイトを作りました。写真は自分の足で撮ろうと決意し、歩き続けました。時には仲間と熊野江から鏡山まで2時間登山して、3日間筋肉痛がとれないこともあったけれど、ふるさとに素敵な場所がたくさんあるという発見をしました。そうだ、特産物を使ったお弁当は?というアイデアに、案をいくつも描き、サンドイッチ弁当を考え、試作しました。自分たちができる取組をみつけようと、他地域の取組を調べメリットデメリットも考えました。
今日は、私たちの考えたお弁当を初めて、生徒以外にお披露目しました。試食してくださる皆さんをドキドキしながら拝見していました。
「おいしいよ。」と全部完食してくださった時は、ほっとしてうれしくなりました。
読谷山市長は、素晴らしい発表に感動したとおっしゃってくださり、論理的に話ができる南浦中生徒を褒めてくださいました。
澤野教育長は、今日の発表の出来を自己採点してみると何点?と問いかけてくださり、かなり高度な発表だった、自他の幸せを考えて探究している、この学習を来年度もさらに深めてほしいとエールをくださいました。
ふるさとを思い、ふるさとのために、今できることに真剣に向き合った南浦中生徒13名。この日のために自主的にプレゼン練習したり、原稿を覚えたりしました。努力した者にしか味わえない充実感を感じた時間になりました。
読谷山市長、澤野教育長、評議員の皆さま、今日は南浦中学校にご来校くださり、本当にありがとうございました。一生忘れません。 南浦中生徒・職員一同
2月10日(土)、今年度最後の参観日。参観授業の前に2年生の「立志のつどい」が行われました。
スライドショー上映のあと、校長先生のお話から始まりました。10年後、20年後は今存在していない職業に65%の子供が就くだろうという調査から、「みんなの未来はチャンスにあふれている。それぞれの夢の実現にむけて、今日の決意の言葉を胸に刻んでほしい。」とエールが送られました。
続いて、「誓いの言葉」を6人で唱えます。そして、テーマである「これまでの感謝と決意」を、一人一人が自分の座右の銘とともに、堂々と述べました。
それを受けて、保護者から「励ましの言葉」をいただきました。
保育園に行きたくないと泣いていたのに、嫌な言葉をいわれて傷ついていたのに、2ヶ月に1回は病院にいくほど病弱だったのに、仲良しが転校してがっかりしていたのに、小さく産まれて病院にいる時間が長くて寂しかったのに、家ではわがままばっかり言っていたのに、小学校低学年まで泣いていたのに・・・
いつの間にか、やりたいと思うことにチャレンジしたり、夢をみつけてそれに向けて努力したり、手伝いをするようになったり、辛いと弱音を吐かなくなったり、誕生日はママの料理がいいと言ってくれたり、ありがとうを言えるようになったり、親を支えてくれることもあったり、・・・成長を感じる14歳になったね。これからもあなたをずっと応援しているよ。
保護者の愛の言葉に涙があふれます。
担任、副担任も、温かいまなざしで見守りました。
そして、生徒から保護者へサプライズ!手作りのプレゼントBOXです。家族との思い出の写真や感謝のメッセージを入れました。生徒は恥ずかしそうに渡し、保護者はうれしそうに受け取ってくださいました。
最後に3年生から励ましの言葉です。
「これから前へ進むみなさんに大切にしてほしいことを2つ伝えます。1つ目は、一人で頑張りすぎないことです。一人で行動し自立することは大切ですが、協力することはそれ以上に大切だと思います。6人で協力して互いに支え合ってください。2つ目は周りへの感謝を忘れないことです。これはもうできていると思います。自分は一人ではないことを忘れず、楽しく充実した学校生活を送ってください。応援しています。」
先輩の大きな愛のある言葉で締めくくられ、南浦中「立志のつどい」は終わりました。
「立志のつどい」での6人の決意は、大輪の花を咲かせることでしょう。14歳、心からおめでとう。
1月27日(金)、来年度本校に入学予定の6年生4名が「新入生説明会」に参加しました。
まずは、授業体験。社会科です。現中1の3人が先輩として一緒に授業を受けました。先輩と一緒に課題解決に向けて答えを導き出します。
「鎌倉に幕府を開いたのはなぜ?理由は?」「沖縄の家の特徴ってどんなところ?理由は?」
緊張していた顔も、先輩や先生と議論しているうちに落ち着いて、立派な発表をすることができました。
授業の最後は、中学生対小学生で地図記号のかるた大会です。勝負に先輩後輩はありません。作戦から真剣勝負!!
勝ったのは小学生チーム!この団結力は、中学校に入って素晴らしい学級になることを物語っていると思いました。
続いて、説明会です。保護者と一緒に中学校生活についての心構えを聞きました。
校長先生のあいさつ、生徒会の学校紹介、学習・生活について、様々のことを知る1時間になりました。
放課後は部活動を体験しました。
6年生の「楽しかった~」という言葉がとてもうれしい1日になりました。4月の入学を在校生と職員全員で心待ちにしています。今日は、南浦中生も充実したそして楽しい1日になりました。ありがとうございました。
1月10日(火)、学校がにぎやかになりました。3学期の始まりです。
始業式では、各学年の代表が3学期の抱負を発表しました。先輩の姿を追ってへ自分を変えたい、2学期チャレンジした自分をもっと成長させたい、南浦に恩返しをして巣立ちたい、と、今の素直な自分を表現していました。三人の発表には、自然と大きな拍手がわきました。
校長先生からも三人の思いが称えられ、「自立と貢献」の心を大切に過ごすことについてお話がありました。
生徒の伴奏による校歌を歌って、凜とした雰囲気で始業式が終わりました。
各教室での学活では、生徒達が生き生きと活動していました。
担任の先生方は、前日から教室整備に余念がありませんでした。その思いを受け、生徒はうれしそうです。
3年教室では、絵馬が飾られて高校受験に向けて、心が一つになっていることがわかりました。
気温も暖かく、心も温かく、「何となく、今年はいい事あるごとし。元日の朝、晴れて風なし。」の思いです。