日誌

2015~2017年度 美郷北学園ニュース

ようこそ先輩

 夏季休業中の登校日(8月21日)に、卒業生に大いに語っていただく「ようこそ先輩」を実施しました。これは、キャリア教育の一環として昨年度から行っています。在学時や卒業後のことを話していただくことをとおして、働くことや学びの意義、小学生・中学生のうちに考えてほしいことなどを先輩から後輩に送るメッセージにしていただいています。
 今年度は、日髙涼菜さん(延岡星雲高校2年)、甲斐雄大さん・甲斐龍一さん(県建設技術センター)、日髙伸吾さん(社会人 農業)の4名においでいただきました。

日髙涼菜さん
 日髙涼菜さんは、中学時代はバレーボール部に所属していましたが、高校で出会った合唱の素晴らしさに惹かれ、合唱部に入部。「合唱をとおして笑顔を届けたい」と語っていました。受験生である9年生に集中力を高めることをアドバイスしました。

甲斐雄大さん(左)   甲斐龍一さん(右)
 同級生のお二人は、この3月に高校を卒業して建設に関する知識と技術を学ぶために県の建設技術センターに入りました。高校時代、野球(雄大さん)とサッカー(龍一さん)に打ち込みながら、「気持ちで負けないこと」や「無駄な努力はないこと」を学んだエピソードを伝えていただきました。「将来、北郷に戻り地域のために働き、地域を活性化したい」という熱い思いを聞くことができました。

日髙伸吾さん
 最後は、本学園の保護者でもある日髙伸吾さんに、農業をとおしてお話しいただきました。現在、あいがも農法やオーガニック栽培など先進的な農業経営をされていますが、それでも自分の体調も含め将来に対する不安があること、その解消のためにもSAPなどを通じて幅広い年代の人との交流を大切にしていることを話していただきました。「オリジナルの宇納間米を作りたい!」というお話が印象的でした。子どもたちには、「今自分に与えられている立場をよく考え、課せられている努力を惜しまず続けてほしい」とエールを送っていただきました。

 ご多用な中、おいでいただいた「先輩」の皆様、本当にありがとうございました。これからも学園生を見守ってくだされば幸いです。

着々と・・・

 われらがスーパー事務室3人組と強力な助っ人のおかげで、またまた素晴らしい花壇ができつつあります。 完成が楽しみです





黒木を学ぼう(5~7年生)

 本校は北郷小学校、黒木小学校、北郷中学校がひとつになり、美郷北学園として開校3年目を迎えました。校舎は北郷中学校を改築して建てられており、黒木小学校からは車で20分ほどかかります。同じ北郷ではありますが、なかなか黒木地区との交流ができていませんでした。そこで昨年11月、1・2年生と黒木地区高齢者クラブの方々との交流の機会を設けさせていただき、子どもたちも、そして黒木地区の方々にも非常に喜んでいただけました。
 そして7月18日(火)に第2回の交流会を開催することができました。今回交流させていただいたのは中期ブロック(5~7年生)です。何名の方に参加していただけるか不安もありましたが、当日黒木小学校グラウンドに到着すると約20名ものたくさんの黒木地区の方々に出迎えていただきました。
 あいさつ等を行ったあと、まずはじめにグループに分かれてグラウンドゴルフを行いました。
 
 
 クラブの握り方からレクチャーしていただきました。

 最初のうちはうまく打てなかった児童・生徒も地域の方のアドバイスを受けながら、後半は見違えるほど上達していました。絶妙なアプローチなど、匠の技に感嘆の声も聞こえてきました。

  

 グラウンドゴルフで汗を流したあとは、体育館に移動し、黒木の伝統である「黒木ばんば」を教えていただきました。

 
 足の動かし方が重要とのことで、ステップの踏み方を中心にみっちりご指導いただきました。黒木ばんばは美郷北学園の運動会でも踊る予定としています。子どもたちからは「運動会に生かしたい」という力強い言葉も出てきました。

 

 黒木ばんばのあとは美郷北学園の紹介、児童・生徒が力を入れていることなどの説明を行い、美郷北学園の校歌を歌いました。
 そして最後に黒木地区の方々と児童・生徒全員で黒木小学校の校歌を歌いました。校歌を歌い終わったあとに区長様から「黒木小学校の校歌を歌うことは二度とないと思っていたが、今日ここで歌えて胸が熱くなった」というお言葉をいただき、今回の黒木地区での交流が非常に有意義なものであったと感じていますし、これからもこういった交流や奉仕作業等、各学年でできることに取り組んでいきたいと考えております。



 今回の交流に際し、事前準備やグラウンドの整備等いろいろとご協力いただきました黒木地区の皆様、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。また、今後とも美郷北学園とのお付き合いをよろしくお願いいたします。

川であそぼう(1・2年生)

今日は1・2年生で北郷交流センター下の川(中原地区の遊泳場)に行きました。
連日最高気温が30℃を超えている美郷町ですが、このときばかりは暑さのおかげで子どもたちはとっても気持ちよさそうに川に入っていました。
 

浅瀬で魚を捕まえようと必死になっている児童もいれば、

  
先生の背中につかまって深いところまで泳いでいくのを楽しむ児童もいました。

暑いとはいえ、長い時間水の中にいるとだんだん身体が冷えていきます。
途中の休憩ではこんな光景も!

ひなたぼっこ?岩盤浴? とっても気持ちよさそうです。

休憩の後も元気に泳いでいました。

はっきりと表情をお見せできないのが残念ですが、とびっきりの笑顔を見せてくれています。
2時間みっちり遊んで午後の授業は少しお疲れのようでした。


子どもたちが遊んでいる間、教育委員会の職員や地域の方々がずっと見守ってくださいました。多くの大人の目があるおかげで子どもたちも安心して川に入ることができました。本当にありがとうございました。

運動会 結団式

今日は運動会の結団式を行いました。
まずはスローガンの発表です。今年のスローガンは、

「百花繚乱 ~咲き誇れ、勝利と感動の花~」
                     に決定しました。

学園生106人全員が主役となり、106種類の感動の花が咲き乱れるような心に残る運動会にしたい、という思いからこのスローガンに決まったようです。

そして団長副団長の紹介、あいさつを行った後、いよいよ団の色の決定です。
 
今年は各団の団長、副団長、リーダーが長縄跳びをして回数の多かった方の団から水の入ったペットボトルを選ぶというものでした。

このペットボトル、キャップに絵の具が塗りこんであり、振ると、、、





赤と白に染まりました。これも運動会実行委員のアイデアです。

団の色が決定したあとは、各団応援練習です。
 
          <赤団>                      <白団>

運動会本番は、9月17日(日)です。これから団長、副団長、リーダーを中心に盛り上げ、最高の運動会をつくりあげます。