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by 校長

by校「猛暑の中の奇跡」024

7月1日。

それまで、10日間、子供達は、大雨のため、昼休みに外で遊べず

やっと、雨が止み、今日は、WBGTがギリギリ「厳重警戒」レベルで止まった7月1日。

職員が協議し。昼休みに外で遊ばせることにしました。

 

子どもたちは、奇声をあげ、水を得た魚のように、一気にお外へ

やった!

久しぶりのお外遊びだ!

あっちこっちでドッチボールに花が咲きます!

たくさんの先生も一緒に遊んでくれました。

やっぱ、お外はいいわ!

子供達にとって、暑くても、走り回ることは、とっても楽しいことなのです。

ところが・・・。

1:05。昼休みの中頃。

放送がかかります。

今から、昼休みの中休みです。日陰に入って、水分補給をしましょう。」

一気に、子供達は、木陰に移動!

すごいな、と思います。

900名の子供達が、一放送で、一気に避暑する。

この祝吉っ子の動きは、「感動的」でもあります。

みんな、5分間、体を冷やします。

祝吉っ子って、こんなに「真面目」なのです。

みんな、偉いぞ!

運動場が、シーンと静まり返ります。

このような、約束をまもる、という一つ一つの、繰り返しが。

それを、高学年がお手本を示しながら、率先垂範していることが。

祝吉小の良い子を作り上げているのでしょう。

 

さあ、そろそろ、1:10になります。

放送が流れます。

「5分間の休憩が終わります。」

子どもたちは、一目散に、運動場に散っていきます。

あと10分間。良い思い出を作るんだよ。

そして。

次の日から、熱中症アラートが発令され。

おそらく、この日が、1学期最後の外遊びの日と、なることだと思います

今後、日本は、ますます、温暖化し。

水泳大会や、プール貸し出しの文化が終わったように。

夏の運動場で遊ぶという文化も。

消えていくのかもしれません。

さて。

 

運動場で大騒ぎの中。

ある子どもさんたちは、全く違う行動をとっていました。

「え?」「何してますか?」

校長先生、

みんながお外に出たから、

砂がいっぱい落ちたので、

掃除してます。

「は?」

「何年生ですか?」

「2年生です。」

猛暑の中の奇跡。

というお話でした。

 

この子どもたちが、6年生になる時、祝吉小学校は一体、どんな素敵な学校になっているのでしょうか٩( ᐛ )و

by 校長