学校の様子

つなぎゆく形なきもの!

 6月27日(木)に4年生はこすもす科で郷土の歴史学習を行いました。テーマは「岩戸神楽について」です。保存会からお二人講師としておこしいただき、岩戸神社や岩戸神楽の歴史についてお話いただきました。岩戸神社は1300年ころ建立され、岩戸神楽は関ヶ原の合戦以降1630年頃につくられたといわれているそうです。戦いがなくなった世の中になり、神楽をつくってみんなで楽しもうとしたのが始まりだそうです。西諸県地区にある神楽は小林市は三松地区だけで、ほかに高原町に2つあるそうです。第二次世界大戦中に一度途絶えたそうですが、昭和37年頃に地元の人の努力により復活したとのことです。衣装としては、はちまき、白衣、白袴、白足袋、烏帽子があり、神楽面をつけて剣や長刀を使い、笛や太鼓をならして、五穀豊穣を願って舞うそうです。子どもたちは、実際に神楽でつかう衣装や道具をさわらしてもらい、昔の人の思いを感じ取っていました!

 刀や神楽面が大人気でした!(鬼滅の刃の影響でしょうか!?)岩戸神社では7月30日に神楽があるそうです。また、保存会の方々は、毎年、三松中学校の2年生に神楽を指導され、文化祭で練習の成果を披露するんだそうです!いつか、みまつっこも神楽を舞う日がくるということですね!地元に伝わる伝統芸能をこれから先もずっと継承していくみまつっこであってほしいです!