学校の様子

8月8日、苗は今!

 6月16日、18日に植えた稲の苗の様子をみにいってきました。

 順調に育っていました。シャキッと天に向かって真っすぐに伸びています!

 1株3~5本ずつ植えた苗でしたが、茎の数を数えると1本からどんどん茎が分かれて、今は本数が30本近くになっていました。苗の高さも70センチから80センチまで大きくなっていました。ふと地面に目を落とすと、「水がない!」「夏の暑さで水がかれた?えっ?」いえいえ、心配はいりません。中干後の水の管理は、水を入れる工程(湛水)と水を抜く工程(落水)を数日ごとに繰り返す「間断かんがい」を行うのだそうです。 これは、水分の供給と酸素の供給を交互に行うことで、さらに根をしっかり育てるためだそうです。「あ~、よかった!」

 国道からわずか10分歩いただけで、一面に緑!三松地区は都市部と農村部の両方があり、自然豊かでいいですね!空にはトンボが田んぼの上を気持ちよさそうに飛び回っていました!ところで、トンボと田んぼ、名前が似ていますね!トンボという名前は、田んぼで生まれて田んぼで飛ぶから「飛ぶ田んぼ」、それが変化してトンボになったと言われるくらい、トンボは田んぼと密接な生き物です。春の終わりに田んぼに水が入ると、去年の秋に産んだ卵が孵化して幼虫のヤゴとなります。ヤゴは水中で成長し、稲が大きく育ってきた夏の初めに稲の茎につかまって羽化してトンボとなります。そして、実りの時期に田んぼに戻ってきて、水田の水たまりに産卵します。泥の中でトンボの卵は冬を越し、春に水が張られるのを待ちます。トンボは田んぼの一年に合わせてうまく生活している生き物なのですよ。

 最後に、3枚の写真には生き物が隠れています。見つけられますか?

 わたしが田んぼのあぜ道歩く度に、たくさんの虫がパッと飛び上がり、わたしが立ち止まると、みんな稲の葉の裏につかまり隠れます。まるで、「だるまさんがころんだ」をしているようでした!

 みんな、上手に隠れているでしょう!?でも、何百匹ものバッタなどが、ここには隠れているのです!信じられないですよね!保護色と言って、みんな体が緑色をしているので、なかなか簡単には見つけられません!行ってみて確認してください!