日知屋っ子日記Ⅰ(平成25年~令和4年3月)

きょうの日知屋っ子

みんなで遊ぼう!

 全校児童を縦割り班に分け、班ごとで遊ぶ「みんなで遊ぼう」(児童会活動)を6月12日に行いました。遊び場を全部で7種類設定しており、その中から2種類の遊びを楽しみます。縦割り班のチームなので、6年生が中心となつて下級生を世話しながら、遊ぶ場所への引率し、遊びの中では、リーダーシップをとってくれていました。
 遊びは子どもにとって楽しいだけでなく、遊びを通して楽しみながら身につくこともたくさんあります。例えば、ルールを守ることの大切さや上級生としての責任、思いやり、協力など知らず知らずのうちに子どもたちは学んでいきます。
 子どもたちの生き生きとした表情がとても印象的な活動でした。
 
 
 


お米学習で「田植え」

 5年生は例年「総合的な学習の時間」に米作りをしています。
 今年も校内の敷地にある田んぼに餅米の苗を植えました。苗の準備や指導はJAの方に来ていただきました。
 子どもたちの中には、初めて田植えをする子どもも多く、指導してくださる方の話を聞きながら、苗を丁寧に植えていました。これから稲の育ち方を観察しながら、水の管理や草取り等の世話をしていかなければなりません。子どもたちのがんばりで、手をかけたほど稲も良く育ちたくさんの収穫が期待されます。
 秋になって稲を刈り、冬に餅つきをして収穫の喜び味わうまでが米作りの学習になります。
 
 
 


 

プール開き

 本校では、6月22日(月)から水泳学習が始まりました。5月末に大運動会を実施したことにより、市内の他の学校に比べると遅いプール開きになりました。しかも、今年は、雨の日が多く気温があまり上がらない日が続いていましたが、何とか雨間をぬって水泳学習がスタートしました。
 子どもたちは、少々寒さに震えながらも元気いっぱい水泳学習を楽しんでいました。これからいよいよ夏到来という感じですが、水泳は全身運動でこの時期の体力つくりには最適な学習です。安全面にも十分気を配りながら、少しでも多くの子どもたちの泳力を伸ばし、さらに体力が向上できるよう取り組んでいきたいと思います。
 
 
 


「匠の技」体験学習

 宮崎県職能技能開発協会が主催する「匠の技ジュニア体験教室」が6月15日に本校で開催されました。指導者が4名、事務局の方が1名、体験したのは5年生の児童35名でした。
 今回は、木工作品作りに挑戦しました。作る物は「本立て」と「木製の椅子」の2種類でした。限られた時間のため、一部の部品は揃っており、子どもたちの作業は、のこで切ったり、釘を打ったりすることが主な作業でした。のこを使うのも釘を打つのも初めての子どもが意外に多く、子どもによっては、かなり苦労をしていましたが、何事も体験、やったいるうちにコツをつかみ上手になっていく子どももいました。作品が完成すると、苦労しただけに子どもたちの思い入れも強く、子どもたちの笑顔がたくさん見られました。
 今日の体験で大工さんを目指したいという子どももいたのではないかと思います。
 
 

「読み聞かせ会」を開催

 7月14日(火)に元UMKアナウンサーをされていた方をお招きし「読み聞かせ会」を開きました。本に親しみ、進んで読書しようとする気持ちを育てたいというねらいで、学校と保護者で組織するお話会」とが連携し、実施する運びとなりました。
 今回、低・中・高学年別に3時間時間を設定し読み聞かせをしてもらったり、音読の仕方やアナウンサーの仕事について語ってもらったりしました。国語学習における表現力の育成やキャリア教育に関わる話など幅広く指導していただきました。
 子どもたちも目を輝かせて、お話を聞いたり、指導に合わせて表現読みをしたりしながら楽しい一時を過ごすことができました。


日向市水泳大会がありました

 7月24日(金)に日知屋東小プールで日向市小学校水泳大会が行われました。この水泳大会は、5・6年生を対象に市内3会場に分かれて毎年実施されています。この会場では、大王谷学園、平岩小中、日知屋東小、日知屋小、細島小の5校の代表選手が、クロールや平泳ぎ等の種目で練習の成果を競い合いました。
 児童だけでなく保護者の方の応援もあり、自己ベストを目指し、白熱した競技が見られました。日知屋小児童も競技や応援を精一杯がんばりました。



サマースクールを開きました

 夏休みに入った27日と28日の二日間「サマースクール」を行いました。希望者による学習会ですが、1年生から6年生まで二日間の延べ参加人数は162人でした。
 この期間、1学期の学習の振り返りや夏休み中の課題等、それぞれに応じた学習に取り組みました。例年、中学校から学習補助ボランティアを募り、手伝いをしてもらいますが、今年も9名の中学生が来てくれ、子どもたちの丸付けや指導に当たりました。小中連携の一環としてとてもありがたく思っています。
 また、今年は学習だけでなく、泳ぎの苦手な子どもにもこの期間に指導し、4名の子どもが受講し泳力を伸ばすことができました。


防災に関する研修会

 夏季休業中の8月21日に防災に関する職員研修会を開きました。
 学校外から講師として宮崎県防災士ネットワーク所属の防災士の方と宮崎県総務部危機管理局の職員の方をお招きし、学校における防災教育の在り方やDIGという手法を使った演習を行いました。
 子どもの命をあずかる学校現場として、自然災害から子どもたちの命を守り、安全をどのように確保するかは大きな課題でもあります。このような研修を通して、危機意識を高めていきたいと考えています。
 さらに、このDIGの手法を使った防災教育の授業を、10月20日のオープンスクールの日に6年生の子どもたちに行う予定にしていますので、保護者や地域の皆さんにも是非参観していただければと思っています。
                 

 

9月参観日がありました

  9月11日(金)に学校参観日がありました。2学期になって最初の参観日です。今回は低・中・高学年別に参観授業と学級懇談会を設定しました。どの学年の授業も活発な発表や真剣に考える子どもたちの姿が見られました。
 特に、5年生の授業では、日向警察署の生活安全課より講師を招いての防犯教室を開きました。内容は「携帯・スマホなどの犯罪から身を守ろう」という7テーマでしたが、ネット社会における犯罪の被害に遭わないための学習をしました。また、今回はALT(英語指導助手)の訪問日でもあり、英会話学習の様子も保護者の皆さんに参観していただきました。
 多くの学校では、運動会の練習等で慌ただしいことと思われますが、本校では夏休み明けの生活リズムを整え、じっくりと落ち着いて学習に励むことができていました。




小学生夏休みハワイ派遣事業

 この夏休み中に、日向市教育委員会市が主催して行う小学生英会話研修「小学生夏休みハワイ派遣」事業がありました。この事業は、市内の小学校から5・6年生を対象に派遣団員を募り、8月18日から8月24日までの期間(5拍7日)でハワイに派遣し、ホームステイをしながらハワイの文化にふれ英会話の力をつける体験学習です。事前に選考会があり8名の団員が選出されましが、本校から5年生男子と6年生男子の2名が団員として選ばれました。
 9月11日(金)にその報告会が開かれました。報告会では、8名の団員それぞれがハワイで体験したことについて話しました。本校の2人も、ハワイと日本との文化や生活様式の違い、ホストファミリーとの楽しいふれあいなどについて立派に報告することができました。
 子どもたちの報告を聞くと、この体験は一人一人の子どもにとって、とても印象深いものとなっており、将来の自分の姿につながる体験になっていることを感じることができました。10月には、ハワイでお世話になったホストファミリーの友達を日向に招くことになっています。