2018年度

2018年5月の記事一覧

5月が終わります

 鹿児島地方気象台は、26日(土)宮崎県の梅雨入りを発表しました。平年より5日、昨年より11日早い梅雨入りとなりました。それと同時にぐずついた天気の日が続いています。平年ですと7月2週目頃が梅雨明けなので、これから1か月ほどは雨とのお付き合いになるのでしょうか。梅雨の雨降りとなると、湿気もからみうっとうしい気分にもなりますが、農作物等の成長には欠かせないものでもあります。大切な四季の一つとして受け入れ、楽しむことも必要なのかもしれません。

 アジサイの季節になりました。5月も終わりを迎えます。
 子どもたちは、それぞれの学年にも慣れ、落ち着いた学校生活を送っているようです。今月は欠席する学園生が少なく、保健室も来室者が少ないようでひと安心しています。梅雨時の学校生活の仕方を身に付け、安心安全な6月にしたいものです。
 6月は、美郷町合同での宿泊学習(5年生)、修学旅行(8年生)が計画されています。思い出多い行事とするために、しっかりと準備を進めています。また、田植え体験(5年生)やさつまいもの苗植え体験(2年生)、ふれあいフェスタ(前期ブロック)など地域の皆様との交流活動も予定しています。詳しい様子は、実施後にお知らせいたします。ご期待ください。


先生方、大活躍!

 23日(水)の夜、北郷総合交流センターにて「春期職場対抗バレーボール大会」が開催されました。北郷地区を中心に、様々な事業所が参加しての定期戦です。昨年度の秋季大会で2部優勝を果たした美郷北学園職員チーム「ティーチャーズ」は、今年度2季ぶりに1部リーグに返り咲きました。
 初戦は「JA北郷」戦。セットカウント2-0で勝ちました。これまで2日間、勤務終了後の貴重な時間を使って練習をしてきた成果もあり、好調な滑り出しでした。

 2試合目の相手は、強豪「NFC」。昨年春に2部で優勝したかと思うと、秋の大会では1部でいきなり優勝。正に昇り龍です。その勢いを止めるが如く果敢にチャレンジしたティーチャーズでしたが、残念ながらフルセットの末敗れました。
 それでも、1部で準優勝という素晴らしい結果を残すことができました。その原動力となったのが、今年県の環境森林部から転任してこられた小川正紘先生です。


 小川先生は、小学校・中学校・高校・大学とバレーボールを続け、今現在も社会人チームで活躍するスペシャリスト。スリムな体から打ち込まれるボールは、うなりを上げて相手コートの突き刺さります。そのしなやかなフォームと強力なスパイクに他のチームの選手たちも息をのんで見とれていました。普段のやさしい(あどけない?)先生とは別人のようなプレーぶりに、「これはファンが増えるはず!」と納得しました。


 閉会式では、準優勝の表彰をキャプテンの黒木貴光先生が受けました。なお、個人賞では小川先生が優秀選手賞を、ALTのコレット先生がパフォーマンス賞を受賞しました。(コレット先生のキックによるパスが会場で大受けでした!)
 これで、秋季大会は1部残留です。秋こそ優勝を目指します。選手の先生方、応援に来ていただいた先生方、本当にお疲れ様でした。週末は「PTAミニバレーボール大会」ですよ!

宿泊学習に向けて

 今日23日(水)、田代小学校にて美郷町の5年生が集合しての合同宿泊学習の事前学習会が開催されました。小規模校ばかりの美郷町では、小・中学校が一つになって行う合同行事があります。集合学習(4年生)、修学旅行(6年生、8年生)、子ども議会(9年生)などです。今回の「宿泊学習」もその一つで、毎年5年生が実施しています。
 合同ですので、事前準備が大切です。これまで2回担当職員による実行委員会が行われ、活動内容や班編制、しおり作成などに取り組んできました。今日は、いよいよ子どもたち自身が参加しての学習会です。しおりをもとに活動や生活のきまり、準備物、保健面等の確認のほか、班ごとに分かれての打ち合わせも行いました。今日の活動を受けて、子どもたちにも現実感が芽生えたようです。ご家庭を離れて、子どもたちだけでの宿泊活動となります。きっと大きなものを学んでくることでしょう。


概要は以下のとおりです。
 ◇ 日にち  平成30年6月7日(木)~6月8日(金)
 ◇ ところ  むかばき青少年自然の家(延岡市)
 ◇ 参加者  美郷町内小学5年生 36名 引率5名
 ◇ 主な活動 むかばき山登山、キャンドルのつどい、木のペナントづくり
詳細は、実施後にご報告できると思います。ご期待ください。

地域の見守り

 先日新潟県で発生した、小学2年生の女児が犠牲となった痛ましい事件を受け、地域による子どもたちの見守りの在り方が議論されています。地域の個人的な情報の問題は、プライバシーと地域の安心安全との間で難しい選択を求められています。そのような中、地域の様々な情報をもちよき相談相手となっていただいているのが「民生委員・児童委員」の皆様です。
 15日(火)、北郷地区の民生委員・児童委員の皆様(13名)が美郷北学園を訪問されました。


 学園の学校支援ボランティアをしていただいている方も多く、常日頃から地域における子どもや保護者を見守っていただいています。当日は、授業参観の後、担当地区ごとに分かれて本学園の職員と意見交換をしていただきました。子どもたちの健全育成や家庭の子育て支援を目的に多くの情報が交わされ、大変貴重な時間となりました。

もこもこ運動会

 12日(土)、うなま保育所の恒例行事「もこもこ運動会」にご招待いただき、保育所の園庭をたずねました。8時30分に集合し、9時から開会式が行われました。この保育所は、0歳児から預かる地元になくてはならない保育所で、美郷北学園(北郷幼稚園)にも多くの卒園児が入園してきます。長年のお付き合いをさせていただいてる大切なパートナーです。
 運動会では、親子団技やかけっこ、ダンスの他、祖父母の皆様の競技も準備されており、アットホームな温かい雰囲気の中で開催されました。


 まだ歩けないお子さんから、いつでも北学園に入園できるくらいしっかりしたお子さんまで、幅広い年齢に対応していらっしゃるのにまず感心です。また、一人一人のお子さんに実に丁寧にやさしく対応していらっしゃる先生方にも感動しました。
 当日は、ご家族も多く駆けつけ一緒に楽しんでいらっしゃる姿が印象的でした。子どもだけでなく、ご家族にとっても思い出に残る大切な一日となったようです。
 絶好の五月晴れの中でのすがすがしい運動会でした。園長先生をはじめ先生方、ご家族の皆様、そして子どもたち、本当にお疲れ様でした。ステキな時間をありがとうございました。

加古里子さんを悼む

 9日(水)の全校朝会で、2日(水)に92歳で亡くなった絵本作家の加古里子さんを子どもたちに紹介しました。「だるまちゃんとてんぐちゃん」や「からすのパンやさん」など今でも読み継がれている多くの名作を残した加古さんですが、個人的に科学絵本が大好きで「海」「宇宙」「人間」など、自分自身だけでなくスーパーティーチャー時代に子どもたちにも読んであげていました。これらの科学絵本は、今でも宝物として大切にしています。本は、出会った時期と環境でその人の生き方を大きく左右するものでしょう。子どもたちにできるだけ本や作家さんと触れることのできる機会を多くもちたいと思います。
 朝会後、技術員の徳田先生が職員室前に加古さんの特設コーナーを設けてくださいました。未発表の作品もあったそうで、発表を楽しみに待ちたいと思います。加古里子さんのご冥福をお祈りいたします。

よろしくお願いします。

 5月1日付けで、新しく2人の先生が美郷北学園に配属されました。ご紹介します。

田上 修二郎(たのうえ しゅうじろう)先生
 田上先生は、事務室の先生としておいでいただきました。中学部事務の西先生の業務を引き継がれます。西先生は、北学園だけでなく美郷町全体の事務共同実施のお世話をされることから、北学園の業務の一部を田上先生にお願いすることになりました。


杉本 友里(すぎもと ゆり)先生
 杉本先生は、幼稚園の奈須千晶先生の後任としておいでになりました。これまで、宮崎市の認定こども園にお勤めで、経験豊富です。幼稚園主任の井上理恵先生の補佐役として年長組(そら組)を中心に、幼稚園全体のお世話と預かり保育を担当していただきます。
 お二人とも(写真のとおり)笑顔のステキな先生です。職員室の雰囲気がさらに明るくなりました。これで給食センターを含め39名の職員となりました。どうぞよろしくお願いいたします。