日知屋っ子日記Ⅰ(平成25年~令和4年3月)

きょうの日知屋っ子

安全見守りボランティアの方との対面式

 5月8日に「安全見守りボランティア」に登録してくださっている方々と子どもたちとの対面式を行いました。
 本校では、昨年度の9月から、子どもたちの登下校の安全を見守るボランティアの方々を募集し、10月から活動を始めています。年度が変わりましたので、今年度は、ボランティアの方と子どもたちとの顔合わせを行い、活動をさらに充実していきたいと考えました。
 当日は、14名の方においでいただき、自己紹介や児童代表のあいさつなどを行いました。子どもたちの安全を守るためには、地域の応援団であるボランティアの方々の力を必要です。今年度は、新たに登録した方を含め25名の方が活動に参加してくれることになりました。学校としては、大変ありがたく思っています。地域と連携しながら子どもたちの安全確保に努めていきたいと考えています。
 

春季大運動会結団式

 本校は、昨年度から5月に春季大運動会を実施しています。そのため、5月1日に赤団・白団を決める結団式を行いました。
 子どもたちの思いは様々で、団の色が決まるまでワクワクしている子どもたちが多かったです。団長に決まっていた6年生の2人が、ひもの付いているペットボトルをかごの中から引き上げましたが、はじめは透明の水しか入っておらず色が分からなかったのですが、ペットボトルを振ると赤と白の色が現れてきました。この演出に子どもたちは、驚いていましたが、団の色が決まり、いよいよ本格的に運動会の練習が始まるという実感がもてたようでした。その後、それぞれの団で、団長やリーダーの紹介もあり、みんなで元気よく気合いを入れて結団式を終えました。
 運動会は5月31日日曜日に計画しています。その日まで、団長・リーダーを中心に頑張ってほしいと思います。


春の遠足

 4月24日(金)は春の遠足でした。晴天に恵まれ、春風の吹くさわやかな一日となりました。子どもたちにとっては、新学期始まって間もない頃ですが、仲間づくりには絶好の機会になりました。
 遠足場所は、近隣の公園や伊勢ヶ浜、お倉ヶ浜公園等、各学年それぞれ異なる場所での遠足でした。1年生は、入学後初めての大きな行事となりました。伊勢ヶ浜までの道のりは1年生にとって遠く感じた子どもも多かったと思いますが、子どもたちは、手をつないで楽しみながら歩いていました。砂浜では、心地よい潮風を体いっぱい受けて遊ぶことができました。
 各学年ともトラブルもなく、計画通り無事に遠足を終えることができ、心に残る楽しい遠足となりました。
 
 
 

今年度最初の参観日

 4月26日(日)は新学期になって最初の参観日でした。今年度から日曜参観日として計画し、多くの方々に子どもたちの様子を参観していただきたいと考えました。おかげさまで、父親や祖父母の方の参加がたくさん見られました。
 子どもたちは、いつもより活発な態度で学習に取り組んでいました。特に1年生は、生活科で自己紹介の発表をしていましたが、保護者と一緒に立派に発表できていました。
 その後のPTA総会にもたくさんの保護者の方が残ってくださり、予定通り無事に日程を終了することができました。
 いよいよ今年度の教育活動とPTA活動が本格的にスタートしたという感じがしました。
 
 
 


地震・津波の避難訓練

 4月22日(水)に地震・津波の避難訓練を行いました。今回は、富島中学校との合同避難訓練でした。津波警報が出たときには、中学生も日知屋小に避難してくるようになっており、昨年度は悪天候のためできなかった合同避難訓練を今回実施することができました。
 中学校とは事前の打ち合わせを行い、同時刻に避難を開始し、中学生と小学生が混雑する場合は、小学生優先ということを確認していました。さらに、屋上に上がったときに、小学生と中学生とが占めるスペースを確認することもでき、非常時への備えをまた一つ確かめることができました。
 地震は何時起こるか分かりません。津波への対応も常に心がけておく必要があります。今回の訓練の成果と改善点を生かして、防災意識をさらに高めていきたいと考えています。

平成27年度入学式

 4月13日(月)に入学式を行いました。今年度の入学児童は、男子24名・女子17名、計41名でした。子どもたちは、担任の先生に連れられ、やや緊張した表情で入場しました。氏名点呼では、元気に返事をすることができました。
 校長先生のお祝いの言葉に、日知屋小の「よいこ」のお話があり、「よい返事とあいさつのできる子」「いのちを大切にする子」「ことばを大切にする子」になりましょうという呼びかけがありました。
 児童お祝いの言葉では、4年生以上の子どもたちによる歓迎の言葉と「どきどきドン1年生」の歌のプレゼントがありました。約1時間の式でしたが、1年生もしっかりとした態度で式を終えることができました。早く友達をたくさんつくり、学校生活に慣れ、日知屋小の「よいこ」になってほしいと思いました。
 


 

卒業証書授与式

 3月25日は卒業証書授与式を行い、34名の卒業生が日知屋小から旅立ちました。
 5年生がリコーダーで入場曲「威風堂々」を演奏し、その曲にのって卒業生が入場しました。そして、卒業証書授与では、証書を授与される卒業生一人一人の顔が保護者や来賓の方によく見えるように、デジタルカメラで撮った映像をスクリーンで映し出しました。子どもたちは、緊張感漂う中、堂々とした態度で証書を受け取りました。
 来賓の方からお祝いのことばをいただいた後、「門出のことば」では、卒業生と在校生の呼びかけのことばと歌声が体育館に響き、厳粛な雰囲気の中、滞りなく無事に式を終えることができました。中学校へと進学する卒業生の活躍を期待しています。
 
 

お別れ集会

 6年生の卒業式が間近となり、3月6日は全校児童で「お別れ集会」を開きました。この日は、あいにくの空模様で、計画では外でドッチボール大会をする予定でしたが、体育館での室内ゲームとなりました。
 ジャンケンゲームや○×クイズ、人間知恵の輪、長縄対決など、卒業を控えた6年生と下学年の子どもたちがゲームを通して交流を深めました。
 また、下学年の子どもたちが作った6年生へのプレゼントもあり、今までお世話になった6年生への感謝の気持ちを表しました。
 
 
 


思いやりの心を育てる「ありがとうの木」

 思いやりの輪を広げる活動として、感謝の気持ちをカードに書いて表し、子どもたちが互いに贈り合うという活動を2月から3月にかけて行いました。
 この取組は、友達に「ありがとう」を伝えたい時や上級生からお世話になったり、助けてもらったりしたことに対し感謝したい時に「ありがとう」の言葉をカードに書き、校舎内においているポストに入れます。そのカードをボランティア委員会の子どもたちが集めて、贈られた友達に届けるという取組です。
 さらに、その内容は、給食時間に放送で紹介したり、配布したカードを集めて「ありがとうの木」にしたりしました。全校児童に思いやりの気持ちや感謝の気持ちを高め、本校の目指す児童像である「広い心でやさしい子」につながる取組になりました。
 


発表集会「1年生」

 1年生にとっては、初めての発表集会でした。しかも、2月26日はちょうど参観日だったので、たくさんの保護者が参観に来ていました。
 緊張感の中、1年生は、歌やダンス、合奏を発表しましたが、この日のために練習してきたことを一生懸命に発表する姿に、上級生の子どもたちや保護者の1年生の発表を見る温かな眼差しが、とてもやさしく印象的でした。
 こんなに大きく成長した1年生に、会場から大きな拍手がわき起こりました。もうすぐ立派に2年生になります。
 

火災の避難訓練

 2月18日に火災を想定した避難訓練を行いました。消防署から3名の署員の方をお招きし、お話や消火器の使い方等について指導していただきました。
 火災の避難訓練で大切なことは、出火元がどこであるかを知ることです。子どもたちには、校内放送を聞く、先生の指示を聞く等、日頃からお話をしっかりと聞けることが命を守ることにつながることを話しました。子どもたちは、校長先生のお話や消防署の方のお話をしっかりと聴くことができていました。
 火事の原因に子どもの火遊びがあります。特に、ライターによるものが多いと聞いていますので、保護者の皆さんも子どもさんの持ち物には十分注意してください。
 全国火災予防期間に使用された標語をお知らせします。「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」この標語をいつも頭において、日頃の家庭生活にも生かしてほしいと思います。
 
 
 

地域クリーン活動

  2月17日に子どもたちが日頃生活している地域で、地域クリーン活動を行いました。
 5つの地区と児童クラブに通う子どもたちに分かれて、地域の公園や学校周辺の清掃活動を行いました。子どもたちは、ビニル袋を片手に植木の下や道路に落ちているゴミや空き缶などを拾いました。
 各地区には、区長さんをはじめ高齢者の方々が応援に来てくださり、地域の方と一緒に約1時間程度がんばりました。地域の方との交流も図れ、併せて地域もきれいになりとても有意義な活動になりました。ゴミの分別も大変でしたが、子どもたちにとつては良い勉強になりました。
  ご協力いただいた地域の皆様ありがとうございました。
 
 


5年生 餅つき

 2月13日に、5年生は「もちつき」を行いました。1学期の田植えから、2月期の稲刈り、脱穀などの作業を経て、収穫の喜びを味わう「もちつき」へとつながってきました。 今、臼や杵で餅つきをする学校は少なくなってていると思われますが、JA日知屋支店の職員の皆さんの協力を得ながら、今回の餅つきで一連の「お米学習」も無事に終わることができました。
 当日は、保護者の方や高齢者の方、JA日知屋支の方等、たくさんの方においでいただき子どもたちも楽しみながら安全に餅つきをすることができました。振り返れば、本格的な田んぼではないところで水の管理や草取りをしながら育てた餅米だけに、お餅の味は子どもたちの心に残る格別な味だったと思います。収穫の喜びを味わったひとときでした。
 

2年生・5年生の発表集会

 2月12日に発表集会を開きました。今回は、2年生と5年生の発表でした。2年生は、歌と合奏の発表でした。歌は「ともだちはいいもんだ」合奏曲は「山のポルカ」「こぎつね」でしたが、とても元気よい歌声と全員が心を一つにしたすばらしい合奏でした。
 5年生は、もし世界が100人の村だったら、食糧難で困っている人は何人いるかなど世界に視野を広げ、いろいろな課題や現状を割合を使って例えた発表をしてくれました。さらに、歌「世界がひとつになるまで」合奏「威風堂々」を発表しましたが、高学年らしい発表内容で今までしっかりと練習したことが分かる発表内容でした。
 このような発表の場は、子どもたちの表現力の育成には欠かせない取組です。次年度はもっと表現力豊かに、人ら伝えることを目的に発表の場を改善していきたいと考えています。
 
 
 


 

3年生 幼保交流活動

  3年生 幼保交流活動2月5日に3年生の子どもたちは、日知屋幼稚園と日知屋保育園に訪問し、年長組の幼児たちと交流活動をしました。
 もうすぐ小学校に入学してくる子どもたちと交流することで、お互いを知り、園児の皆さんに希望を膨らませて入学をしてもらいたいというねらいで、毎年この時期に行っています。
 幸いインフルエンザも治まりつつあり、3年生の子どもたちは、この日を楽しみに準備してきただけに無事に実施することができ、とてもうれしそうでした。
 この日のために練習してきた歌の発表や手作りの遊び道具で、子どもたちは園児と仲良く交流を深めることができました。
 日知屋小学校に入学してくる園児の皆さん入学を待っています。
 
 
 
 


二分の一成人式

 4年生の年齢は、10歳です。成人となる二十歳のちょうど半分ということで、1月の参観日に「二分の一成人式」を行いました。
 内容は、将来の夢や自分の未来についての発表や合唱、群読等、参観に来られた保護者の皆さんに成長した姿を見せるものでした。
 最後に、保護者との手紙の交換がありました。自分の成長を楽しみに今日まで育ててくれたお母さん、お父さんに、日頃なかなか口に出せない感謝の言葉を書いた子どもの手紙と子どもの成長した姿に思いをよせた保護者の手紙の交換です。
 お互いのほころぶ笑顔がとても印象的でした。二十歳になってまたこの時のことを思い出してくれるとうれしいです。
 

道徳の時間の研究会

 学校では、全学年、週に1時間「道徳の時間」があります。「道徳の時間」では、読み物資料を使って、人として生きていく上で大切な道徳性を育てていく時間になります。
 人には、誰にでも弱い心と強い心があります。「道徳の時間」は、自分の心と向かい合いながら、ありのままの自分を考えるとても大切な時間です。
 その「道徳の時間」の指導をより充実したものにするために、他の学校から、指導のスペシャリストの先生をお呼びして研究会をしました。実際に5年生の子どもたちを使って模範授業をしていただきながら、研究を深めました。指導の参考になることばかりで、日知屋小でもこれからの「道徳の時間」の指導に活かしていけるよう研究を積んでいきたいと考えています。
 


ランランタイムが始まりました

 今、学校では、自分のペースで走りながら持久力を高め、体力の向上を目的に「ランランタイム」に取り組んでいます。
 この取組は、低・中・髙学年別に決められた時間内に運動場を何周できるかを記録しながら、徐々にペースを上げてき、体力を高めていく取組です。
 2学期に行った「なわとび運動」と同じで、子どもたちは楽しみながら走っています。寒さや風邪、インフルエンザに負けない体力をつけるためにも子どもたちには、頑張ってほしいです。
 
 

インフルエンザにかからないように!

 先週の三連休明けからインフルエンザが急激に広がり、本日までに4年生と1年生の2つの学年を学級閉鎖として、感染の拡大防止に努めました。
 市内の小中学校全体にも広がっているインフルエンザですが、発症後から5日間は学校への出席を停止します。従って学習の遅れや行事の変更等に苦慮しているところです。
 ご存じのように、感染症の予防には、手洗い・うがい・換気が効果的だといわれています。学校では、2校時終了後の休み時間に、全校一斉に手洗い・うがい・換気を実施しています。家庭にも呼びかけているところです。これ以上の感染拡大がないように心がけていきたいです。
 


牧水カルタ大会

 12月25日に「第40回牧水カルタ大会」が開催されました。ふるさとの偉大な歌人「若山牧水」の短歌に親しむことで、郷土を愛する心を育みたいというねらいで、市教育委員が主催となり、毎年この時期に開催されています。
 本校からも5・6年生から代表児童10名が出場しました。競技はチーム対抗戦、個人戦の2種類に分かれていて、10名の子どもたちは、チーム対抗戦に2チーム、個人戦に3名出場しました。
 しんと静まりかえった雰囲気のなか、緊張感をもって競技に取り組む小中学生の子どもたちの姿に感動しました。もともと牧水の出身地である旧東郷町内の小中学校が中心となって取り組んでいたカルタ大だったので、旧東郷町内の小中学校の子どもたちにはなかなか勝つことができませんでした。しかし、今回、日知屋小の代表児童は、チーム対抗戦で4位、個人戦では、1位と4位を獲得するなどすばらしい活躍を見せることができました。
 まさに、やる気と日頃から短歌に親しむことができた成果だと思っています。入賞した子どもたちや参加した子どもたちに大きな拍手をおくりたいです。