日誌

2023年12月の記事一覧

建設業体験

2学期が終了し、子どもたちは学校に来ていませんが、市内の建設業の方からお誘いがあり、先週、道路へのレンガ敷設体験活動を6年生が行いましたので、今年最後のホームページをアップしておきます。

 

 

まず、建築や測量についての説明がありました。

熊本城の石垣の築き方の技術の高さ、測量方法は江戸時代(伊能忠敬が日本地図を作成した頃)から基本的に同じであることなど、「へえ!」と思うことがいろいろありました。

 

 

 

 

次に、レンガについての説明です。

レンガを作るための土(粘土)は数万年かけてできたものだそうです。成型したレンガを彫って装飾的な使い方もできます。11月のオープンスクールでは、2年生が名前や好きなものなどを彫って焼成してもらう活動を行いました。

 

 

説明が終わったら、いよいよ活動に入ります。レンガを敷設する前に、裏に好きな絵や言葉、名前等をかきました。

 

 

早く終わった子は、VRでユンボを操作する疑似体験を行いました。操作がけっこう難しいようで、

「先生、ちょっと車にぶつかりました。」

「掘りすぎてユンボが傾きました。」

など、興奮していました。

 

 

外に出る前に、道路の構造について話がありました。道路中央から端に向かってわずかな勾配が付けてあり、降った雨がうまく側溝に流れるようにしてあるということでした。

 

 

 

説明の後、安全のため、貸して頂いたヘルメットと軍手、蛍光色のビブスを身に付け、学校下の道路に移動します。冷たい雨が降る中でしたが、レンガを敷設する場所にはテントも張ってあり濡れずに作業することができました。

この日は、テレビや新聞の取材もあり、夕方には1分ほどですが活動の様子がテレビで放映されました。

 

これからずっと使っていく道です。

「あー、自分たちが敷いたレンガはこの辺りだったかな。」と思いながら通ることもあるでしょう。

いい思い出ができました。

 

今年もたくさんの方に本校のホームページを閲覧していただきました。ありがとうございました。

来年、子どもたちの登校は1月9日からですので、ホームページもしばらくお休みします。

 

よいお年をお迎えください。

 

 

年末の大掃除、終業式

2学期最終日となりました。子どもたちは2学期もいろいろな学習や行事等を精一杯がんばってきました。

 

 

特筆すべきことのひとつに「読書」があります。以前ご紹介したとき、2学期中に読書冊数が20000冊を超えてくれれば・・・と書いたのですが、見事突破しました。全校児童が協力して達成した記録で、とても価値があると思います。

 

話は変わりますが、昨日、山之口小学校では、清掃の時間を拡大して大掃除を行いました。

普段の清掃時間では手が回らない棚の中や窓などまで磨きました。

 

 

みんなの頑張りで学校はピカピカになりました。今年、たくさん活動して汚れてしまった場所もきれいになり、年が明けたら、また気持ちを新たに学習に臨むことができます!

 

学校全体の大掃除とは別の時間に、3年生では自分の身の回りの大掃除を行いました。自分の棚や引き出しの清掃です。特に、引き出しの中は消しゴムのカスなどが溜まっていたので、水道できれいに洗いました。とても寒い日だったので、子どもたちは

「手が冷たい!!!」

と言っていましたが、落ちない汚れを見つけるとたわしでゴシゴシとこする姿も見られました。

 

 

洗った引き出しを外に干して終了です。

きれいになった引き出しで、3学期もたくさん学習しましょうね!

 

そして、今日は、3時間目に2学期の終業式が行われました。

児童代表のことばでは、2年生が代表で発表しました。

〇 九九の暗唱ができるようになったこと

〇 リコーダーが上手になったこと

〇 友達の手伝いをしてお礼を言われたのがうれしかったこと 

をしっかりした声で発表してくれました。

校長先生は、各学年のがんばったこと、全校でがんばった読書や朝のボランティア活動のことを称賛しました。また、8冠を達成した将棋の藤井聡太さんが子どもの頃がんばっていたことを紹介し、みんなも見習ってほしいという話をしました。

その後、学習、生活、保健面で気を付けて欲しいことを担当の先生が話しました。

話にあったことをしっかり意識して、楽しい冬休みを過ごして欲しいです。

朝のボランティア活動

 

学校の玄関に上がってくる道沿いのサザンカの花が散り、道を覆っていました。

きれいだなと思って写真に残しました。

 

 

しかし、これが運動場となると話は違ってきます。イチョウの葉は全てなくなりましたが、それ以外の木の葉がまだまだ絶えず落ちてきます。登校してきた子どもたちは一輪車やほうき、熊手などそれぞれ道具を手に取り、そうじに駆けつけます。1年生と6年生が仲良く作業する姿も見られます。

 

 

 

熊手を2本持ち、はさんで落ち葉をつかもうとしている子もいます。うまくいくかな。

遊具の辺りも丁寧に、さっ、さっ、さっ。

 

花壇の草抜きをしている子もいます。することはそれぞれ自分で決めます。友達と話をしながらの作業、時には大きな笑い声が聞こえることもあります。

 

 

いっしょにがんばっている先生もいます。先生といっしょだと子どもたちの作業にも熱が入ります。

「うわっ、フェンスのところにたくさん葉っぱがたまってるよ。」

「先生、ここもやっていいですか?」

「うん、いいよ。気を付けてね。」

 

 

 

体育の準備でしょうか。昼休みの遊びで使うのでしょうか。ラインカーで一生懸命線を引いている子もいますね。

 

集めた落ち葉を捨て場所に運んで今日の作業は終わり。

この日もたくさんの子が作業をがんばってくれて、運動場がきれいになりました。

「さーて、今日の1時間目は何かな。」

 

 

 

 

2学期の学習活動② 6年理科

6年生の理科の様子をご紹介します。先日ご紹介した5年生の学習とどのように関連しているでしょうか。

 

先日の5年生みたいに、6年生も運動場南側の土の山に集まって作業中です。

 

 

 

それぞれペットボトルに土を入れています。わいわいがやがや、賑やかです。

 

 

中には砂場の砂を入れている子、小石を集めて入れている子もいます。

 

 

しばらくすると、土が半分ほど入ったペットボトルを持って集合。

 

そこに水を入れて・・・泥遊び。

 

 

ではなく、「いろいろな大きさの粒(小石、砂、土)と水を入れて振ったものを置いておくとどうなるか」というきちんとした学習活動です。

 

しばらくすると、上の写真のようになりました。

 

 

 

後日、先生が形を変えて実験していました。半円に切った塩ビ管にいろいろな大きさの粒(小石、砂、粘土)の混じった土を乗せ、上から水を流します。しばらくして下に積もった土を見てみると・・・

 

こんなふうに、粒の大きなものから順に積もっているのが分かりました。

 

5年生の「流れる水のはたらき」との関連が分かってもらえたでしょうか。

体験的な学習を取り入れると、「あー、あれね。」と思い出すことが多い気がします。6年生も、「あー、何か5年生の時、『浸食』『運搬』『堆積』というのがあったなあ」と思い出しながら活動したことでしょう。

図工(4年)

 

11月のある日、4年生が、とび出す仕掛けが楽しい「ポップアップカード作り」にチャレンジ中。

 

 

 

  

 

 

何度も開けたり閉じたりしてうまくとび出すか試行錯誤を繰り返します。

ハロウィーンバージョンや誕生日バージョン、それぞれ誰に渡すか決めて作業しているようです。

色使いや一つ一つのパーツの配置にも気を付け、細かい飾り付けができています。材料にもこだわりが感じられます。

 

きっともらった人も大喜び。

作っているときの様子等を話題にして、会話が盛り上がることでしょう。

お楽しみ会の話合い(1年)

今日は、1年生の授業の様子をお伝えします。

学活の時間に2学期のお楽しみ会の内容を話し合いました。

 

いろいろな意見が出て、話合い活動が盛り上がっていました。

司会の2人も初めてとは思えないほど、スムーズな進行をしていました。

 

2学期で、話合いも上手にできるようになった1年生です。

来週の木曜日のお楽しみ会が楽しみですね。

2学期の学習活動① 5年理科

2学期も残り1週間となりました。

本校では、どのような学習が行われてきたかちょっと思い出してみましょう。

 

1ヶ月以上前の様子です。運動場の南側にある土でできた山をスコップで掘っています。お目当ては・・・。

 

 

単に、土が欲しかったようです。掘った土を衣装ケースに入れています。さて、何が始まるやら。

 

 

数日後、「あれっ、また同じことをやってる。」

 

 

と思ったら、作業は進んでいたようです。衣装ケースに入れた土に溝を作っています。

なるほど!これは「水のはたらき」の学習です。この溝に水を流すとどうなるかということですね。

「川」のミニチュア版といったところでしょうか。勢いよく流れる水がどのような変化をもたらすか実験で確かめるようです。

残念ながら、水を流す様子は写真に残っていませんが、変化する様子を見た子どもたちはきっと興奮したことでしょう。この実験が6年生の学習につながります。6年の学習も後日ご紹介します。

【2年生】町たんけん「新聞づくり」

   

   

 12月12日(火)の生活科の学習では、11月27日(月)に行った「町たんけん」で調べたことをまとめる「町たんけん新聞づくり」をしました。子ども達は、付箋に新聞に書きたいことを書き出して、その記事や写真を載せる場所を決め、各班ごとに、協力しながら新聞をつくりました。

 また、この新聞づくりの経験が次の学びへのステップになるといいですね。

植栽活動

 

廊下を歩いていると、「秋」を使ったかわいい作品が並んでいました。学校や家の周辺で見つけた材料を使って楽しく飾り付けたのでしょう。

 

さて、花壇はと言うと、夏の花は抜かれさびしい状態でしたが、先月新しい花の苗が届きました。

 

 

2年生が苗を運んでいます。

 

 

先生が間隔を見ながら苗を並べます。並べ終わると、

「よーし、植えるぞー!」

 

 

 

次は、3年生。

「穴を掘ったら、底に指を入れて下から押し出すようにポットから苗を出して植えましょう。」

先生の説明をしっかり聞いた後、作業開始。使い終わったポットもきれいに洗って片付けました。

 

 

4年生もがんばっています。移植ごてを片手にどんどん苗を植えていきます。

 

 

 

もう一つのクラスは、花鉢に植えています。本校は、一人一鉢運動にも取り組んでいるのです。

植木鉢の底に2cmほどボラ土を入れたあと半分くらいまで土を入れ、苗を中央に置いたらさらに土を入れます。

苗の高さが高すぎても低すぎてもいけません。

「先生、これくらいでいいですか。」

「もう少し土を入れた方がいいそうだよ。」

「うん、そうそう、そのくらいじゃないかな。」

楽しそうに話しながら作業が順調に進んでいきます。

 

 

5年生はもう手慣れたものです。

「このくらい間を空ければいいよね。」

「これは、パンジーだっけ?」

「去年も同じようなの植えたよね。」

「あれは、ビオラじゃなかった?」

話が弾みます。

 

 

どのクラスも植え終わるとたっぷり水をあげました。

 

 

活動の様子を撮ることができませんでしたが、1年生、6年生もしっかり植えることができました。

 

まだまだボリュームが足りませんが、苗が元気に育つと春には見違えるほど立派になります。それまでお世話をしっかりがんばります。

 

門松づくり

昨日(12/10)の午後、PTA役員の方が集まって玄関前に立派な門松を作ってくださいました。

 

まずは、取ってきた竹の長さを合わせ、上部を斜めに切ります。本年度は電動のこぎりが登場し、作業がテンポよく進みます。

 

 

ドラム缶に竹を立て、砂で固定します。

 

左右2対の門松です。作業する手に力がこもります。

ところがここで困ったことが・・・。ドラム缶に巻くこもがありません。急いで買いに行きました。

 

 

こもが到着するまで松や梅、葉ボタンなどを飾り付けます。そして到着したこもを巻きました。

 

 

こもの周りにわら縄を巻きます。ところがここでまた???

「あれっ、縄は7回巻くとか決まってなかったっけ?」

みんなスマホを片手に調べます。

 

 

 

いろいろ苦労しましたが、なんとか形になりました。

もしかしたら正式なものとは違っている点があるのかもしれませんが、役員さんの心がこもった門松の完成です。

 

最後に役員さんの一人が持ってこられたこのドローンで、5mほどの上空から集合写真を撮ってこの日の作業を終えました。

 

「わあ、今年も門松が飾ってあるー!」

と子どもたちが喜ぶ顔を見るのが楽しみです。