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六月灯(ろっがっとう)とは?

 先日のPTA懇親会で、六月灯(ろっがっとう)の事が話題になりました。本校HP「梶山事典」からの抜粋ですが、記載します。

 

ろ:六月灯(ろっがっとう)

 六月灯(ろっがっとう)は、旧薩摩藩領の夏の風物詩。薩摩藩19代藩主・島津光久が、鹿児島市城山にある上山寺(じょうざんじ)観音堂が完成した時、灯籠を送ったそうです。これにならって家臣(かしん)や領民(りょうみん)も灯籠を送ったことに始まるといわれています。旧暦の6月(現在の7月)といえば梅雨が明けて夏の盛りです。牛馬の病気が大流行したり、田畑に病害虫が発生したりする季節でもあります。農民たちは毎晩夜明かしの灯(ひ)をつけて無病息災・五穀豊穣を祈ったそうです。

 この農民たちの行事が洗練され、薩摩藩の風物詩として定着したと考えられているそうです。現在の六月灯は、奉納踊りや花火大会等も行われています。梶山小の子供たちも灯篭を奉納していますが、テレビやまんがの主人公やスイカやクワガタムシなどの夏の作物の絵など、個性豊かに描かれています。