日知屋っ子日記2025

宿泊学習を振り返って

12月4・5日にむかばき宿泊学習を実施しました。自然の中での登山や活動、宿泊を通して、一人ひとりが仲間との協力を大切にしながら過ごす姿が見られました。

登山では、きつくなった友達に声をかけたり、危険な場所を知らせたりと、互いを支え合う姿が印象的でした。前向きな言葉で励ます声も多く聞かれました。また、天体観測、荷物チェック、ペナントづくりなどにおいても、友達を待ったり、声をかけ合ったり、助けたりといった行動が多く見られました。最後の奉仕活動では、感謝の気持ちを込めて、一生懸命掃除をしていました。

自然の家の職員の方からは、「協同や友愛はもちろんですが、規律が整っていて素晴らしいですね」

とのお言葉をいただきました。班ごとに声をかけ合い、次の活動へ移る姿には、これまでの日々の取り組みを生かそうとする子ども達の意欲が感じられました。

当日は、体調等により参加がかなわなかった児童もいましたが、「むかばき宿泊学習」を見据えて過ごしてきた日々や事前学習すべてが、子どもたちの成長につながりました。5年生が見通しをもって行動し、互いを大切にしながら、感謝の気持ちをもって過ごす姿に、頼もしさを感じました。

保護者の皆さまには、持ち物準備をはじめ、いろいろとご協力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。