2016年11月の記事一覧

焼きいも

 今日の3~4校時、1・2年生がいもほりで収穫したサツマイモで焼きいもをする準備をしました。焼く前にサツマイモを塩水に浸けておくとサツマイモが甘くなるそうです。そのため、たらいに塩水を準備して、サツマイモを洗って入れる作業をしていました。「焼きいも~焼きいも~」と歌を口ずさみながら歌う子どもや、「もう焼く準備はしてあるんですよ!」と運動場を指さして教えてくれる子どももいました。


        【焼きいも楽しみだなぁ】


【いもほりの日に洗ったサツマイモをもう一度念入りに洗いました】


            【あま~く、おいしくなあれ】

 その後、アルミホイルでサツマイモを包んだら外に出て焼く準備に入りました。新聞紙を入れたり枯れ葉を集めて入れたりして、火をつけました。するとごうごうと火が燃え上がりました。おそるおそるサツマイモを入れ、その後は火が消えないように枯れ葉を集めて入れ、火を絶やさないようにしました。


【15個のサツマイモをきれいに包みました】



        【勢いよく火がつきました】


【落ち葉をたくさん集めてね】

 給食時間中は、1・2年生が火のそばにいられないので、校長先生が火の具合を見てくださいました。それを1年生に話すと「校長先生、一人で落ち葉を集めたり、火を見たりできるんですか?すごい!!」と驚いていました。また、「この間、おいものおやつをもらったから、今度は僕たちが3~6年生に焼きいもをあげるね」と友達に話していました。
 そして、給食の後「おいもが焼けました!」と嬉しい知らせが来ました。早速みんなで外に出て、焼きたてのほくほくした焼きいもを食べました。塩水につけた効果もあったのか、とっても甘くてしっとりしたおいしい焼きいもでした。「おいもを食べたらおにぎりが欲しくなったー」、「焼きいもがデザートやね」などと言う子どももいて、まだまだお腹に余裕があるようでした。今日は給食に加え、焼きいもも食べられ大満足の子どもたちでした。


【きれいな黄金色でした】


    【おいしくて、ペロリと食べてしまいました】

みんデー

 今日の昼休みはみんなで遊ぶ日でした。荒谷小ではみんなで遊ぶ日を「みんデー」と呼んでいます。今日は1年生のリクエストでサッカーをしました。1~5年生に1・2年生の担任の先生が加わったチーム対6年生に5・6年生担任の先生が加わったチームの対戦でした。圧倒的に1~5年生チームが人数が多いのですが、6年生もコート内を走り回りいい勝負をしていました。


【ボールをもっているのは1~5年生が長いですが、なかなかゴールが決まらない】

 1~5年生は細かくパスをつなぐ戦略のようでした。反対に6年生は攻撃する子どもが3人しかいないので、大きなパスを出してゴールを狙っていました。


【先生方はキーパーをしました。大きな声で子どもたちに指示をしていました】

 この勝負、点の取り合いだったようで1~5年生チームが4点、6年生チームが3点取ったそうです。今朝は学校内の温度計も一桁になっていて寒い朝でした。そのため、ストーブを体育館から出して各教室に設置しました。その寒さが嘘のようにお昼頃には暖かくなりました。この小春日和の中、元気に外で遊んですがすがしい汗を流した昼休みでした。

感謝の調理実習

 昨日の5・6校時のクラブ活動では、先日いもほりで収穫したサツマイモを使って調理実習をしました。今回は、おいもチップス、スイートポテト、モンブランを作りました。まずは、5年生が調理する際の心構えを「調理をする時には安全にしましょう。また、サツマイモのお世話をしてくれた地域の方や自然の恵みに感謝して調理をしょましょう」と話しました。

 早速調理のスタートです。おいもチップス班は、サイコロ状のサツマイモを油で揚げていきました。「180℃はこれくらいかなぁ」、「これ、おいもキューブやね」と言ったり、「熱いうちに塩をかけてね」と言ったりしながら、順調に揚げていきました。その後、追加のサツマイモを準備し始めました。次は半月状に薄く切りおいもチップスそのものです。2種類あることで、食感の違いが楽しめておいしさ倍増になるのではないでしょうか。


【香ばしい香りが漂いました】

 スイートポテト班は、ゆでたサツマイモをつぶして生クリームや砂糖、卵黄などを加えて混ぜていきました。混ぜ終わったら、表面に卵黄を塗ってつや出しをしました。それからトースターで焼きます。一口サイズのかわいらしいスイートポテトが出来上がりそうです。

【しっかりつぶして、おいしくなあれ】

 モンブラン班は、まず生クリームを作りました。泡立て器で混ぜたため、「あー、腕が疲れる」、「(生クリームがクリーム状になり)少し重たくなってきた」等と話しながら混ぜていました。そして、生クリームの角がピンと立つくらいまで泡立てました。その後、つぶしたサツマイモに生クリームや砂糖を加えてペースト状にしました。そして、クッキーの上に生クリームを乗せ、その上にサツマイモのペーストを乗せモンブランが完成しました。しかし「まだ、生クリームもおいもも余ってるね」と子どもたちが話し、急遽もう一段生クリームとサツマイモのペーストを載せることにしました。すると、その名のごとくモンブラン、山のようになりボリューム満点のおやつが出来上がりました。


【1・2年生の担任の先生もお手伝いをしてくれました】

 図書室で宿題をしていた1・2年生にも、これらの3種類のおやつを持っていき、みんなで試食しました。「おいしい!」、「次これ食べてみよう」、「これ2個食べてもいいですか?」などと言いながら食べる子どもたち、あっという間におやつは子どもたちのお腹に入ってしましました。


【「これ、剣道の前に食べたら力が入るね」と話していました】


 【塩味や甘い味、色々なおやつに変身したサツマイモ】


     【モンブラン おいしかったですか?】

 今回の調理実習では、安全にそして感謝の気持ちをもって調理をすることができました。「日曜日にまた作ってみよう!」と言う子どももいました。今回学んだことが、子どもたちの生活に結びつくことは嬉しいことです。この調理実習ができたのも、地域の方がサツマイモをお世話してくださったお陰です。本当にありがとうございました。

石狩汁

 今日の給食は、むぎごはん、石狩汁、宮崎黒豚メンチカツ、ゆでブロッコリー、牛乳でした。


 【今日もおいしそう!】

 今日の石狩汁はいつもとは違い、昨日収穫したサツマイモが入っていました。また、昨日給食調理員の先生が1・2年生に注文して届けて貰った生しいたけも入っていました。サイコロ状に切ってある鮭に合わせてサツマイモもサイコロ状に切ってありました。また、しいたけも四角く切っていて食べ応え抜群でした。
 教室をのぞいてみると、1・2年生は「サツマイモがあまいです」と言ってパクパク食べていました。3・4年生は「しいたけが肉厚です!」と笑顔を見せ、5・6年生にはサツマイモがどっさり入った石狩汁が準備されていました。


   【自分たちで育てた野菜を使った贅沢な給食でした】


 【たっぷり召し上がれ】

 給食調理員の先生に、今日の献立について尋ねると「干ししいたけを使う時は、細かく切るようにしているけど、生しいたけを使う時は少し大きめに切るようにしています」、「大根はどんな風に切ったらいいかなぁと思ったけど、今日はにんじんに合わせていちょう切りにしました」と話されていました。素材によって切り方を変えて、噛みやすさや歯ごたえを感じられるようにされているようです。見えないところでかけられていた給食調理員の先生の愛情によって、子どもたちは毎日おいしい給食をいただくことができています。ありがとうございます。


【身も心も暖かくなるような給食でした】

チャレンジ!メディアコントロール

 今日の5校時に全校学活を行いました。今日はメディアについての学習です。まずは、1学期に行った生活習慣アンケートの結果を提示しました。はじめに平日にテレビやゲーム、スマホ等をする時間をグラフにしたものを見ました。すると、子どもたちの予想に反して、ゲームをする時間よりテレビを見る時間が多いことが分かりました。次に、休日のテレビやゲーム、スマホ等をする時間を見ました。すると、ここでもゲ-ムをする時間よりもテレビを見る時間が多かったです。

 今回、テレビやゲームを長時間見た時に、頭や身体にどのような影響があるかを学習しました。学習面では、ゲーム等をする時間が少ない子どもほどテストで高得点を取る子どもが多いということがデータで示されていました。また、身体面では、テレビやゲームが視力に影響を与え、体力の低下ももたらすことを学びました。

【学力との関係も見えて、ゲームを控えようと思った子どももいたのではないでしょうか】


【今の時期に身体を動かすことがとっても大切です】

 今日から11月24日(木)まで、諸塚村内の小・中学校は「チャレンジ!メディアコントロール」と題して、メディアに触れる時間を減らす等の取組を行います。ご家庭でもぜひご協力いただき、メディアと向き合っていた時間をお子さまとの時間に変えていただけると有り難いです。よろしくお願いいたします。

曇天 いもほり 大豊作

 荒谷小の子どもたちは、5月27日に地域の方の畑をお借りして、いもの苗植えを行いました。そして今日、3~4校時に楽しみにしていたいもほりを行いました。畑に行ってみると、いもの葉やツルが繁るように育っていました。
 はじめに、いもほりのめあてを確認しました。畑を貸してくださったり、おいものお世話をしてくださったりした地域の方への感謝、自然の恵みへの感謝を胸にいもほりをするということです。まずは全員で駄賃付け唄を唄い、心にも身体にも気合いを入れました。


【大きな歌声に土の中のサツマイモも目を覚ましたかもしれません】

 その後、いものツルや葉っぱを取りました。「綱引きみたーい」、「いも引きやね」、「ツルにカマキリのたまごがありましたー」など楽しそうな声があちらこちらから聞こえてきました。それからマルチを取り除きました。


   【みんなで作業するとあっという間に終わります】

 そして、いよいよいもほりです。ツルを手がかりに、手で土を掘っていくときれいな赤紫色のおいもが見えてきました。「おっきい~!」、「これ6つ子や~!」など顔を出したおいもを見て大喜びの子どもたち。「そーっとね。皮をきずつけんように掘ってね」と言いながら、慎重に掘り進めていました。おいもを掘った後の場所でも、「ここにツルが残ってます。もしかしたらおいもがあるかもしれません!」と言って掘る子どももいました。根気強く掘っていると、ひょっこりかわいいおいもが出てきました。


       【たくさんでてきたね】


       【顔よりも大きなおいもたち】

 今年のおいもはとっても大きくて、数も多かったです。はじめは一輪車を2台準備していたのですが、それでは足りずにもう2台持ってきました。


【こんなにたくさんのおいもが取れました】

 予想以上のおいもの量だったため、昼休みも使っておいも洗いをしました。畑を貸してくださった地域の方に持って行くおいももていねいに洗いました。洗っている最中に、「◯◯さん(畑を貸してくださっている地域の方)は、おいもは大きすぎない方がおいしいって言ってたよ。だから私は中くらいのおいもを選んだよ」と話している6年生がいました。地域の方から教えていただいたことを身に付け、それを生かして行動できるようになったんだなぁと嬉しくなりました。また、「おいもスティックにして食べたいなぁ。去年、学校で作って食べておいしかったから」と話す子どももいました。今週の木曜日にクラブ活動でおいもの料理をします。どのような料理ができるか楽しみです。


 【優しく洗いました】

 本日、子どもたちは一人5個おいもを持って帰ります。それでもまだまだおいもはたくさんあります。今日は、曇り空で雨も心配しましたが、無事にいもほりを終えることができました。そして大豊作といううれしい結果でした。定期的においも畑に足を運んで、おいもの様子を観察してきた子どもたちの喜びもひとしおだと思います。そして何と言っても、地域の方のお世話のおかげです。毎年子どもたちのために畑を貸してくださり、そしてお世話もしてくださり本当にありがとうございます。今年も秋の味覚をみんなでいただきます。

第14回 諸塚駄賃付け唄全国大会

 先週の土曜日、諸塚村中央公民館で第14回諸塚駄賃付け唄全国大会が行われました。本校の児童は全員この大会に出場しました。大会前日、5・6年生の担任の先生から、「うまく唄おうとせずに、自分の一番いい声を出せるように唄いなさい」とアドバイスをもらっていた子どもたち、どのような唄を聞かせてくれるのかとても楽しみでした。今年は、はじめに一般の部の唄があり、子どもたちの出番は11時30分頃からでした。
 荒谷小の子ども以外にも、諸塚小や七ッ山小の子どもたち、また高鍋町など他の地区からもたくさんの子どもたちが参加していました。
 1年生は、初めての駄賃付け唄の練習をした時は、どのように唄っていいか分からず、上級生が唄っている姿を見ながら一緒に口を動かしていました。そんな1年生も練習を重ね、本番では堂々と唄うことができました。


     【初めての舞台 がんばりました】

 2年生は、2回目の出場とあって少し余裕があるように思いました。自分の出せる一番いい声を出すことができました。


       【成長した姿を見せてくれました】

 3・4年生も毎日の練習の成果が実り、会場の奥まで届くような伸びやかな声で唄っていました。だんだん上手になっていく3・4年生、来年も楽しみです。


      【3年生 声に力がこもっていました】


【4年生 目が覚めるような晴れやかな声でした】

 5・6年生は、節をつけた唄い回しで、強弱も考えて唄っていました。駄賃付け唄の練習に来てくださる講師の先生のアドバイスを自分のものにしているなぁという印象を受けました。


【5年生 リラックスして唄っているように見えました】【6年生 トップバッターでした】


  【6年生 日々の積み重ねが唄に表れていました】

 10月の駄賃付け唄の練習からおよそ1ヶ月、唄を覚え、声の出し方を覚え、息継ぎのタイミングを覚えて、だんだん上手になってきた子どもたちの駄賃付け唄。これまでの地道な努力や、本番で多くの人の前で唄うことができた達成感・喜びが子どもたちを大きくしてくれたことと思います。

C学習発表会(森の学習フェスティバル)

 今日は、諸塚中でC学習発表会が行われました。このC学習発表会の目標の一つに「地域の自然や行事、人との関わりの中から、地域を再認識し、そのことで諸塚を愛し誇りに思う豊かな心情を培う」があります。各学校の発表を聞いて、様々な視点から諸塚を学べる貴重な日です。

 諸塚中に到着すると、大きな声で中学生があいさつ運動をしていました。とっても大きな声であいさつをしてくれる姿から、中学生が私たちを歓迎してくれているように感じてとても嬉しくなりました。教室に入ると、すぐにリハーサルをしました。3年生は初めてC学習発表会で発表をするので、ドキドキしているようでした。5・6年生は、一見淡々とリハーサルに臨んでいるようにも見えますが、内に秘めた熱い気持ちや自信が頼もしさ・安心感として4人の雰囲気から見て取れました。


【3・4年生 自分の思いが伝わるよう何回もリハーサルを重ねました】


【5・6年生 とっても落ち着いていました】


 リハーサルを終え、いよいよC学習発表会のスタートです。開会行事では、児童代表あいさつで6年生があいさつを述べました。練習の成果もあり、お腹から出る大きな声と堂々とした姿であいさつをしました。あいさつの後、観客席からは「素晴らしい!」という声も聞こえてきました。とても立派なあいさつだったと思います。


【落ち着いてていねいにできました】

 その後、中学年の発表です。中学年はポスターセッションを行います。4年生は1人で8分の発表、3年生は2人で8分の発表をしました。

   【たくさんの人が見に来てくれました】

 3年生が考えた植林の機械「なえぎうえーるくん」について、中学生から「危険を察知するとありましたが、どんな時に危険を察知するのですか?」と質問がありました。すると「土砂崩れが起きそうな時には音が鳴ります」と答えていました。また、木と人とのつながりをテーマにしている3年生には、中学生から「インタビューの結果を出すことで、説得力があっていいと思います」との感想がありました。
 4年生の発表では、インタビューの中で「林業がなくなると諸塚村がなくなる」という言葉から「林業をなくさないためにどうすればいいと思いますか?」との質問がありました。すると「将来林業を仕事にして働けばいいと思います」と答えていました。また「将来林業の仕事をしたいと思いますか?」、「林業でどのような仕事をしたいと思いますか?」との質問には、「林業の仕事に就きたいです。そして、ぼくのおじいちゃんがしているような植林や伐採をしたいです」と答えていました。
 今回の発表では、主に荒谷小出身の中学生が質問をしてくれていました。後輩の学びを認めてくれること、応援してくれることは、子どもたちにとって大変心強いことだと思います。

 次に、体育館で中学生の発表と5・6年生が発表が行われました。中学生は修学旅行で干ししいたけを配って諸塚をPRするまでの過程を発表していました。5・6年生は「つながり」をテーマにそれぞれが学びを深めたい内容について発表しました。学びの過程で悩んだことや解決の仕方、参考にしたこと、そしてこれからの方向性がよく分かる発表でした。


【中学生:諸塚のPRをこれからも継続するそうです】


【6年生:シンプルで分かりやすく、奥が深い内容でした】

 このC学習発表会では、他校の学習内容を知ることができます。クヌギ地蔵を切り口に諸塚のよさを学んでいる学校、食べ物や諸塚村内の施設を調べて学びを深める学校、ワールドカフェを用いて諸塚について語り合う取組をしている学校など様々でした。きっとどの学校の子どもたちも、諸塚をもっと知りたい、諸塚に貢献したい、諸塚を発信したいという思いで学習を進めているのだと思います。今回のC学習発表会で、他校の発表に刺激を受けたと思いますし、自分たちの学びに対して自信をもったと思います。

 そして、今回ポスターセッションを陰で支えたのは手作りのイーゼルでした。雨の中持ち運ぶのは大変で、バスに乗せるのにも一苦労でしたが、地元の交通会社の方のご協力のおかげで無事に運ぶことができました。ありがとうございました。


   【どうにかバスに乗り、雨の中運び】


【ポスターセッションで大活躍しました】

鬼を探せ!

 今日の3校時、3・4年生はALTの先生と英語活動を行いました。今日は小さな鬼のお面を使ってかくれんぼです。まず、鬼を探す人を一人決めます。そして、その他の子どもたちは鬼のお面を教室内のどこかに隠します。鬼のお面を探す人が隠し場所の近く来たら英語でヒントを出します。例えば、隠し場所の近くに来たら「hot」と言い、遠くにいたら「cold」と言います。またある時は、近くに来たら「happy」と言い、遠くにいたら「sad」というように、対になる言葉を使ってヒントを出します。隠し場所を見つめながら英語でヒントを出す子どもや、思わず「その下!」と言ってしまう子どももいて、楽しみながら取り組んでいました。


【鬼を隠している間、鬼を探す人はろうかで待機です】

【さあ、鬼はどこに隠れてるかな?】

 担任の先生が鬼を探す番になると、「難しいところに隠そう!」と言って、3人で話し合っていました。


 【ここがいいかなぁ】  【担任の先生、見つけられるかな?】

難しいところに隠しても、何とか鬼を見つけてもらおうと要所要所で英語でヒントを出すので、回数を重ねる度に鬼を見つけるのが早くなっていきました。


【黒板のチョーク入れの中にも鬼が隠れていました】

 今回は対になる言葉を用いてゲームをしました。他にも対になる言葉はどのようなものがあるのか調べたくなるような英語活動の時間でした。

干ししいたけ作り

 今日の2校時、1・2年生は生活科でしいたけのお世話をしました。今日は、しいたけを収穫した後、薄くスライスをして干ししいたけ作りをしました。なば木置き場に行くと、たくさんのしいたけがニョキニョキと顔を出していました。「これは取ってもいい」、「これはまだ取らない方がいい」などと言いながら、しいたけの成長具合を判断して取っていました。今日は全部で52個のしいたけを収穫しました。


【肉厚のしいたけがいっぱいでした】


      【しいたけさん こんにちは】

 その後、なば木に水をあげて、いよいよ干ししいたけ作りです。目標は厚さ5㎜で切ることです。猫の手のように手を丸めて、しいたけを切っていきました。「あ、これはちょっとぶ厚いかな~?」と言いながらも、どの子どももとっても上手に切っていました。


【指を切らないように気をつけてね】【あっという間に切ってしまいました】

 スライスをしたしいたけは、1・2年生教室で干しました。スライスをしなかったしいたけは、職員にお裾分けをしてくれました。1年生が5・6年生の担任の先生にしいたけをプレゼントすると、「おすすすめの食べ方は何ですか?」と質問がありました。すると、「う~ん」と悩んだ末に「しいたけプリン!」と答えていました。食べたことはないそうですが、食べてみたいような気もします。
 毎日しいたけのお世話をしている1・2年生、おかげでしいたけがたくさん出てきました。これからも、たっぷり愛情を注いでくださいね。


  【光を浴びておいしくなってね】

C学習発表会リハーサル

 今週の金曜日は、C学習発表会(森の学習フェスティバル)が諸塚中で行われます。それに向けて、今日の5校時にリハーサルをしました。
 まずは児童生徒代表あいさつです。本年度は荒谷小が担当します。C学習発表会の目的や、発表を聞く時の心構えを大きな声で述べました。


【にこにこ笑顔のあいさつでした】

 次に5・6年生の発表です。5・6年生はこれまでわくわく学習で学んだことの途中経過を報告しました。例えば、それぞれのテーマや悩み、学び方、今後の計画など簡潔に、それでいて聞き手が「次の展開はどうなるのだろう?」とわくわくするような発表でした。5・6年生の発表を聞いた1~4年生は「大きな声で言ったり、大きな画面で写真をみることができたりして分かりやすかった」、「去年のわくわく学習を生かしていた」、「セリフを覚えていたところがすごいと思った」等の感想を発表しました。


【体育館の後ろにまで声が届くよう意識して発表したそうです】

  【聞く方も真剣です】

 次に3・4年生の発表です。3・4年生もこれまでの学習の途中経過を発表しました。3年生は、林業をする人の作業の負担を軽くするための機械を考えています。その機械を設計するまでの過程や、設計してからの改良など見所いっぱいです。4年生は、「林業と人」というテーマから、インタビューの内容をまとめていました。そのインタビューの中でその児童の琴線にふれるキーワードがあったのではないかなぁと思うものがありました。これからどのように学びが進んでいくのか楽しみな発表でした。発表を聞いた1・2年生と5・6年生からは「地域の方にインタビューをしたのがすごいと思った」、「インタビューをした意見はどのように扱うのか?」等の感想や質問が出されました。


  【自分たちの学びを自信をもって発表しました】

 1・2年生にとっては2年後・3年後の姿を見ることができる貴重な時間でしたし、3・4年生にとっても質問から自分の考えを再構築できるきっかけになる時間でした。5・6年生にとっては、発表の中で意図していたことが、1~4年生の率直な感想に反映されていて、自信につながった時間だと思います。当日は、今回のリハーサルを受けて改善した発表内容を諸塚村内の小・中学生、そして保護者の皆様、地域の皆様に堂々と発表をしてきて欲しいと思います。

読み聞かせ

 今日の朝の時間は読み聞かせの時間でした。今日は本校児童の保護者の方がお越しくださり、3冊の本を読んでくださいました。
 1冊目は「とってもおおきなさんまのひらき」です。ある日、「またやさん」が、市場でとってもおおきなさんまのひらきを買ってきました。それをみんなで食べようとすると、さんまが大暴れしてみんなを驚かせます。そして、また誰かを驚かせようと他の市場に逃げて行ってしまいました。またある日、今度は市場でとってもおおきなスルメを見つけて買いました。それをみんなで食べようとすると、そのスルメは足をぎゅーっとねじって、スクリューのように大暴れし始めたのです。そのスルメは、さんまのひらきと同様、誰かを驚かせようと他の市場に逃げて行ってしまいました。大きな食べ物にはこりごりしていた「またやさん」ですが、今度は市場でおおきなたいやきを見つけました。買おうかどうか迷っていた「またやさん」、またしても買ってしまいました。このたいやきも、さんまのひらきやスルメのように暴れるのでしょうか。「お菓子だから大丈夫じゃない?」と言う子どもたち、ドキドキしながら見ていると・・・。やはり暴れ始めました。しかも、中のあんこをぷしゅーっと出しながら暴れる始末です。「お金がもったいない!」、「たしかに」等と口々に感想を言いながら楽しく見ていた子どもたち。「またやさん」の行く末が気になるようでした。


【次の展開はどうなるのか、わくわくしながら聞いていました】

 2冊目は「まくらせんにん そこのあなたの巻」、3冊目は「おみくじ」でした。「まくらせんにん そこのあなたの巻」では、読んでいる人が自分で絵本を操作しながら楽しむ、楽しい絵本でした。「おみくじ」では、おみくじの箱の中で行われているおみくじたちの騒動を垣間見ることができました。「お正月におみくじをひくよね」と読み聞かせをしてくださる方が声をかけられ、今年も残り1ヶ月半くらいだなぁと時の流れの早さを感じました。
 読み聞かせの後、「あ~面白かった!」と行って満足そうに教室に帰っていく3~6年生、元気を注入してもらったようです。また、読み聞かせの会場だった1・2年生教室では、1・2年生が「とってもおおきなさんまのひらき」をパラパラめくりながら「これが面白かった~」と話していました。「たいやきはお菓子なのに動いたよ~!!」と興奮しながら話す子どももいました。絵本が子どもの心を大きく刺激したようでした。


【色々な絵本を読みたくなりますね】

 本日はお忙しい中、朝早くからお越しくださりありがとうございました。今回の絵本は、お子さまと一緒に諸塚村の中央公民館で選んでくださったそうです。みんなが楽しめて、心にパワーが充満するような読み聞かせの時間でした。ありがとうございました。

帰り道にも宝物がいっぱい

 先週の金曜日、子どもたちの下校の様子を見に行くと、男の子たちが手に何かを持っていました。近くで見てみると、枝やツルを使って手作りの釣り竿を作っていました。5年生の釣り竿を見て、1年生が「いいなぁ、ほしいなぁ」と言うと、5年生は「じゃあ、◯◯くんは釣った魚でお寿司屋さんをして!」と言っていました。すると1年生はにっこり笑顔で嬉しそうでした。
 自然のものを使って作り出すおもちゃを見て、子どもたちの発想力に感心しました。子どもたちは、学校の中でも何でも楽しそうに取り組みますが、下校中も楽しみを見つけながら帰っているようです。宝物を見つけることができる子どもたちの心の豊かさが、とても嬉しかった金曜日の夕方でした。


 【本物の釣り竿のようでした】

いい歯の日

 11月8日(火)は「いい歯の日」でした。「いい歯の日」から少し日にちが経ちましたが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちが今日の給食時間に、歯のクイズを出しました。
 「6枚のクッキーを1回で全部食べるのと、30分おきに2枚ずつクッキーを食べる(例:15時に2枚食べて、15時30分に2枚食べて、16時に2枚食べる)のは、どちらがむし歯になりやすいでしょうか?」という問題です。

【さあ、どちらがむし歯になりやすいでしょうか?】


【むし歯になりやすいと思う方に手を挙げてもらいました】

 正解は「30分おきに2枚ずつクッキーを食べる」がむし歯になりやすい食べ方です。なぜむし歯になりやすいのか、実は「唾液」が関係しているのです。「唾液」には①口の中のばい菌をやっつける②溶けた歯を元に戻すという働きがあります。30分おきに2まいずつ食べると、口の中に食べ物が入っている時間が頻繁にあり、唾液が思うように働けません。しかし「6枚のクッキーを1回で全部食べる」方は、食べた後は、口の中に何も入っていない状態が続くので、「唾液」がしっかりと働きます。そのため、歯の健康につながります。つまり、時間を決めて食べるということが肝要ということです。


【「唾液」の絵をキャラクターにして、分かりやすくまとめました】

 次に、歯の健康によくないおやつを紹介しました。チョコレートやあめ、キャラメル、清涼飲料水等です。これらを食べる時は「食べ過ぎない」そして「時間を決めて食べる」ということを再確認しました。


【おいしいけれど、ほどほどに】

 歯みがきに加え、おやつの食べ方、おやつの選び方にも意識をもって、歯を健康に保って欲しいと思います。

 また、今回のクイズを準備するにあたり、子どもたちの積極的な姿を目にすることが多々ありました。例えば、自分たちで業間や昼休みに絵を仕上げたり、「リハーサルをするから見に来てください」と担当の職員を呼びに来たりしていました。子どもたちの中にある責任感や行動力にとてもびっくりしました。きっと毎日の学校での学習やご家庭の中、地域の中での活動等で培われた力だと思います。「いい歯の日」の取組を通して、新たな子どもたちの一面、そして成長を見ることができました。

生徒会選挙演説・模擬投票

 昨日、M2学習(集合学習)を諸塚小で、M3学習(小中連携)を諸塚中で行いました。諸塚中では、生徒会選挙演説を小学5年生・6年生が見学をしました。体育館に入ると緊迫した空気が流れており、それぞれの候補者が公約を発表し、応援者が候補者のよさをアピールしていました。その中に、荒谷小の卒業生もいました。
 候補者の一人は、「当たり前のことを当たり前にできる諸塚中にしたい」と訴えていました。例えば、靴をそろえるといった小さなことです。小学校の頃に学んだ「当たり前が宝」だということがこの生徒の中にしっかりと根付いているようでした。応援者の生徒も、候補者の公約の補足をしたり、候補者の素晴らしい点を具体的に話していました。候補者・応援者、どちらの言葉を聞いていても、諸塚中をよくしたいという思いがしっかり伝わり、大変頼もしく感じました。


 【実際に使用する投票箱と記載台が置いていました】


【卒業生の諸塚中の未来に懸ける意気込みがひしひしと伝わりました】


   【堂々としていてとっても立派な姿でした】


【どの生徒も成長した姿を見せてくれました】

 1年生、2年生の候補者・応援者の演説が終わったら、いよいよ模擬投票です。中学生は1年生2名、2年生3名を投票用紙に記入して投票をしました。小学生は投票はしませんが、この選挙演説を聞いた感想を書いて投票箱に入れました。


【先輩の姿を見てどのように感じたのでしょうか】

 1~2年前までは小学校で一緒に遊んでいた先輩たちが、今は選挙演説の舞台に立って、一生懸命演説をしていました。来年・再来年は自分たちがこの舞台に立っていることを想像した子どももいたのではないでしょうか。また、高学年として、自分たちが学校の中でできることは何かを改めて考え直す時間になったと思います。憧れの先輩たちの姿を追って、これからも小学校で活躍してくれることを期待しています。

表現集会

 今日の朝の時間に、表現集会を行いました。今日は5・6年生の発表です。はじめに表現集会のテーマソングを歌い、身も心も暖めてスタートしました。

【この歌を歌うとスイッチが入ったかのように生き生きします】

 まず、5・6年生それぞれがめあての発表をしました。
◯ 堂々と大きな声で発表して、1~4年生に発表をプレゼントしたい。
◯ 楽しく堂々と発表したい。
◯ 物語の読み方では、役によって声を変えてみんなのお手本になりたい。
◯ 堂々と大きな声で発表したい。

 このようなめあてをもって、最初に駄賃付け唄を唄いました。1学期から練習を積み重ねている成果が見られる、迫力のある素晴らしい唄でした。11月19日の第14回諸塚駄賃付け唄全国大会に向けて、気持ちも高まっているように思いました。


【堂々とした唄いっぷりでした】

 次に、国語の学習の発表をしました。写真や想像から物語を作ったものを発表しました。日常を舞台にしたものや魚を主人公にしたもの、戦争をテーマにしたもの、人を助ける猫をテーマにしたものがありました。物語がどんな展開になるのかなぁと聞いていると、聞きたい部分で物語りが止まり「それからどうなったでしょう?」と問いかけていました。物語の続きを聞きたい!と思う気持ちと、自分の中で想像する楽しみがある発表でした。

 最後は「こまこまアニメーション」の発表でした。これは図工の学習の発表です。自分で作成したキャラクターとストーリーを写真で撮り、それをアニメーションのようにつなげていきました。恐竜が出てくる「こまこまアニメーション」では、りんごの木になっているりんごを取りに来た恐竜が、ようやくりんごを取りました。しかし後から来た人間にそのりんごを取られてしまいます。すると、恐竜が火を噴きました。驚いたことに人間も応戦し火を噴きました。あっと驚く展開に「火、噴いたー」とか「強ーい」、「今度はガードした!」、「これ、アニメやね!」等と見ている子どもたちは大はしゃぎでした。それから「まいごのりんちゃん」、「ねこの夢」という題名の「こまこまアニメーション」を発表しました。今回の「こまこまアニメーション」の特色は、一つ一つのアニメーションが単体ではなく、つながりがあるということです。例えば、一番始めのアニメーションに出てきた恐竜が次の「まいごのりんちゃん」でもひょっこり表れるという、面白いシナリオでした。


【今回発表していない作品もあるようです。いつ見られるか楽しみです。】

 最後に、1・2年生の担任の先生から講評をいただきました。まず、5・6年生がはじめに発表しためあての大切さを話されました。また、「物語文では、場面が想像できる文章になっていました。完成している文章もぜひ読んでみたいです」と話されていました。1・2年生も大興奮の「こまこまアニメーション」では、「言葉もないのに、動きや表情で気持ちを表していることがすごいなぁと思いました。また、それぞれのアニメーションがつながっていることが面白かったです」と話されました。色々なジャンルの発表を見たり聞いたりすることができた充実した表現集会でした。さすが5・6年生、みんなの憧れ、そしてお手本です。


【5・6年生ならではの学習の楽しみをプレゼントしてもらえました】

長距離走大会の練習スタート

 荒谷小では、12月9日(金)に長距離走大会が行われます。この長距離走大会は、保育所生も一緒に行います。年少・年少々さんは運動場2周(約250m)、年中・年長さんは運動場5周(600m)走るそうです。1・2年生は800m、3・4年生は1000m、5・6年生は1200m走ります。小学生は運動場を走った後、路上に出て再び運動場に戻ってくるコースです。
 今日から長距離走大会の練習がスタートしました。小学生は業間の時間に5分間走を行いました。


  【今日は日差しが暖かく、走りやすい気候でした】


       【1年生も快調に走りました】

 1年生は、「今日は運動場4周走りました~、疲れた~」と話していましたが、清々しい表情をしていました。これから、業間の時間や金曜日の朝の時間、全校体育などで長距離走大会の練習が続きます。たっぷり栄養をとって、しっかり休んで元気に練習に臨んで欲しいと思います。

 また、保育所生も今日から長距離走大会の練習がスタートしました。保育所生は遊びを通して身体を動かして、長距離走大会に向けての体力作りが始まったようです。今日は、「さるチーム」と「かにチーム」に分かれて陣取りをしていました。


  【攻める「さるチーム」】    【守る「かにチーム」】


【運動場いっぱい使って走り回りました】

 12月9日は午前中に長距離走大会、午後からもちつき大会を計画しています。保護者の方々をはじめ、多くの方々のご参加をお待ちしております。

寿会の皆様とふれあい

 今日の2~3校時は、寿会の皆様と昔の遊びを教えていただきました。子どもたちは、この活動を通して寿会の方々とコミュニケーションを図って色々な話をしたいと考えています。今回も、竹でっぽう、竹とんぼ、おじゃみ、折り紙に分かれての作業です。
 はじめの会では、教頭先生が「今日は2つの宝物を作ってください。1つ目は今日作ったもの、例えば竹とんぼやおじゃみなどです。2つ目は寿会の方々とたくさんお話をして、心の中に宝物を作ってください」と話されました。

【どんな宝物ができるかな】

 おじゃみ作りでは、「この布の模様に沿って縫えばいいが」と言って縫い方を教えてもらっていました。そして、「この布は孫が小さい頃に着ていたワンピースを切ったものやとよ~」と懐かしそうに話されていました。すると「古くなったセーターとかも腕の部分だけ使って腕ぬき(アームカバー)にできるがね。山仕事をすることが多いから便利屋とよ~」と近くに座っていた方も話されるなど、賑やかなテーブルで楽しく作業をしている姿が印象的でした。竹とんぼづくりでは「あ!間違った、どうしよう」と不安げな子どもに、「いいが、反対側も同じようにけずればいっちゃが」とアドバイスをしてくださる方もいました。

           【ちくちく】

        【できあがりが楽しみ】

     【手取り足取り教えていただきました】

      【保育所生は折り紙を折りました】

 給食の時間に、子どもたちに今日のふれあいについて聞いてみると「○○さんが持ってきてくれたコマが面白かったです。コマに使う木はスギではないそうです。スギはぼこぼこしているからコマには向いてないそうです。何回か練習して、最後に回せるようになりました」と話していました。昼休みには、そのコマを1・2年生の担任の先生が何度も何度も回す練習をしていました。しばらくして、「やっと回せるようになったぁ」と話されていました。

 今日は23名の寿会の方々がお越しくださいました。子どもたちにとって、2つの宝物ができたと思います。ありがとうございました。


    【これからも学校に遊びにきてください】