学校の様子

2014年9月の記事一覧

運動会前々日の子どもたち

 9月21日(日)の運動会、天気予報では曇りのち雨のようです。そのため、子どもたちは体育館での運動会を想定して、急遽体育館での入場行進や競技の練習をしました。スタートの位置や走る場所、ダンスをする位置などを確認しながら行いました。徒競争等は、コーンを目印に折り返して走るのでコーンを回る時にスピードが遅くなっていしまい、なかなかスピードに乗れない様子でした。
 

【体育館いっぱいに響き渡る声で入場行進】【ダンスでは隊形が変わるので位置確認が重要です】
 
     【神楽も練習しました】
 
 
 午後からは、子どもたちと職員、そして保護者の方々や地域の方々がお越しくださり運動会の前々日準備を行います。運動場でも体育館でも実施できるように、どちらの準備も行います。どうぞよろしくお願いいたします。

るんるん やまびこ号

 今日は、県立図書館の移動図書館「やまびこ号」が学校にやってきました。県立図書館の色々な分野の本を借りられるとあって、子どもたちはとっても嬉しそうでした。
 はじめの会では、県立図書館の方から昔から読み継がれている本の紹介がありました。それは、「しろくまちゃんのほっとけーき」だそうです。色々なシリーズがあり、鮮やかな色彩がパッと目を引く絵本です。
 【保育所生も一緒に参加しました】
 
 はじめの会が終わると、早速お目当ての本を求め、やまびこ号に乗り込みました。順番は保育所生→1・2年生→3・4年生→5・6年生です。保育所生が本を選んでいる間は、外に出していただいている本を読んだり選んだりして、順番が来るまで待っていました。
 
【今回も大きな本に手が伸びました】
 
 いよいよ、小学生の番です。やまびこ号の中をのぞくと、「わ~!!○○シリーズがたくさんある~!!」と言って喜ぶ子や、一心不乱に本を探す子など様々でした。
 
 【どの本にしようかなぁ~】
 
 本は1人7冊まで借りられます。本を借り終えた子どもたちは、早速体育館で本を読んでいました。その表情は生き生きとしていて、とっても素敵でした。
 
    【算数の本も借りました】       【校長先生も子どもたちと読書です】
 
 全員が本を借り終えた後、体育館ではおわりの会が行われました。そこで、4年生が児童代表あいさつをしました。「私はランチの本や工作の本を借りました。学校や家でも作ってみたいと思います」と感想とお礼を述べていました。本は、色々な世界を教えてくれたり、考え方を教えてくれたりします。ぜひ、今日手にとった本をじっくり読んで、友達が借りた本も積極的に読んでいきましょう。校舎2階のやまびこコーナーに、やまびこ号で借りた本が並べられています。

教頭先生の散髪

 今日の昼休み、運動場で応援の練習をしている子どもたちを見ていると、いつもと違う光景が目に入りました。運動場に響く機械音、めいいっぱい伸ばされた脚立、ながーく延ばされた延長コード・・・これは春にも見た光景でした。
【職員室からみた運動場。右側は子どもたち。左側に教頭先生です。】
 
 実は、つつじの散髪をしてくださっていたのです。春にも教頭先生はつつじの散髪をしてくださっていました。それから奉仕作業等で地域の方や保護者の方が継続的につつじのお世話をしてくださっていました。おかげで、いつもきれいなつつじが荒谷小にはあります。今回、とても念入りにつつじの散髪をしてくださり、スッキリした装いになりました。
 子どもたちを見つめるつつじ、たくさんのお客様をお迎えするつつじ。運動会の準備は万端です。
 
【子どもたちは応援・教頭先生はつつじの散髪、それぞれの場所で力を出しています】
 
 運動会の日、ぜひ、つつじにもご注目ください。
 
 
 

保育所生と立て看板づくり

 2校時には、保育所生と立て看板を作りました。「何つくってるの?」と聞くと「くり」とか「しいたけ」とか秋ならでは、諸塚ならではの言葉が返ってきました。
 
     【しいたけ作成中】         【この茶色いものは・・・栗だそうです】
 
   【栗をより栗らしく工夫します】
 
 
 素敵な看板ができあがりました。立て看板作り大成功~!!
 
     【一人ひとりの作品もしっかり貼り付けました。いい立て看板です。】
 

こだわる運動会練習

 今日は朝の時間から、運動会の練習をしました。
 朝は一輪車の練習です。昨日の練習の時に、「本番で、一輪車の技の挑戦は2回まではしてもいいけれど、2回できると思ったら1回目は失敗してもいいと思ってしまうかもしれない。だから1回目で成功させるんだという強い気持ちをもって挑戦してください」と一輪車指導の担当の先生から話がありました。一発勝負という気持ちで今日も練習に臨みました。子どもたちは、昼休みも放課後も一生懸命一輪車の練習をしています。その成果が目に見えて出てきているので、今日の朝の練習も「成功させるよ!」とか「大丈夫、できるよ!」等と子ども同士で声を掛け合う姿が見られました。
 
【大技を成功させる確率もだんだん高くなってきました】
 
 それから、1時間目は神楽と団技(トラック競技)の練習をしました。
 神楽は「かぐらの動きを確かにしよう」というめあてをもって取り組みました。体育主任の先生から、「確か」とはどういうことだろうと問いかけられました。「確か」とは確実ということです。今回の神楽では、①腕を伸ばすこと②神楽の棒を立てることにこだわって練習をしようというお話がありました。また「地域の方々が大切にされている神楽です。心が変われば動きが変わります。手を肩の高さに保って練習しましょう」というお話もありました。
 
 【腕を伸ばすことにこだわるよ】
 
 その後の子どもたちの神楽の舞は、「腕を伸ばす」、「棒を立てる」ということに意識した
立派な舞でした。
 
  【腕がピンと伸びています】       【校長先生も練習に励まれました】
 
               【1年生も必死についていきます】
 
 神楽の練習が終わった後は、団技の練習です。この団技は、運動場1周を保育園の年長さんから小学校6年生が走ります。その内容は、リレー方式でハードルや平均台、タイヤ運び、二人三脚、ムカデ競走等で構成しています。年長さんはハードルと平均台、1・2年生はタイヤ運びとスキップ等、担当が決まっています。初めて行った団技の練習ですが、タイヤ運びは棒のどの部分を持ったら持ちやすいか等、子どもたちで考えていました。団技のめあては「団技(トラック競技)の仕方をおぼえよう」でした。しっかりとめあてを頭の中に入れ、行動する子どもたちの姿がありました。
    【タイヤ2本を2人で運びます。持ってみると大人でも重たいです。】
 
             【二人三脚、息をあわせて いち・に  いち・に】
 
 最後は、5・6年生のムカデ競走なのですが掛け声が「しいたけ・しいたけ・なーば  しいたけ・しいたけ・なーば」という独特の掛け声でした。この不思議な掛け声の秘密を給食時間に尋ねると、先日行われた諸塚中学校の運動会で、野球部の部活紹介で「しいたけ!しいたけ!乾燥しいたけ!」と掛け声をかけながら行進していたそうです。それをアレンジした形が「しいたけ・しいたけ・なーば」だそうです。両団とも、転びそうになったり、足に付けているムカデ競走専用の用具が外れそうになったりしていましたが、僅差で白団の勝ちでした。
本番はどうなるか楽しみです。
 
 最後のふりかえりでは、「神楽の舞などでもチームワークを強めて白団に勝ちたい」や「神楽の練習の時に肩から腕をおろさないように気をつけてできた」等と発表していました。このふりかえりをすることで、達成感を得たり、次の時間の目標ができたりしますね。
 
 【ここまで腕を上げると素敵ですね】
 
 
 
 この運動会の練習中に地元の自動車会社の方が、大玉に空気を入れてをわざわざ学校まで運んでくださいました。ありがとうございました。子どもたちは、この大玉でも戦略を練ることでしょう。
 
     【早くころがしたいなぁ】

ハッピーバースデー

 今日、お誕生日を迎えた赤団の団長さん。そこで、ほたきゅう(保体給食委員会)の児童が、お誕生日の人だけが付けられるバッチとメダルを渡しました。
 いつも団を率いて盛り上げてくれる団長さん。お誕生日おめでとう!!
 今日は給食が少し多めに残ったので、おかわりもしてくれました。負けじと白団の団長さんもおかわりをしていました。もちろん1年生~5年生もおかわりの列に並び、あっという間におかわりのおかずは無くなりました。もりもり食べる子どもたち。たくましいです。
 たくさん食べて大きくなあれ!!
【ゴージャスなバッチ、嬉しいですよね】  【白団の団長さんから赤団の団長さんへ】

ゲストティーチャー 今回は・・・

 5・6年生の家庭科の時間、5・6年生教室から聞こえるこの音。「ガタンガタンガタン・・・ガタン・・ガタン」一体何が行われているのでしょうか。
 実は、5・6年生は今エプロンづくりをしています。そのエプロンづくりにかかせないのがミシンです。このミシンで縫う作業を9月8日(月)から始めています。しかし、思うように動いてくれないミシン。9月12日(金)には、そのミシンを上手に使いこなす手芸の達人(5年生の保護者)にゲストティーチャーとしてお越しいただきました。
【エプロンのふちをミシンで縫っていきます】
 
 ミシン3台を駆使して、次々にエプロンを縫っていく子どもたち。でも生地が分厚いところは、ミシンがうまく動きません。そんな時は「生地が厚いからゆっくり縫ってごらん」等と助言をいただきながら、順調にミシンでエプロンを縫っていきました。
 

【ミシンに糸をかける作業も勉強です】 【まっすぐに縫うため、集中します】
 
 ミシンを何度か使ううちに、ゲストティーチャーの先生がそばにいなくても、子どもたちは自分たちでミシンを動かして縫うようになってきました。
 
【布を引っ張りながら工夫して縫っていました】
 
 2時間かけて、ほとんどの子どもたちがエプロンのミシン縫いを終えることができました。自分だけのエプロンにご満悦の表情を浮かべていました。このエプロンを着けて、おうちでもたくさんお手伝いをすることでしょう。
 
 時間が余った子どもは、先日のわくわく学習応援隊発足式でお借りした、林業に関する本を熱心に読んでいました。2学期は、わくわくすることがいっぱいありますね。
 
 
  【ぼくは建築関係の本です】
 
 お忙しい中、子どもたちのためにご指導くださりありがとうございました。
 
 

Welcome to ARATANI

 7月にALTの先生と涙のお別れをした子どもたち。さびしい思いを抱えたまま過ごしていた日々も、9月11日を境にそのさびしさも吹き飛んでいってしまいました。
 今日は、新しいALTの先生が荒谷小に来てくださったのです。7月までは女性の先生でしたが、今回は男性の先生です。主に英語で会話をされるALTの先生とコミュニケーションを図るためには、身振り手振りを用いたり、子どもたちも英語を使っての会話に挑戦したりして、勉強になることばかりです。
 これから楽しくALTの先生と英語の勉強をしたり、遊んだりしましょうね。
 
 【4時間目は5・6年生の授業でした】    【もちろん給食も一緒に食べましたよ】

9月11日の宮大生の読み聞かせ

 9月11日木曜日の朝の時間、宮崎大学の大学生のみなさんが荒谷小の子どもたちのために読み聞かせをしてくださいました。
 たくさんの本を準備してくださっていて、時間が許す限り読み聞かせをしてくださいました。子どもたちは、これまでも保護者の方等に絵本の読み聞かせをしていただいていますが、初めての体験をしたそうです。それは、2人で1冊の本を読むというスタイルの読み聞かせです。「わにさんどきっ はいしゃんどきっ」という絵本では、一人がわにさん役、一人が歯医者さん役になりそれぞれのセリフを言います。わにさんも歯医者さんも同じような言葉を言うのですが、歯医者さんに行かなければならないワニさん、患者さんが来てドキドキする歯医者さん、立場の違いから同じ言葉をいっても、言葉の裏に隠されている気持ちが全く違って、とても面白い本でした。
 
        【時折、笑い声も聞こえる楽しい読み聞かせでした】 
 
 また、2冊の本を2人で読むという読み聞かせもありました。それは、「ぼくのおべんとう」、「わたしのおべんとう」という絵本の読み聞かせです。これは、絵本が連動していて、「わたしのおべんとう」の中にあるからあげを交換しようと言うと、不思議と「ぼくのおべんとう」の中にからあげが移動したり、「ぼくのおべんとう」のミートボールが「わたしのおべんとう」に移動したりする、まるで絵本が生きているような動きのある楽しい絵本でした。「ブロッコリーがきらいなんだよ」という絵本のセリフには、「ぼくのお父さんと一緒だ!」と思わず声を発している子どももいました。
 
【どちらのお弁当もと~ってもおいしそう】
 
 最後には、「プアー」という本を読んでくださいました。これは、「プアー」っと言うと犬の耳や鼻が膨らんだり、足が伸びたりします。「プアー」っという言葉だけで、場面が変化する面白さに最後まで釘付けの子どもたちでした。
 
 今回の読み聞かせのために、県立図書館や宮崎大学の図書館でたくさんの本を借りてきてくださった大学生のみなさん、本当にありがとうございました。今回子どもたちは、様々な本との出会えて更に本の面白さを感じたと思います。また、みなさんと出会える日を、子どもも職員も楽しみに待っています。本当にありがとうございました。
 
【みんなで思い出の写真をパチリ】

運動会予行練習

 今日は朝の時間から3時間目までを使って、運動会の予行練習を行いました。もちろん保育所生も一緒です。
 まずは、入場行進です。腕を伸ばして、足を上げ、大きな声を出して「全力」で行進をします。
 
         【練習の成果もあり、堂々の入場行進でした】
 
 次に開会式です。校長先生のお話の中で、運動会をする理由を「運動会や運動会の練習は心と身体を強くするためのものです。赤団、白団と分かれていますが、これは自分との闘いなのです。自分に挑戦する気持ちを忘れないでください」とお話されました。連日の暑い中での練習、昼休みの応援練習、これは誰のためでもない、自分のためですね。現状に満足をせずに、常に挑戦する心をもち続けて欲しいと思います。
 
 【目的が明確になりましたね】
 
 開会式の練習の間、顔を上げ、登壇する人にしっかりとおへそを向けて話を聞いていた子どもたち。早速、自分への挑戦が始まっていました。
 
 
 【ラジオ体操にも熱を込めます】
 
 その後、応援の練習をしました。全校児童14名の荒谷小は、応援は全員で前に出て行います。1年生も大きな身振り手振りで団を盛り上げています。月曜日・水曜日・金曜日の昼休みは応援の練習をしていますので、チームワークもバッチリです。
 
            【どちらの団も楽しそうに応援をしていました】
 
 それから、徒走や表現等の練習もしました。保育所生がダンスを踊っている時は、待機している小学生の子どもたちが、一緒にダンスを踊っていました。
 
【1・2年生男子、よく踊りを知っています】
 
 その後、一輪車や大玉ころがし、綱引きも行いました。
 一輪車は、2学期に入ってからめきめきと頭角を現してきた子どもたちがいて、本番が楽しみです。
 大玉ころがしは、大玉があると仮定して行いました。以前、どのように転がしたらよいかを学習しているので、子どもたちの動きは本当に大玉があるようなものになっていました。
  綱引きは、実際に行いました。両者譲らない戦いで、いい勝負をしていました。コツは「上を見ること」だそうです。
【一輪車は始めの部分だけ行いました】 【この動き、大玉が見えるきがします。】
 
              【白団も赤団もがんばれ~!!】
 
 予行練習が始まった直後は、空には雲がかかって涼しいくらいでしたが、だんだんと青空が見え始め、暑い中の予行練習になりました。しかし、子どもたちは適宜水分補給を行い、誰一人欠けることなく予行練習をやり終えました。
 今日を合わせると運動会まであと10日です。残りの10日間で、子どもたちの心と身体はもっともっと鍛えられ、たくましくなることでしょう。今日はよくがんばりました。
 
【バトンパスの練習もしました。スムーズにできるようになるまであと少し】