学校の様子

1学期前半最後の日!明日からは!

 7月19日(金)1学期前半終了日の全校朝会を行いました。校長の話では、戦争のことについて伝えました。冒頭、8月6日、9日、15日の3つの日付を提示し、それぞれ、どんな日かについて想像させた後、話し始めました。広島や長崎に原爆が落とされたこと、8月15日に終戦を迎えたこと、1つ1つ、写真を示しながら説明していきましたが、みんな真剣な眼差しで私の話を聞いてくれました。日本は平和な国になり、79年もの間、戦争をしていないが、世界に目を向けると、ウクライナやガザ地区だけでなく、多くの国で今も戦争や紛争が起きていること、そのせいで、多くの人(子どもを含む)が命を失っている現実を伝えました。「戦争をなくすことはできるのか?」の私からの問いに、子どもたちは少し考え込んでしまいましたが、私たちが今できることは、「命を大切にすること」と話し、自分の命、そして、周りの人の命を大切にすること、そして、三松小内で小さな戦争が起きないようにすること(いじめなど)を確認しました。もうすぐ、パリ・オリンピックが開催されますが、オリンピックは平和の祭典と言われ、暴力ではなく、健全なスポーツで国と国が競い合うことを目的に4年に1度開催されていることを話し、五輪のシンボルマークは五大陸を表し、バックの白を含めた六色は世界の国旗の色をすべて網羅していることもあわせて伝えました。今日の話が少しでも子どもたちの心に灯をともし、平和な世の中の担い手に育っていってくれることを期待します。家庭においても、8月6日や9日、15日に、戦争と平和について話し合っていただけるとありがたいです。

 その後、生徒指導主事が夏休みの生活の在り方について話をしました。37日間、命を大切に過ごすこと、そのために、「ひ(火遊び)・み(水の事故)・こ(交通事故)・む(むだづかい)・し(しらない人についていかない)」のきまりを守ることを再確認しました。「安全第一・正しい判断をこころがけるように!」の言葉で締めくくりました。詳しくは、「夏休みのしおり」を配付していますので、よく読んでおいてください。

 校長としては、この夏休み、思いっきり楽しんでほしいなと思います。そのためには、1日や夏休み全体の計画をたてることが大切だと思います。家族でよく話し合って、心に残る夏休みになるように工夫してみてください!(私も息子と楽しみます!)

 三松っ子のみなさん、登校日の8月19日、そして、8月26日の始業日に、442の命を必ずもって帰ってきてくださいね!必ずですよ!