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梶山小学校が誕生した頃(明治6年:1873年)

 梶山小学校の創立については、梶山小校長室にある学校沿革史資料に以下のように書かれています。(本校児童にも理解してほしいので、文章を分かりやすく表現します。)

「梶山小学校は、明治6年(10月10日)、梶山城下中原に創立された。当初の校長は、榎田秀栄校長であった。梶山、田上、餅原の子供たちを集めて教育が実施された。児童数が増加し、わずか15坪の教室では狭くなったので、明治11年には、教室は36坪になった。」

以上のようにきちんとした記録が残っています。

  また、当時の修業年限は、大体3年だったようです。どのような教科があったかというと、「かなつかい」「ことばのよみかた」「ことばのそらよみ」「さんよう(算数)」「ぎょうぎのさとし(道徳)」などだったようです。

 国語と算数が中心で、特に国語を大事にしていたことが伝わってきます。もちろん、道徳の授業も重要視され、150年前から梶山小学校でも、しっかりと心の教育がなされていました。