日誌

2022年9月の記事一覧

津本式究極の血抜き 講習会

 9月5日(月)に、食品系の3年生を対象に知財力開発技術実習を行いました。

 内容は「津本式 究極の血抜き」、講師に考案者である津本光弘様と磯田素晴様をお招きし、講習会をしていただきました。

 今回は、生きた状態の魚の処理の仕方や、「ニジマス」を使った究極の血抜きの実践、熟成したサーモンとその日に締めたサーモンの食べ比べなどを行い、多くの知識や技術を学ぶことができました。

 前回の講習会では聞けなかった新しい内容や進化した道具の説明もあり、魚に関する知識だけではなく、常に研究を続け新しいことに挑戦していく姿勢も学ぶことができた講習会となりました。

 今回学んだ事を本校の実習に生かし、更に良い製品を作りたいと思います。

 講習をしていただいた津本光弘様、磯田素晴様、本当にありがとうございました。

日本水産学会 高校生ポスター発表

 9月5日(月)に、日本水産学会主催の水圏の環境学や水産食品学などに関する高校生ポスター発表が行われ、本校3年生の2グループが課題研究の成果について発表しました。

 海洋バイオ類型の4名が「宮崎港の底質調査・ヘドロ除去」、水産食品類系の3名が「サクラマス製品開発」についてポスターを使って発表した後、学会に出席している研究者や学生からの質問に受け答えをしていました。

 研究の内容についてのアドバイス等もいただいていたので、今後の課題研究に生かしさらに内容を深めていってほしいと思います。

 

2年A組 長期乗船実習乗船式

 9月1日(木)に、2年A組の長期乗船実習乗船式を行いました。

 実習生(海技士航海類型17名、海洋バイオ類型12名)は、家族や友人に見送られながら約2か月の乗船実習に向け、宮崎港を出港しました。

 将来、海洋国家日本を背負って立つ存在として、立派に成長して宮崎に帰ってくることを、生徒及び職員一同待っています。

 

 また、今回の乗船実習は「第5代進洋丸」にとっての最後の航海となりました。

 「動く教室」として18年もの間本校生徒を乗せ、質の高い乗船実習を実施してきました。

 最後の航海も、安全第一で生徒にとって実りある実習となるようよろしくお願いします。