大会報告

演劇専門部より

第23回宮崎県高等学校演劇春の発表会 成績報告

2024年2月12日(月)都城市ウェルネス交流プラザにて開催された演劇春の発表会(生徒創作)の 大会の成績については下記の通りです。

大会成績

第1位  都城泉ヶ丘高等学校    

    「VBI~Valentine’s Day Bokumetu Iinnkai そんなんでいいんかい~」 

第2位 宮崎日本大学高等学校

     「2月某日」     

第3位  宮崎大宮高等学校    

    「√-1のWhite Night」


創作脚本賞 宮崎大宮高等学校 「√-1のWhite Night」

      中武愛実(1年) 財津葵衣(1年)作

 以上

第45回宮崎県高等学校総合文化祭 演劇部門  第76回宮崎県高等学校演劇県大会 成績報告

大会成績

最優秀賞  宮崎商業高等学校 「シンギュラリティ」

優秀賞1席  宮崎南高等学校    「学校の片隅で、数式を叫ぶ」

優秀賞2席    宮崎日本大学高等学校    「大事なことは、幼稚園で教わりました」

優良賞(上演順) 宮崎東高等学校 通信制 「生的関係」

                都城西高等学校     「どこだろう、今痛んだのは。」

         宮崎北高等学校     「アイナンバー」

 

創作脚本賞    宇田川隆之介(宮崎日本大学高等学校 顧問)「大事なことは、幼稚園で教わりました」

舞台美術賞    宮崎東高等学校 通信制 「生的関係」

アンサンブル賞  宮崎商業高等学校     「シンギュラリティ」

 

 本大会の最優秀賞の宮崎商業高等学校と優秀賞1席の宮崎南高等学校の2校は 12月23日(土)・24日(日)に長崎県諫早市で開催される九州大会に、本県 代表として出場が決定致しました。

第45回宮崎県高等学校総合文化祭・演劇部門

 

 

1.開催期間  9月27日(水)~9月30日(土)

2.会  場   野口遵記念館(延岡市)

3.入  場  無料。入場制限なし。

4.撮  影  上演の撮影はできません。

        但し、上演校は自校上演時に各校上限4名分(ビデオ2・写真2)の撮影許可証を発行します。

        保護者の皆様で撮影をご希望される方は、事前に顧問の先生にご相談ください。  

5.上演日程と作品名一覧

9月27日(水) 第1日目

  時間 学校名 作品名 作者 区分
開場

9:20 ~

   ※鑑賞動員あり※    
開会式

9:40~9:50

       
上演1 10:00~11:00 宮崎北 『アイナンバー』 長友展昭作 顧問創作
上演2

11:20~12:15

宮崎大宮 『ビビッと・すべくトラム』  宮崎大宮高校演劇部作 生徒創作
1日目講評

12:25~

       

 

9月28日(木)第2日目

  時間 学校名 作品名 作者 区分
開場 9:30~        
上演3 10:00~11:00

延岡

『STAR』

川口睦希

生徒創作
上演4 11:20~12:05 宮崎商業 『シンギュラリティ』 永迫直弘 顧問創作
午後開場 12:50~    ※午後鑑賞動員あり※    
上演5 13:20~14:00 宮崎農業『 『転入生』 坂元蘭 生徒創作
上演6

14:20~15:10

都城泉ヶ丘 『今を生きてる』 下沖叶佳 生徒創作
2日目講評 15:20~        

9月29日(金) 第3日目

  時間 学校名 タイトル 作者 区分
開場 9:30~        
上演7

10:00~10:50

都城商業

『きっかけ』

能勢穂美 生徒創作
上演8 11:10~12:10 宮崎南 『学校の片隅で、数式を叫ぶ』

河原美那子と

宮崎南高校演劇部

顧問創作
午後開場 12:50~        
上演9 13:20~14:10 佐土原 『恩返し』 山下結楽 生徒創作
3日目講評 14:20~        

 

 9月30日(土) 最終日

  時間 学校名 タイトル 作者名 区分
開場 9:30~        
上演10 10:00~11:00 宮崎東・通信制 『生的関係』 香川芽生 生徒創作
上演11 11:20~12:05        
午後開場 12:50~ 宮崎日大 『大事なことは、幼稚園で教わりました』 宇田川龍之介 顧問創作
上演12

13:20~

都城西 『どこだろう、今痛んだのは』  長尾直紀 顧問既成
4日目講評 14:40~        
全体講評

15:05~

       
表彰・閉会式 15:30~        

 

注記1 高校総合文化祭は、演劇専門部の県大会予選大会となります。

注記2  上位6校が、11月18日・11月19日に三股町立文化会館で開催される県大会に進出します。

 

第75回宮崎県高等学校演劇県大会 上演日程

県高総文予選を通過した6校が、三股町立文化会館で行われる決勝大会で作品を上演いたします。

上演順は、以下の通りです。

一般入場可。

11月5日(土曜日)    
13:00~13:20 開会式  
13:40~14:40 上演1 宮崎南高校 「誰かのための、芋けんぴ」
15:00~16:00 上演2 宮崎東高校・通信制 「ベラドンナリリーの料理人たち」
11月6日(日曜日)    
10:00~11:00 上演3 佐土原高校 「ヒトコン」
11:20~12:20 上演4 都城西高校 「いつかの青すぎた夢も」
13:10~14:10 上演5 宮崎商業高校 「ふたり」
14:30~15:30 上演6 宮崎日大高校 「普通が一番」
16:00~17:00 講評(2日分)  
17:00~17:20 表彰・閉会式  

第44回宮崎県高等学校文化連盟演劇部門 出場作品一覧

令和4年9月26日~9月30日の4日間に渡り、門川町総合文化会館で開催され、13校が上演しました。  

昨年度より上演校数が大幅に減少して寂しい限りですが、コロナ禍で活動や上演基準が制限される中、各校が舞台に挑みました。

また、本大会が3年ぶりに保護者の観覧が可能となりました。

一日も早く、観劇制限なく多くのお客様にご覧いただける日が戻ることを祈っております。

なお、大会の結果、以下の6校が、11月5日~11月6日に三股町立文化会館で行われる第75回宮崎県高等学校県大会に出場します。

 県大会出場校(上演順に) 佐土原高校、宮崎南高校、都城西高校、宮崎日大高校、宮崎東高校、宮崎商業高校

宮崎農業高校

「僕がいた日々」

宮崎 美紅 作(生徒創作)

宮崎北高校

「この想い冷めないで」

牧 尚汰 作(生徒創作)

 佐土原高校

「ヒトコン」

大衛 里胡 作(生徒創作)

 

都城泉ヶ丘高校

「LOCK・ZOO」

田中 真人 作(生徒創作)

 

宮崎大宮高校

「家族の定義」

宮崎大宮高校演劇部 作

 

宮崎南高校

「誰かのための、芋けんぴ」

宮崎南高等学校演劇部と河原美那子 作

(生徒・顧問創作)

 

都城西高校

「いつかの青すぎだ夢も」

長尾 直紀 作(顧問創作)

 

高城高校

「ハッピーウェディング☆彡」

Toshihide Okada(既成)

 

宮崎日大高校

『普通が一番』

顧問宇田川隆之介・演劇部員一同 作

(生徒・顧問創作)

延岡高校

「No THANXX」

川村 茉優 作(生徒創作)

 宮崎東高校

「ベラドンナリリーの料理人たち」

香川 芽生・長友 啓悟

・池田 孝彰・和田 ちほ 作

(生徒・顧問創作)

 都城商業高校

「ムゲンの人生」

五反田 美希 作(生徒創作)

宮崎商業高校

「ふたり」

貴島 大地 作(生徒創作)

 講師 

段 正一郎

(元演劇専門部部会長

・劇団いかがなものか 主宰)

本田 泉

 (ユニット「あんてな」主宰)

 

   

 

 

 

 

 

第43回宮崎県高校総合文化祭演劇部門出場作品一覧

第43回宮崎県高校総合文化祭演劇部門
出場作品一覧

 本年度も新型コロナウィルス感染症対策のため無観客開催となりましたが、加盟校17校中14校が出場して開催することが出来ました。
 観劇を希望されていた保護者の皆様をはじめ、多くの方に見て頂くことが出来ませんでしたが、こちらに各校作品名と舞台写真を紹介させて頂きます。

【上演順】
宮崎日大高校『煙とモラトリアム』 酒匂 華音 作 (生徒創作)
宮崎日大














宮崎大宮高校 『お栄』  愛甲孝夫・宮崎大宮高校演劇部 作(顧問・生徒創作)
宮崎大宮














宮崎南高校  『今も、ずっと』 宮崎南高校演劇部 作
宮崎南












宮崎農業高校 『生きる』 木村 俊介 作(生徒創作)
宮崎農業














延岡工業高校 『虚実の面影』 赤星 七海 作(生徒創作)
延岡工業














延岡高校   『Life』   千北 彩瑚 作(生徒創作)
延岡














佐土原高校  『オウム』  中園 裕人 作(生徒創作)

佐土原














都城商業高校 『Break』          外園    美結 作(生徒創作)
都城商業













高城高校   『ハイ・ホー』   加藤のりや 作(既成)
高城












宮崎東高校・通信制 『また、明日。』 野村 由美 作(顧問創作)
宮崎東














宮崎商業高校 『繭から手繰る、』金丸 千夏 作(生徒創作)
宮崎商業















都城西高校  『それまでは』  長尾 直紀 作(顧問創作)

都城西














宮崎北高校 
『キャンプファイヤー』 長友展昭 作(顧問創作)
宮崎北       














妻高校 『NAKAZAKI Beach House』松浦 聖作(生徒創作)
妻










【大会審査員】
段   正一郎 先生(元本県演劇専門部部会長)
成 合 朱 美 様 (劇団SPC 俳優)
段先生成合朱美様









第43回宮崎県高校総合文化祭演劇部門結果発表

第43回宮崎県高校総合文化祭演劇部門結果発表
9月29日(水)~10月2日(土)に4日間にわたって行われた演劇部門の成績を発表します。

 今大会の結果を記載します。県大会に駒を進めた学校は
 上演順に
 ・宮崎大宮  「お栄」
 ・宮崎南   「今も、ずっと」
 ・宮崎東通信制「また、明日。」
 ・都城西   「それまでは」
 ・宮崎北   「キャンプファイヤー」
 ・妻     「NAKAZAKI Beach House」
 の6校です。
 
 県大会は、5月の総会資料に記載の通り、11月20日(土)・21日(日)に
三股町立文化会館で行われます。
 



〈演劇専門部〉無観客開催について

第43回宮崎県高校総合文化祭演劇部門(観劇について)

9月29日(水)~10月2日(土)に4日間にわたり開催されますが、新型コロナウィルス感染症蔓延防止重点措置対策のため、無観客開催となりました
保護者の皆様の入館も出来ませんので、ご了承ください。





第41回演劇技能発表会

第41回演劇技能発表会(報告)

令和3年7月22日(木・祝)~7月23日(金・祝)に、無事に本年度も、下記の講習会(演劇技能発表会)を開催することが出来ました。

昨年度と同様、演技講座は、講座会場を2会場に分けて、密を作らないように配慮しながらの開催となりました。

第21回宮崎県高等学校演劇春の発表会(報告)

第21回宮崎県高等学校演劇春の発表会(報告)

令和3年2月11日(祝)メディキット県民文化センターで開催予定であったこの発表会。
新型コロナウィルス感染症対策のために、大会開催が困難となったため、会場を二転三転しながら、なんとか、3月11日に、宮崎市佐土原総合文化センターにて開催することが出来ました。

開催地変更に当たりましては、県内の公共ホールの皆様に、心からの配慮を頂きましたことを、御礼申し上げます。

また、開催日が3月11日となったことから、2010年に本県で開催された、全国高校総合文化祭みやざき総文視察で訪問されていた、福島県実行委員会のみなさんより、当時の写真をお借りし、さらに、福島県飯館高校サテライト校作『サテライト仮想劇・いつかその日に』を映像で抜粋して全員で鑑賞した後、全員で黙祷を捧げることができました。
本来ならば、みやざき総文の次は、ふくしま総文でした。
同じ高校生が、同じ時を、それぞれの地でどう過ごしてきたのか、思いを馳せる一助になってくれればと思います。

開催に当たりましては、
①大会2週間前からの健康観察記録、事後2週間の健康観察
②大会1週間以内の家族に体調不良者がいないか、県外との往来はないか
等の保護者確認を義務づけました。

幸い、無事に大会を終えることができたので、安堵しています。
これからも、コロナ対策を全員で実施しながら、大会が開催できますよう、
ご協力をお願い致します。

第73回宮崎県高等学校演劇研究大会 大会報告

第73回宮崎県高等学校演劇県大会(報告)

令和2年11月7日(土)~11月8日(日)に、三股町文化会館のご協力で、本年度も無事に県大会を実施することが出来ました。

コロナ下での大会開催であるため、県大会出場校には、厳密なコロナ感染対策・健康観察記録をお願いした上での開催でした。

高校総合文化祭は無観客でしたが、この時期は、コロナ感染率がやや下がっていたこともあり、一般観客を入れて開催することが出来ました。
通常の開催に加え、一般観客のコロナ対策・入場管理まで執り行って頂いた、三股町文化会館に、心から御礼申し上げます。

大会成績は、以下の通り。
最優秀賞1校のみが、熊本県で開催された九州大会に出場。

最優秀賞   『まいごの まいごの』 都城商業高校 (生徒創作)
優秀賞1席 『この橋で いつか』 宮崎東高校・通信制(顧問創作)
優秀賞2席 『いとの食堂』    佐土原高校(生徒創作)
優良賞   都農高校、宮崎南高校、宮崎日大高校
創作脚本賞 『ひなた荘より、春を待つ君へ』(生徒創作)
舞台美術賞 該当なし

都城商業←都城商業高校(生徒創作)
 『まいごの迷子の』






宮崎東 
 宮崎東高校・通信制→
(野村由美作)
 ひとり芝居
 『この橋で、いつか』
佐土原

 

←佐土原高校(生徒創作)
  『いとの食堂』



宮崎南 
  
  宮崎南高校(生徒創作)→
    ☆創作脚本賞
 『ひなた荘より、
  春を待つへ』            


都農高校 
←都農高校(既成)
  『クィーンの身代金』


 *都農高校は、令和2年度をもって閉校  
  となりました。



宮崎日大
   
  宮崎日大高校(生徒創作)→
    『自画像』






〈県大会審査員〉
 あべゆう (こふく劇場・俳優。現在休団中)
 村田遼太郎(劇団いかがなものか・俳優。)
審査員

文化を育む土壌


                                  専門部会長 段 正一郎(延岡高等学校 校長)

 昔話を好むのは、年を取った証拠ですが、実際年を取ったのだから、もういいのです。昔話をします。
 私が教員になったのは昭和54年で、国語の教員だという理由だけで、有無を言わさず演劇部の顧問にさせられました。当時の演劇部の顧問会は、酒飲みの巣窟でした。泊まりがけの演劇講習会やコンクールの懇親会では、酒癖の悪い顧問が東京から呼んだ高名な審査員にからんだり、深夜までお互いの劇を批判しあったりと、大荒れになるのが常でした。
 そんな飲み会を嫌がる人もいましたが、でも私は、いい年をした大人の先輩教員が、いつまでも万年書生のような議論をしている光景は嫌いではありませんでした。また、そんな酒飲みは、毎年渾身のお芝居を持ってきました。最近は、飲み会に出る人も少なくなりましたし、飲んでもスマートな酔い方をする人ばかりになりました。
 文化の反対概念は、利便性とか効率だと私は考えています。荘子でしたか、混沌にお礼をしようとして穴を開けていったら、混沌が死んでしまったという話がありましたが、私たちは文化を育てようと唱えながら、一方では文化を殺そうとしているのかもしれません。演劇を始め、部員数の減少を生徒減に帰する理屈があるとするなら、それは違うと思います。学校も含めて、私たちの社会のどこかに、文化の育成を阻む要素があるのだと、私は思っています。
 さて、今年も佐土原高校が5年連続で県代表になりました。ここ数年の中では、最もいい作品だったと私は思います。佐土原高校の健闘を称えつつ、演劇専門部の隆盛のためには、どこかに佐土原高校を凌ぐ作品を作って欲しいという思いもあります。