ブログ

NIE

11月13日、梶山小で、NIE研究会が開催されました

11月13日、梶山小で、NIE研究会が開催されました  

11月13日(水)の午後から、本校で「宮崎県NIE研究会」が開催されました。学校だより№13でお伝えしましたように、第1部が2.6年生での公開授業、第2部が授業研究会でした。第2部の授業研究会では、本校のNIEへの取組に対して色々な意見が出されました。研究会の全てが終わった後も、参加者に梶山小の子供たちの、素直さ、明るさ、一生懸命さ等を、たくさんほめていただきました。

 

梶山小NIE研究会を通しての児童や参加者の言葉(11月17日:宮崎日日新聞 記事等から)

・2年生児童・・・「新聞を読み始めて、新しいことを知ることができた。うれしいし、勉強になった。」

・2年生学級担任・・・「互いに顔を見ながら話すことで、相手の気持ちや考えを視覚的に読み取れる。新聞を授業に取り入れることで、子供たちの「情報を知りたい」という意欲が高まってきている。

・6年生児童・・・「地元の人に役立つ話題を選んだ(*授業では、グループでの新聞の記事掲載について話合いを実施)。梶山地区に住んでいる人たちが地域を誇れるような新聞を作りたい」

・本校研究主任・・・「新聞、自己、他者(友達や教師)との3つの対話を行うことで、世の中の出来事に関心をもち、自分の考えがもてる児童の育成に取り組んでいる。学力テストにおける正答率の向上にもつながっている」

・クロストーク登壇者(指導教諭)・・・「しっかり理解していないと対話は深まらない。このため、読む範囲を限定したり、漢字の読みや語句の意味を付けたり、工夫している」

・クロストーク登壇者(NIE推進協議会事務局)・・・「新聞には世の中の流れや、どんな仕事があるかが網羅的に載っており、生徒らの背中を押す存在にもなれるのでは」

・NIEアドバイザー・・・「とても素晴らしい授業と研究会だった。宮崎県内の先生方にも、梶山小の実践を各学校で生かせそうなことは生かしてほしい」

 

NIE研究会を終えて

NIE実践校として、これまで2年近く活動してきました。子供たちは、新聞にふれる機会が多くなっています。再掲ですが、NIEとは、Newspaper in Educationの略で、教育に新聞をと訳されています。「①新聞にふれる、②新聞を活用する、③新聞を作ってみる等の活動がある。」と示されています。

今後も、梶山小においては、地道にNIEの実践を進めていきたいと考えています。

 

「NIE実践校」2年目になりました

◆梶山小は、三股町教育委員会と宮崎日日新聞社から「NIE実践校」として2年間の指定を受けています。本年度が最終年度2年目となります。昨年度から2年間、新聞を活用した教育の実践を進めています。

 せっかく指定校になりましたので、新聞が子供たちのためにどのように活用できるかを考えながら、無理なく取り組んでいるところです。

 

◆NIE(Newspaper  in  Education)とは、学校で新聞を教材として活用する活動のことです。1930年代にアメリカで始まりました。日本では、1985年に静岡県で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、

①社会性豊かな青少年の育成

②活字文化や民主主義社会の発展

を掲げて、全国で展開されています。

 

 

◆今後も、全校や各学年でのNIEへの取組については、「学校の様子」で紹介していきますが、以下の3点については、本ブログでお伝えし、本校のNIEへの取組の進捗状況を知っていただきたいと考えています。

①本校では、NIEにどのような考えで取り組んでいるのか

②NIEの大会や発表会の紹介

③本校のNIEへの取組の進捗状況

*写真は、6年生の学年掲示板(NIEへの取組の様子)

下半期(10月~1月)のNIEの取組を振り返って

 下半期(10月~1月)のNIEの取組を振り返ってみます。

 この4か月間、梶山小はどのような視点でNIEに取り組んできたかを振り返ります。

①おとな新聞、こども新聞にふれてきました。

 9月から12月まで、梶山小では、毎週、こども新聞が全校児童一人一人に配付されました。おとな新聞(通常の新聞)も、全国紙4社と宮崎日日新聞社の合計5社から毎日5部ずつ配達されました。こども新聞や全国紙に初めてふれたという児童も多かったようで、今回、貴重な経験ができたと思います。

 現在も、宮崎日日新聞(こども新聞とおとな新聞別々にして)を日付ごとにきちんと並べて(数か所で)、児童が手に取りやすいようにしています。

②可能な限り、新聞を授業に取り入れてきました。

 新聞を調べ学習に生かしたり、新聞を作文力向上に生かしたり、様々な試みを続けてきました。

 高学年中心ではありましたが、社会・国語・総合的な学習の時間等、新聞を活用しました。

 新聞記事に対して、自分の思いや考えを各学習で繰り返し書くことで、自分の思いや考えが、より強固なものになりました。

③新聞投稿を続けてきました。

 宮崎日日新聞の「若い目」等への投稿が中心ですが、現在18名の児童が掲載されました。

 掲載された児童は、大きな自信と励みになっているようです。これからも、投稿は続けていきます。

④新聞づくりをしてきました。

 各学年、発達段階に応じて、各教科や領域の特性も考えた新聞づくりを行ってきました。

 今後も、上記の4本柱で、2月3月も実践を積んでいきたいと考えています。

 本年度の取組については、きちんと整理し記録を残したいと考えています。1年目の貴重な実践記録をもとに、2年目の計画を考えていかなければならないと考えています。


 

1年目上半期NIEへの取組について(振返り)

 1年目上半期(4月~9月)のNIEの取組を振り返ってみます。

 梶山小はどのような視点でNIEに取り組んできたかを振り返ってみたいと思います。

①おとな新聞、こども新聞にふれてきた。

 新聞をとってない家庭も多くなっています。そんな中、新聞にふれる経験のなかった児童は、多かったです。

 現在、梶山小では、毎週、こども新聞が全校児童一人一人に配付される環境ができました。おとな新聞(通常の新聞)についても、全国紙4社と宮崎日日新聞社の合計5社から(9月から12月まで)、毎日5部ずつ配達される環境が整いました。

②新聞を授業に取り入れている。

 新聞を調べ学習に生かしたり、新聞を作文力向上に生かしたり、様々な試みに挑戦しています。「無理をしない」という大きなスローガンがありますので、高学年中心、社会・国語・総合的な学習の時間等中心という限定はありますが。

 もちろん、低学年でも授業に取り入れることができるという確信ができた時には、新聞を活用する場面もでてくると思います。

③新聞投稿

 宮崎日日新聞の「若い目」への投稿が中心ですが、投稿を続けています。掲載された児童は、大きな自信と励みになっているようです。

 学校としても、宮日新聞記者の取材を受け、2つの記事「記事読むこつ学ぶ(9月14日:月曜日掲載)」、「計画的に買い物・お金題材に授業(10月6日:金曜日掲載)が掲載されました。

④新聞づくり

 各学年、発達段階に応じた新聞づくりに取り組んでいます。新聞の役割や新聞記事の書き方等を学び、例えば4年生では、沖水川を舞台とした総合的な学習の時間のまとめを新聞形式で実施しました。学級で4枚の模造紙新聞にまとめ、その成果は、宮崎イオンや宮交シティの展示会場に展示され、宮崎県内外の方々にみていただきました。

本NIEブログの取扱いについて

 令和5年度のNIEへの取組については、すでに本HPの「学校の様子」で、全校や各学年での実践を紹介しています。

 それでは、本ブログ「NIEコーナー」をなぜ立ち上げたのでしょうか。それは、本校の2年間のNIEへの取組を、HPをごらんの方々に、しっかりとお伝えしたかったからです。

 今後も、全校や各学年でのNIEへの取組については、「学校の様子」で説明していきますが、以下の3点については、本ブログでお伝えし、本校のNIEへの取組の進捗状況を知っていただきたいと考えています。

①本校では、NIEにどのような考えで取り組んでいるのか。

②NIEの大会や発表会の紹介。

③本校のNIEへの取組の進捗状況。

 

NIEとは

保護者の皆様には、9月6日にNIEに関して文書を配付させていただきました。その文書でも説明させていただきましたが、

 

そもそもNIEとは何でしょう。説明します。

 

NIE(Newspaper  in  Education)とは、学校で新聞を教材として活用する活動のことです。1930年代にアメリカで始まりました。

日本では、1985年に静岡県で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、

①社会性豊かな青少年の育成

②活字文化や民主主義社会の発展

を掲げて、全国で展開されています。

梶山小はNIE実践指定校

 梶山小は、三股町教育委員会と宮崎日日新聞社から「NIE実践校」として2年間の指定を受けました。

 今年度から2ヵ年間、新聞を活用した教育の実践を進めていきます。ちなみに、宮崎日日新聞社が「NIE実践校」としているのは、小中高校・特別支援学校全てで14校です。小学校は、油津小、生目台西小、八代小、尚学館小、梶山小の5校です。

 せっかく指定校になりましたので、新聞が子供たちのためにどのように活用できるかを考えながら、無理なく取り組んでいきます。