校長室から

新規日誌5

クラス対抗親睦大会

6月2日にクラス対抗親睦大会が開かれました。昨年から競技は玉入れになっています。優勝は、4年3組でしたが、予選落ち確実と言われていた先生チームが3位に入りました。びっくりです。

本に親しむ

ひだまりの会の方に読み聞かせに来ていただいています。本当にありがとうございます。小さな頃から本に親しむことが大切だという話を見つけました。

『ブックスタート』

 「ブックスタート」は、1992年にイギリスのバーミンガムで始まった。とってもユニークな政策で、乳児検診の時に赤ちゃんに絵本をプレゼントするというものだ。そのコンセプトがまた、とてもシンプルで、「赤ちゃんの体を育てるためにミルクが必要なように。赤ちゃんの心を育てるためには、絵本を読み聞かせることと、話しかけることが必要だ」というものだ。
  イギリスでこういうことがあったという。小学校入ってきた子どもに教科書を渡すとそれが本であることを認識できない。教科書をブーメランのように投げたり、かじったり、舐めたりする。読むという認識できないという。こういう子どもを矯正するのは極めて困難なのだそうだ。そうならないためにはどうしたらいいかと考えて、行き着いた政策が「ブックスタート」だった。

  数年後、驚くべきデータが報告された。ただ絵本をプレゼントするだけなのに、プレゼントされた子とされなかった子とでは、小学校に入る頃には明確に学力の差が表れるというのだ。それ以後、イギリスの90%以上の自治体に「ブックスタート」が広まり、現在も続いているという。当時のイギリスのブレア首相がこう言っている。「7歳の子どもの読書量が20年後のイギリスの存在価値を決める。」 

  テレビやゲームを見るだけでは思考力は育たない。なにもたくさん本を読めというのではない。学校で朝10分間の読書をすると目に見えて問題が減ってきたとか、記憶力テストの前に2分間音読をさせるだけで結果が2割近くよくなるとか、そういう事例はたくさん報告されている。子どもたちは少し本に触れる、少し活字に触れるだけで大きく変わるのだ。大人は子どもたちの読書環境を少しでもよくなるように考えていく必要があると思う。(前北海道恵庭市長の記事より)

満開です

 校長室前の廊下に中島鉄工所さんからいただいた胡蝶蘭がおいてあります。今、大きな花を開かせて、子どもたちや先生方の目を楽しませてくれています。あまりにも大きな花で、作り物と思っている子どももいるようです。

令和スタートしました

 5月1日から令和が始まりました。職員玄関にの靴箱の上には毎日、私からのメッセージが置かれています。今日の私からのメッセージは「○○始まります」でした。令和が子どもたちにとってすばらしい時代になってほしいなと思います。

  

救急法の講習会

救急法の講習会
 職員向けに日向消防署の職員を招いて救急法の講習会が開かれました。以前は水泳が始まる前に行っていたのですが、子どものアレルギー対応や熱中症対策などを考慮して年度初めに行っています。いざというときのために先生方真剣に取り組んでいました。


PTA総会

PTA総会があり、新役員さんが承認されました。そして新会長の緒方良幸さんが、本年度から行われるコミュニティスクールも考慮して「あの子も この子も 自分の子 地域で子どもを育てましょう」というスローガンのもと、がんばっていきましょうと挨拶がありました。

うれしい電話

職員会の最後に、教頭が
昨日、3年生の運動会練習の指導について
地域の方から電話をいただきましたと切り出しました。

職員は校長も含め皆、
おしかりの電話?と思い、耳をそばだてました。

内容は、
3年生の指導の先生が
わかりやすく、的確に指導しておられることに感心した!
というもので、
対象の職員は思わず笑顔になり、
他の職員から思わず拍手があがりました。

担任からの電話も、保護者の皆様にとっては
びくっとすることも多いのではないでしょうか?

学校教育の向上のためには、
苦言やおしかりの電話も
ありがたいものですが、
このようなお褒めの電話は
職員の意欲がさらに高まり、
とても貴重なものでした。

子どもをきちんとした大人に育て上げるという
共通の目的を持った保護者と教職員、
それを見守り支援する地域の方々、

お互いが認め合い、
意見交換ができる
そんな日知屋東小をめざしたいと思います。

学校は歩いていくところ

雨の日は、車で送ってもらう児童が増えます。
 
特に今朝は荒天が予想されていたせいか、
集団登校の人数が少なめの班もありました。
 
病気やけがなど送迎が必要な事情以外で
安全面など特に支障がなければ、
子どもたちには原則『歩いて登下校』を
させたいと思います。
 
こどもが風雨や交通量の変化、
安全監視員さんたちがカッパを着て
見守ってくださることなど
肌で実際に感じることができ
耐える力や判断力、感謝の心などが
しっかりと身についていきます。
 
反対に車に乗っているときには、
歩行者への配慮や
運転マナーなどを教え
将来の運転者を育てることも大切ですね。
 

約束

今年2月の新入児と1年生との交流会のときに
『妖怪ウォッチのバルーンを作って待っています。』
と約束していましたので、
お手本をまねて、がんばってみました。
 ウイスパーのバルーン
 
なかなかうまくいかなくて、
雰囲気でごまかしてしまいましたが、
子どもたちからは『ウイスパーだ!』と
わかってもらい、ほっと安心。
 
約束したからには、果たさねばという
プレッシャーからも何とか解放されました。
 
大人として、子どもに約束することがあります。
 
果たせないことも多々ありますが、
子どもだからと軽く見るのではなく
理由を説明したり、できる日を再度設定するなど
人と人としての対応が大事だと思います。
 
反対に子どもが約束を守らないこともあります。
こちらも子どもの要求だけを通させるのでなく、
きちんと守らせるという
確固とした姿勢を見せたいものです。
 
誰しも完全な人はいません。
お互いに努力しようとし、
素直身に反省するという姿勢を
大切にしたいと思います。