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by 校長

by校「たとえプールがダメでも」016

2年生

大雨で、楽しみにしていた、プールが使えません。

でも、先生方は、いろんな工夫をして、子どもたちを楽しませます。

みんなでビデオに集中!

体育が上手になるビデオでした。

みんな、姿勢良く、集中しています。

 

このクラスも、静かに体育の上達ビデオ視聴中。

みんな、お利口さんです。

ビデオ視聴が終わった学級では、室内体育が始まりました。

2人組になって!

先生に注目!「面白そう!」

さあ、やってみよう!

きついよ!頑張れ!

そのお隣の学級では、歓声が上がっていました。

「じゃんけん、ポン!」

きゃー、勝った!負けた!

負けたら、乗っている新聞紙半分ね!

きゃー!倒れる!!!

さあ、勝負です!

じゃんけん、ポン!

きゃー!うわぁー!

みんな、新聞紙が小さくなりました。

ジャンケン ポン!

もうだめ!

いつまでも、歓声が、響いていました。

先生

プールなくなっても

みんな楽しかったよ!

 

by 校長

 

by校「雨の日の魔法のリズム」015

雨の日

児童玄関から聞こえてくる、不思議な音楽あり。

何してますか?

校長先生、担任先生から教えてもらったのです。

傘トントン」です。

こうすると、お水が落ちて、傘立てにお水がたまらないのです。

そして。

クルクルって、傘を巻いて。

自分のお部屋に、傘を立てるのです。

なるほど、だから、人数が多くても、祝吉っ子の傘立ては綺麗なんだね。

こちらでも、傘トントン

こちらでも、傘トントン

みんなで、傘トントン

そして、傘クルクル

みんなで、傘クルクル

トントン・クルクル。クルクル・トントン。

雨の日の祝吉小に響く、とても素敵な、

傘立てが綺麗になる、

魔法のリズムなのです。

by  校長

 

 

by校「とても珍しい普通の風景」014

登校すると。

多くのボランティアの中で、一際目立つ人たちがいます。

生活委員会の挨拶運動です。

早朝から、タスキをかけて。

登校した子どもたちを「おはようございます!」と元気づけます。

登校が少なくなり、校長が、「もう終わっていいよ」と言っても。

ほぼ最後の一人まで、見守ってくれます。

だって、遠くから歩いて来てくれているから。

元気の良い声で、頑張ったね、と、お出迎えしたいんです。

 

校長が好きなのは。

その後。

一仕事終えて。

タスキを外して。

誰ともなく、友達が集め始めて。

6年生が、自然に、5年生のタスキを貰い受け。

5年生は、自然に「よろしくお願いします。」とタスキを預け。

6年生が、全員分を持って。

教室に向かいます。

 

友達のために、

自分が動いて、

手を差し伸べる。

 

そんなことを、普通に思う祝吉っ子。

 

校長の目から見ると、

それは、とても珍しい風景であり、

だから、とても素敵な子供達だと思うのです。

 

by 校長

 

 

by校「ミクロ視点で見えるもの」013

マクロ(巨視的)視点:物事を大局的に大雑把に見ること。

ミクロ(微視的):物事を細かいところまで丁寧に見ること。

マクロ的に見つめると何も見えないことが、ミクロ的に見つめるとすごい秘密が分かることが、あります。

 

ある日の運動場。

そろそろボランティアが動き始めます。

生活委員さん。

一人でも頑張り始めます。

運動場に、ポツンと、人影が。

5年生の担任先生です。

祝吉手では、5年生には、ボランティアは呼び掛けられていません

なのに。

なぜか、5年生ボランティア、草むしり。

じわじわと増えていくのです。

一人、また一人。

おはよう!と挨拶して。

黙々と、草をむしりを始めます。

登校班を引率して、学校に到着した子どもさん。

残り時間が少ないと感じると。

みんなダッシュで、仲間のところへ、駆けていきます。

みんな、みんな、駆けていくのです。

待っててね。遅れてごめんね。今行くからね。

そんなふうに、校長には見えました。

今では、5年生ボランティア、全学級から参加。

40名ほどが、毎日頑張ってくれています。

 校長が、5年生に、声をかけます。

「ありがとうね、5年生!」

すると、5年生は、元気よく。

「どういたしまして!」

と答えてくれます。

涙が出るような、素敵な反応です。

そして。

たくさん溜まった草を。

はい、集めるよ。

お疲れさん、入れて!

という回収作業のあと。

彼は、走って、草捨て場に持っていってくれるのです。

仲間と、嬉しそうに、仲間が集めた草を背負って、走り出す、

その子どもたちの後ろ姿が。

校長には、とても眩しくて。

祝吉っ子って、すごいな、と心から感心させられるのでした。

 

マクロ(巨視的)視点で見ていては、

決して見えない、

5年生の、ボランティア活動に隠された、

担任先生のある思い

 

ミクロ視点で見つめると、

こんなに素敵な

5年生の姿が見えてくるのです。

 

by 校長

by校「勇者お二人」012

なぜか、シーズン前のプールに人影が・・・。

体育主任先生が、熱く語っています。

結構キツく回さないといけません。

ふむふむ。

お二人は、実は、今年初めて生まれた、

プールボランティアのお二人なのです。

実は、プールの水入れは、深夜10時からしか開栓できません。

日中に放水すると、ご近所の水が出なくなるからです。

これまで、体育主任先生は、毎週深夜に学校に来て、開栓作業を行っていたのです。

とても負担感の強い作業だったのです。

校長、どうにか、地域の方のお助けができないものか、PTA会長に相談しました。

「誰かボランティアで開栓してくださる方はおられないでしょうか?」

すると、

会長の呼びかけに、

ご近所のこのお二人の方が、

「いいですよ。子供たちのためにやりますよ。」

と、手を挙げてくださったのです。

(°_°)

これは、祝吉小にとって、奇跡的な出来事でした。

史上初のプールボランティアの誕生です!

大きなハンドルを回す作業は、力も必要です。

豪快に放水!

開栓の説明・練習は熱く続けられました。

まさか見つかるとは思えなかった、プールボランティア。

祝吉という地区の皆様の、子どもを大切に思う、お志の高さを実感しています。

祝吉小の歴史を塗り替えた、プールボランティアの勇者お二人。

どうぞ、

祝吉っ子の笑顔のために、

よろしくお願いします!

了解です!

頼もしいお二人の後ろ姿に、校長は、涙が浮かびました。

 

さて。

深夜10時。水入れ開始の連絡が入りました。

そして。

翌日。

早朝6:00。

なんてことでしょう!

まるで、測って止めたかのような。

見事な、水量。

プールの上限、ぴったしに溜まっていました。

そして、その3時間後。

プールに1年ぶりに歓声が上がりました。

祝吉っ子は、みんな、プールが大好き!

冷たいお水で、プール開き。

この子どもたちの幸せの全ては。

この

お二人の勇者!

プールボランティアのお陰

なのです。

 

祝吉地区には、

皆さんが唱える、

大切な言葉があります。

それは、

「地域の子どもは、地域で育てる」

という言葉なのです。

 

祝吉地区。ありがたや。ありがたや。

٩( 'ω' )و

 

by 校長

by校「祝吉小の二刀流プレーヤー」011

祝吉小の給食準備の時間

400名を超える給食当番が、訪れるコンテナ室前。

ここも、「ザ無言の場

 

徹底して決められた見事な動線

徹底された、右一静歩

重たい物を持っても、黙礼

この約束事の中、400人超えの当番、整然と動きます。

この当番の動線は、長い歴史の中で構築されたものです。

部分的に子供が偏っても、綺麗に、滑らかに、はけていくよう、考慮されています。

しかし。

最近、この動きを仕切るのは、給食委員会のメンバーであることに気づきました。

毎日、準備時間終了後には、担当先生から、「今日もありがとう。君たちのおかげで、準備が滑らかに進みました。」と、慰労の言葉掛けがあります。

なんとも誇らし気な、給食委員会です。

彼らは、教えてくれます。

無言指導実現のためには、

無言指導が必要であることを。

これらの指示を声を出して言う子供はいません

だから、みな、静かに動けるのです。

だから。

帽子から髪がはみ出す子供さんもいないのです。

 

さて。

さらに、校長は、あることに気づきました。

これだけ溜まった、入り口前。

しかし、これ以上の渋滞は発生しません

自然に流れます。

???(°_°)???

実は、この入り口には、門番当番さんがいます。

門番さんは、無言で、入場の指示を出します。

コンテナ室のはけ具合を確認し。

頷くとともに、ポンプスイッチを押し、消毒薬を噴出

それが合図で、一気に、給食当番は前え進みます。

その流れが、素晴らしいのです。

左右に子供さんがいたら、

両方から噴射。

左のみだったら、左のみ、噴射。

その速さたるや、まさしく、新幹線のよう。

基(もとい)。

大谷翔平さんの、打球速度のよう!

そう。

この門番さん、こそ。

祝吉小の、二刀流プレーヤー!

♪( ´θ`)ノノ

 

だったのです。

by 校長

 

 

by校「4年生 UMK報道」010

青空の中、4年生を対象に。

市の環境業務課の皆さんによる、素晴らしい、環境学習が実施されました。

市役所から、6名もの方が講師として、来校。

大人気のパッカー車は、2台投入されました。

 

その模様が、UMK番組「LINK」にて報道されています。

1週間の限定報道です。ぜひ、ご覧ください。

 

【UMK LINK 報道 都城市の小学生が環境学習】

https://www.umk.co.jp/news/?date=20240613&id=23869

(6/20までのリンクです)

 

by 校長 

by校「デジタルな協働学習」009

グループで意見を交流させるために、昔は、ホワイトボードや付箋紙などを使っていました。

今は、クロームブックが、協働学習を、強力にサポートします。

6年生、社会科。

一枚の絵を見て、気づいたことを、話し合います。

「この絵を見て、気づいたことを、まとめよう。」

さあ、昔なら、すぐに手を上げて、発表していくというスタイルが取られていました。

しかし、すぐに手を上げさせると。

発表意欲のある子どもだけの授業になってします。

自分の気づきが「教えられて」しまい、気づきにならない。

結果、面白くない受動的な授業になってしまう。

 

これからの授業は、誰一人取り残されない、授業を展開していなくてはいけません。

みんなが、参加して、みんなが、考える授業を実現させなくてはなりません。

そのためには、子供たちの同士の意見を「可視化」することが大切です。

 

例えば、こんな風に。

この友達の画面と隣の友達の画面は、同じものです。

ループの友達で、画面を共有して、気づいたことを書き込み。

それを、整理していっているのです。

子どもたちは大いに意見をやりとりしているのですが。

ほぼ、会話がない、画面上の協働学習が進められているのです。

例えば、この2名は、同じボード上で協働学習をしていますが。

その斜め後ろの子どもさんも、同じボード上で、意見交換をしています。

子どもたちは、カチャカチャと、キーボードを叩きながら、デジタル付箋紙を並べ直しているのです。

 

もちろん、中には、アナログな交流活動も出現します。

ねえ、これさあ、こっちに入るんじゃない?

こんなアナログな交流シーンが出てくるのも、

子どもたちが、真剣に、学習に取り組んでいるから。

見ていて、微笑ましくなります。

さて。

ほぼ、グループの意見はまとまりました。

先生が指示を出されます。

「では、グループで出された意見を発表してください」

協働学習でまとめられた、グループの意見は、

今度は、元気の良い声による発表で、

黒板に飛んでいきます。

グループみんなが、自分事として、この発表内容を誇らしく思うことでしょう。

先生は、あくまでも、子供の協働学習を整理する。

コーディネーター。

次の発表者。

徐々に、意見が発表され。

黒板が埋まっていき。

子供の意見で、黒板が、埋められていく授業。

これも、立派な、子供が主役の授業。

最後の、子供たちの気づきは、高床式倉庫

なるほど、こんな家、今は見ないよね。

床が高くなっているよね・・・。

よく気づきましたね。

発表者に、大きな拍手が送られていました。

 

クロームブックのジャムボードという共同編集アプリを活用した授業。

デジタルな協働学習。

 

10年前に、こんな、とんでもない、グループ学習ができる日がくるって、誰が想像したでしょう?

 

そして、10年後の小学生は、何を使って、どんなお勉強をしているのでしょう?

 

by 校長

 

by校「一年生の不思議なジャンケンポン」009

祝吉小には、4つの宝があります。

挨拶、右一静歩、会釈、残さず食べる

 

今日は、一年生、地区探検 !(^^)!

ワクワク感で、移動が「騒がしく」なるんじゃないかな・・・。

と校長、心配気に、廊下で一年生を観察していますと・・・。

一年生、きちんと、右一静歩(無言、右側)で、移動してました。

すごい!一年生。

 

廊下を横切ろうとした先生が、待ってあげると。

みんな、きちんと会釈し、数名は小さな声で「ありがとうございます

ふむふむ。良い子が育ってますね。

 

振り返ると、廊下に先生が出ておられ。

その後、子どもたちは、無言で、教室から廊下に出てきました。

子どもたちは、無言で、さっと並びました。

・・・そして、先生は、チョキを出しました。

?(°_°)?

え?じゃんけん??廊下で???

次に、先生は、無言の子供達に、パーを出しました。

???なんだろな???

???あのジャンケン???

???(°_°)???

 

不思議に思いながら、集合場所に行ってみました。

やはり、誰もおしゃべりせず、無言で、一年生、集まっていました。

偉いなあ。

 

祝吉小には、7つの無言の場があります。

移動の際、大勢が集まる際は、無言の約束なのです。

それを、きちんと守れる1年生、すごいです!

 

え?

ここでも、先生たち、無言のまま、ジャンケンを始めました。

チョキ!

パー!

ん?ひよっとして・・・。

お隣は、係の子どもさんが、チョキ!

これ、ジャンケンじゃないよね!

 

・・・どうやら、これは。

ジャンケンではなく。

無言で行動するための。

ハンドサイン!

のようです(^^;;

 

チョキ!で。

前にならえ。

パーで、気をつけ。

 

 

なるほど、分かってきましたよ。

一年生が、その意味を、しっかり、理解して、さっと行動しているのが、すごいですね。

 

では、ご覧ください。

祝吉名物。

無言の集団行動。

 

グー!

みんな、さっと、注目します。

全員が注目したことを確認して。

学年主任のサインは、パーに変わります。

ざっと、立ち上がり、気をつけをする一年生。

誰一人お喋りする子どもはいません。

学年主任のハンドサインは、チョキへ!

ざっと、手が上がり、全員、一斉に前にならえ

パーで、なおれ。

そして、手を下ろすと。

一斉に座ります。

グーで、注目!

全てを整えて、先生は、子どもたちの動きを大きくほめて

そして、初めて、ゆっくり、大切な指示を話し出されました。

 

なるほど。

こんな片々の工夫が

積み重ねられて、

祝吉小では、

決まりをまもる、

お利口さんが

育っているのですね。

by 校長

by 校「10年後どんな授業が?」008

10年前に、

日本で、こんな授業が行われると、

誰が予想できたでしょうか?

 

さて。

この風景を見て、皆さんは、教科は何だと思われますか?

5年3組の授業風景。

コンピューター学習?

いいえ、今では、そんな学習時間はありません。

※ 昔は、コンピュータリテラシを高める特別な授業がありました・・・。

みんな、上手に、ローマ字入力で文章を書き込んでいます。

実は、これは、国語の学習のまとめの時間です。

子どもたちは、インタビューのお勉強をしました。

実際に、インタビューを行いました。

その結果を、ノートに丁寧にまとめ。

そして、最後に・・・。

プレゼンテーションソフトで、クロームブックに、文章としてまとめているのです。

時代は、DX時代!

クロームブックは

すでに

子どもたちにとって

単なる文具でしかないのです ٩( ᐛ )و

※ DX:デジタルトランスフォーメーション

子どもたちは、黙々と、タイピングを進めます。

自分一人で集中する子どもさん。

個別に最適な学びが行われます。

 

そして、ある机では、

自由に、お友達と相談しながら、執筆を進める子どもさんの姿も。

これを、最近では、「協働的な学び」と呼びます。

「ねえ、この文、どう思う?」

「こう書いた方がいいかもね」

お友達のアドバイスは、学習を深めるために、とっても重要なキーワードとなります。

祝吉小学校では、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に進め、

最終的には、「主体的、対話的で、深い学び」の実現を目指していきます。

 

ところで・・・?

先生は、どこにおられますか?

キョロキョロ???

お。

しゃがんで、子どもさんと話し合っておられました。

イカしますね!ここでも。

子どもが主役、先生が脇役の授業。

頑張ってます!祝吉っ子!

 

ところで・・・。

10年前

誰が 子どもたちが一人一台タブレットを持って

こんな授業をしていると予想できたでしょうか。

 

そして、今。

校長は一人、思っています。

果たして、10年後の授業って、

どうなっているのでしょう?(^^;;

 

by 校長

by校「たかが名札 されど 名札」007

6年生。

何につけ、全校のリーダーでなくてはならない!

そのためには、立派な6年生タレ!

先生方の期待が大きく込められた6年生。

ボランティア、委員会。

何事にも頑張っています!

 

さて?

このカードは何かしら?

何やら、シールが貼ってありますよ。

みんな、興味津々で、のぞいています。

これは・・・。

全員、名札を忘れずにつけてきた日にはられる「賞」マークです。

詳しく見てみると、あるトップクラスの、勝率は、6割8分でした。

 

なんと、大谷翔平さんの打率を遥かに超えていました。

頑張れ、6年生。♪( ´▽`)

 

たかが、名札。されど、名札!

 

by 校長

by校「子どもが主役 外国語科授業」006

 

5月15日。

5年2組。外国語の授業。

 

ご存知ですか?

今の5・6年生は、一昔前の中学校1年生の英語の内容を学習しており、「聞く・読む、話す・書く」という高度な英語科の学習が行われています。

筆記テストもあるのです。頑張れ、5・6年生!

さて。5の2授業風景。

次から次に、子どもたちは、交代で黒板に向かいます。

子どもたちは、黒板に英語で何かを書き込んでいます。

先生の姿は、教室の後方にありました。

 

 

で見守るのは、ジャパニーズ イングリッシュ ティーチャー

右端で見守るのは、ALT先生、ハワイ出身の外国語先生です。

祝吉小には、なんと、3人のALT先生が配置されています。 

 

 

みんな、何を書いているのか・・・。

興味津々。

ほー。

My birthday is May 4th。

すごい!

私の誕生日は・・・、と、全員が英語が書いてますよ!

ハワイ出身のALT先生の目の前で、そして、みんなの目の前で書く英語

緊張しましたね。

でも、みんな、とっても上手に、英語表現できてましたよ!

 

これからの授業は。

教え込まれる授業から、自分で学ぶ授業へ!

講義型の先生が主役の授業から。

子どもが主役の授業へ。

先生が脇役となる授業へ。

ジャパニーズ ティーチャーとALTティーチャーが見守る。

子どもが主役となる授業を、はるか後方から、担任先生が、嬉しげに見守っておられました。

 

by 校長

 

 

by校「校長3度の涙の理由」005

先日、交通事故が下校中に発生しました。

青の横断歩道を渡る子どもさんに車が接触するという、恐ろしい事故でした。

 

幸いにも、子どもさんは、軽症ですみました。

翌日は、各学級で、「青でも車が進入することがある」ということ、そして、

横断歩道では、手を挙げて左右を確かめて渡ること」を、しっかり、指導していただくよう、お願いしました。

 

さて・・・。翌日の下校時。

先生方は、お忙しいから。校長が、歩道で現場指導しよう・・・と。

そう思い、学校を出ると・・・。

なんと、お忙しいのに・・・。

校門でお二人、先生が・・・

手を挙げて左右を確認して帰るのよ!

と、熱く子どもたちに語っておられるではありませんか!

Σ(・□・;)

さらに。

校長が、少し進むと、次の信号のない横断歩道で。

ある先生が。

「小さな横断歩道でも手を挙げて、右見て、左見て、だよ。」

「ほら、停まっていただいた車にお礼だよ。」

「ありがとうございます!」

嬉しいなあ、お願いもしていないのに、こんなにたくさんの先生方が・・・。

校長、涙が出そうでした。

さらに、進むと。

手押し信号の横断歩道にも先生が・・・。

子どもたちもお見送り、嬉しそうです。

「先生、ありがとうございます!

「気を付けて、帰るんだよ」

「はーい!」

青でも、左右確認、手を挙げて。

さらに。

校長が先に進みますと。

なんて、素直な子どもたちなんでしょ!

もう、誰もいなくても

横断歩道のない交差点でも。

手を挙げて、右よし、左よし、やり始めました。

先生方のご指導もよかったのでしょう。

でも。

教えられたことを、きちんと守る。祝吉っ子。

校長の目から、涙がこぼれました。

・・・えらい!

そうだよ、そうやって、自分たちの命は、自分たちで、守るのだよ。

さあ、そろそろ、事故現場に到着です。

え!

なんと、そこにも、すでに先生が立っておられました。

はい、停まって。

手を挙げて!

つまり、この子どもたちは、この現場指導を、今日だけで4回も受けたことになります。

すばらしい・・・。

指示がなくても、率先して、主体的に動く先生

そして、それを素直に受けとめ、きちんと約束を守る祝吉っ子。

この信頼関係において、祝吉小は、よい学校であり続けているのですね。

みんな、気を付けて帰るのですよ。

私たち、先生は、君たちを守るために。

精一杯、がんばります。

大好きなあなたたちの命を守るために。

しっかりついておいでね。

この子たちの、帰りゆく立派な姿を見て校長は今日、3度目の涙をぬぐいました・・・。

by 校長

by校「校長の2つの感動」004

祝吉地区は、子どもたちのための地区活動が盛んです。

社会福祉協議会、自治公民館長、民生委員・児童委員さん・・・。

皆さんが、幾重にも重なって、役を受けておられ、あやめ祭やスマイルカフェ、放課後子どもふれあい教室など、実に、多様な、様々なイベントが行われています。

皆さん、必ずおっしゃられるのは、「地域の子どもは地域で育てる」というキーワードです。

祝吉地区。実に、素晴らしい地区だと思います。

 

さて。

ここは。とある自治公民館

何か、熱心に、大人の方がお話をしています。

子どもさんの声も聞こえます。

ほお。

子どもたちがお勉強をしています。

調べてみると、9名の6年生でした。

 

お勉強を教えてくださっているのは、ここの公民館長様でした。

子どもたちは、熱心に館長先生のお話を聞いています。

お勉強は、教えてもらうだけではいけません。

館長先生は、説明の時に、わざと丁寧には、教えません。

子どもたちは、友達と話し合いながら、協働学習で問題を解決していくのです。

自分で解決して初めて、お勉強は、学力になるんだよ。

館長先生のお話には重みがありました。٩( ᐛ )و

 

さて。

ここは夢学舎。夢のばし学習応援塾。

館長先生や、福祉施設の「まりあ」様のご寄付や福さんの家の方々のご厚志、都城市の事業補助金、学習サポーターの卒業生のお姉さん先生たち。

そんな、有志で運営されている「土曜学習会」なのです。

夢学舎のメンバーは、1年間、毎週土曜日、2時間、みっちりお勉強します。

夏休みは、週に2回も開塾するとのこと。(°_°)

 

さて。

開塾式には、まりあの事務局長様都城社会福祉協議会の課長様も参加されました。

子どもたち、みんなのあいさつがよかったなあ・・・。

「勉強は得意じゃありません。だけど、みんなと一緒に問題を解いて、賢くなっていきたいと思います。」

一人一人が、感動的な自己紹介をしてくれました。

 

毎回、お昼ご飯も振る舞われます。

美味しそうな、特選「メロンパン」・牛乳

これから。この子たちは。

9名という少人数で。

兄弟姉妹のように、みんなで助け合って、学び合っていくのです。

皆さんが、大きな夢を掴めますように!

 

ところで。

校長が感動したことは、他にもありました。

塾生は、自主的に、きちんとお靴を並べていました。

さすが!\(^o^)/

 

さて。

塾生の帰りを見送ると・・・。

「校長先生、さようなら!」

「気をつけて帰るのですよ・・・。」

「はい!校長先生、ありがとうございます。」

その子の自転車のカゴには、ちゃんと、ヘルメットが・・・。

いつもヘルメットかぶってますか?」

「はい。命を守るためですから。」

自主的に、学ぶ道を選んだ、9名の子どもたち。

自己紹介の態度といい。

お靴の並べ方といい。

そして。

命を守る意志といい。

素晴らしい子どもたちが集いました。

 

6年生のみが通塾できる、土曜学習会、夢学舎

今日も、また、

祝吉って、すごい地区だなあと、そして。

祝吉っ子ってすごいなあと、

感心させられました。

 

by 校長

by校「健康観察1分前の奇跡」003

朝、7:30頃、祝吉っ子の登校が始まります。

集団登校班は、1年生をしっかり守ります。

歩く速さも、一年生に合わせて、ゆっくりです。

登校班は、一列で真面目に登校してきます。

班長旗を持つ班長は、プライドに輝いています。

班長さんや副班長さんは、班員を守り、約束を守り、とても偉いな、と感心します。

 

さて。

運動場では、高学年を中心に、「ボランティア活動」が盛んに行われています。

この祝吉っ子たちは、運動場に生えてきた、雑草抜きのボランティアです。

たくさんの祝吉っ子が、雑草の芽を抜いてくれています。

 

校長先生!

小さい芽をたくさん抜きましたよ。

「ありがとうね。手も汚れたでしょう。」

大丈夫です。「洗えばきれいになります」から。

 

こんな反応を返せる祝吉っ子の「純なきれいな心」が、校長は、大好きです!

 

さて。このメンバーの近くには、雑草を入れるビニル袋がありませんでした。

「誰か、ビニル袋を取って来てくれますか?」

すると。

「はい!」と元気な返事とともに。

走り出した二人。

彼らは、全力疾走で、運動場と反対側の校舎へ。

その間に、残った祝吉っ子は、黙々と草抜きを続けていました。

黙々と・・・ただ、黙々と。

手は汚れていきますが。

逆に、心はどんどんきれいになっていっている。

校長には、そう感じられました。

 

そこに。先ほどの6年生。全力疾走で、ビニル袋を届けてくれました。

「はい。雑草入れて!」

 

「ありがとう!」

たくさんの雑草が、袋に入っていきました。

時計を見て、子どもたちは動き始めます。

「さあ、あがろうよ!」

「うん!」

当然のように、全力疾走で。

「みんな、ボランティア、ありがとう!」

という校長に。

 

「校長先生、お礼を言ってくださって、ありがとうございます」

と、返してくる祝吉っ子って。

٩( ᐛ )وすごい・・・。

 

さて。この朝の小さな物語には、まだ、続きがあるのです。

この、袋に入った雑草をまとめた袋は。

さっき、ビニル袋を走って取りに行ってくれた、もう一人の6年生

手に渡っていました。

「その袋、君が捨てにいってくれるの?」

「はい、友達から受け取りました。」

「どうして?」

校長の質問に、その祝吉っ子は不思議そうな表情を浮かべました。

「僕が、代表で、捨てにいってあげようと、思ったからです。」

こんな、優しさに包まれた、祝吉小 ( ;  ; )

「ありがとうね。偉いね。

「校長先生。褒めていただいて、ありがとうございます!」

 ※ ありがとうの、ありがとう返し! これまた、すごい!٩( ᐛ )و

この学校、すごい子どもたちが、育っています。

健康観察1分前の奇跡、というお話でした。

 

by 校長

by校「離れていても一緒だよ」002

4年生。テストの時間でした。

 

お友達が、長い間、お休みすることになりました。

でもね。

離れていても、一緒だよ。

ぼくらには、クロームブックがある!

広角カメラが、学級の仲間を、きれいに映しだします。

このお子さんは、遠く離れていても、みんなと同じ学習を行いました。

いや、行えました。

 

そう、一人じゃないよ。

GIGAスクール構想とは、誰一人取り残すことなく、進められる教育の意味があるのです。

 

校長が声をかけると、そのお子さん、嬉しそうに手を振ってくれました。

校長も、うれしくなりました。

 

みんなで、お帰りを待ってますよ٩( ᐛ )و

 

テスト終了後。

クロームブックのドリル学習を始める子どもさんがいました。

先生は言われました。

クロームブックのドリルでもいいし、学級文庫読書でもいいです。

 

そう、ここから先の教育は、子どもが主役で、子どもの意思で、チョイスされていく時代になっていくのです。

クロームブックが生み出す、新しい波。

令和の日本型教育の実現を目指し、先生と子どもたちは、まだ見ぬ世界へ入って行こうとしているのです。

by 校長

 

 

001 by 校長 I'm back!

I'm back!

ちなみに、地域学校協働活動推進員の森清造さんも。

祝吉小に、連れてきました。

 

今後、祝吉小での大活躍を、ご期待申し上げます。

と、言いつつも。

 

すでに全力で、祝吉小のために、森さん、活動開始!です。

ということは・・・。

ユキちゃんも。

I'm back!

ということになります・・・?

どうぞ。

校長と、ゆきちゃんの、今後の、コラボも。

乞御期待!

 

祝吉小の保護者の皆様。

・・・意味が分かりませんね。

 

ごめんなさい。

ぼちぼち。

「ゆきちゃん」との出会いの意味が。

分かる時が、来るはずです。

 

m(._.)m

 

by 校長