諸塚村立荒谷小学校
2014年6月の記事一覧
雑草との戦い
雨が続き、毎朝の草取りがなかなかできない日が続きました。運動場を見ると、緑色の雑草がぐんぐん成長している様子がうかがえます。今日は、久しぶりの草取り日和とばかりに、教頭先生が、朝の時間に念入りに草取りをしてくださっていました。もちろん子どもたちも行います。オオバコやタンポポは根が長く、クワを使っても、力を入れないと根からとれません。今日は、地面が湿っていたため草取りはしやすかったですが、晴れの日が続くとまた大変な作業になります。雑草との戦い、これからも続きます。
【いつもありがとうございます】 【6年生が率先して草取りをしてくれます】
M2学習(2日目)
昨日に引き続き、今日もM2学習(集合学習)が行われました。M学習の日は、バスの時間の関係で7時10分には児童が集合します。そして、出発前に校長先生から「2日目のM学習です。楽しんできてください」とお話がありました。7時30分にバスに乗り1・2年生と5・6年生は諸塚小、3・4年生は七ツ山小に行きました。
【それぞれの場所で頑張ってきます】
5・6年生は1~2校時、M3学習(小中連携)で諸塚中学校で学習をしました。まずはじめに、図書室に集まり中学校の校長先生から「1年後もしくは2年後に諸塚中に入学しますね。今日は中学生と一緒に楽しく活動しましょう」とお言葉をいただきました。
【温かい言葉をかけていただきましたね】
それから1校時は体育館に移動しました。そこでは、生徒会の中学生が諸塚中学校の紹介やレクリエーションを計画してくれていました。
諸塚中の1年間の行事紹介では、入学式に始まり歓迎遠足・運動会・文化祭等、小学校でも行われる行事、そして立志式や生徒会選挙等、中学校ならではの行事が紹介されました。小学生の子どもたちは、将来の中学校生活に希望をふくらませたのではないでしょうか。
【パソコン操作もスライドも中学生が全部取り扱っていました】
それから、レクリエーションが行われました。まず始めに「関所破り」というゲームをしました。これは、生徒会役員の生徒が関所になりその関所の生徒とじゃんけんをして、勝ったら関所を通過でき、負けたら自分のチームのメンバーが待つ場所まで戻り、みんなに「ごめんなさい」と謝って、チーム全員で関所の生徒の所まで走っていって元の場所まで帰ってくるというゲームです。
【負ければ負けるほど走る回数が増えます】
次に「だるまさんが転んだ」を行いました。このゲームには一工夫あり、普通の「だるまさんが転んだ」ではなく、「だるまさんが○○した」と言ったらその動作をしなければなりません。例えば「だるまさんが寝転んだ」や「だるまさんが泣いた」等、色々なだるまさんが出てきました。
【だるまさんが寝転んだ!!】
この「だるまさんが転んだ」では、「だるまさんが腕立て伏せをした」、「だるまさんが腹筋をした」、「だるまさんがスクワットをした」の3連発があり、子どもたちは汗びっしょりでした。
【だるまさんが腕立て伏せをした!!】 【だるまさんは腹筋もするんだよ】
【最後はスクワット!だるまさんは体力があるのです】
最後に「気の合う2人」というゲームをしました。これは2人組になった児童生徒が円になり、「スポーツが好きな人」というお題が出たら、スポーツが好きな人は真ん中に集まり、新たな2人組を作るというものです。そして、2人組ができなかった人は最後にインタビューを受けます。そのインタビューでは、何を言っても中学生が盛り上げてくれるので、とても楽しいものとなりました。
【大勢の前でのインタビューは少し恥ずかしいね】
この1時間を見て、中学生は元気で明るく活気があり、とても素敵だなぁと思いました。こんな風に楽しく過ごしている中学生を見たら、小学生は早く中学校に行きたいと思うようになるのではないかなと感じました。レクリエーション後、小学生の子どもたちは汗だくになりながらも「楽しかったです!」と話していました。
続いて2時間目は体験授業が行われました。国語と数学、社会に分かれてそれぞれの授業を受けました。少しは中学校の授業の雰囲気がつかめたのではないでしょうか。
【中学生と一緒でも堂々と発表できましたね】
それから6年生は議場見学、5年生は諸塚小に戻りました。給食時間には、6年生も戻ってきて諸塚小で給食を食べた子どもたち。今日はサッカーのワールドカップにちなんで、サッカーボールチーズが出ました。6年生教室では、おかわりのサッカーボールチーズ争奪戦が繰り広げられていました。
【じゃんけんぽい!!にも熱が入ります】 【子どもたちもサッカーの結果は気になるようです】
2日間行われたM2学習。たくさんの児童、そして中学生の生徒と触れ合えた2日間になりました。多くの児童と接して学ぶ良さも感じ、また荒谷小の良さを改めて感じることのできる時間となりましたね。次は10月に予定されています。一回り成長した子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
M2学習
今日は第2回のM2学習でした。1・2年生と5・6年生は諸塚小、3・4年生は七ツ山小での学習でした。第1回は5月23日(金)に行われ、約1ヶ月ぶりのM2学習です。このM2学習では、自分の担任の先生ではない他校の先生からも授業をしていただきます。もちろん、荒谷小の児童に加え、諸塚小、七ツ山小の児童も一緒に授業を受けているので人数も増えますし、雰囲気も違います。M学習は、少人数のクラスではできないような学習ができ、また他校の児童とも交流を図れる貴重な場です。
今日は5・6年生2~3校時が水泳学習でした。水温23℃と冷たいプールでしたが、一生懸命クロールや平泳ぎの練習をしました。しかし、水の冷たさからか頭痛を訴える児童もいたり、腹痛や寒気を訴える児童もいたりしました。それでも見学をしながら平泳ぎの手の使い方を練習して、授業に参加していました。
【足に水をかけて水に慣れます】 【よし!!まずは「けのび」だ!】
その頃、小プールでは2年生が水泳学習をしました。元気いっぱいに水の中をぐるぐる回っていました。
【バディを確認!】
そして、3校時は小プールに1年生がやってきました。「ぶくぶくぱー」を練習していて、大きな声で「ぱー!!」と言って大きく息を吸い込んでいました。とても活気のある1年生でした。
【ばた足も練習しました】
そして、楽しい給食の時間になりました。いつもは全校児童で給食を食べる荒谷小の児童も、M学習では各学年ごとに分かれて給食を食べます。これもまた新鮮ですね。
【6年生:このクラスは男子が多かったです】【2年生:たくさんのお友達と食べる給食は嬉しいね】
2時間続けて水泳学習が行われた5・6年生は、帰りのバスでもお疲れの様子でした。明日もM2学習が行われます。今日はゆっくり休んで明日に備えてくださいね。
世界一の焼きそばをみんなで食べたよ
給食時間、先ほど5・6年生が一生懸命つくった焼きそばを試食させてもらえることになりました。野菜たっぷりのヘルシーな焼きそば。さて、各クラスの反応はどうだったのでしょうか。
1・2年生の教室では「焼きそばおいしいです!」と言いながら嬉しそうに食べていました。大きく切ってあるピーマンだっておいしく食べられます。なんといっても世界一ですから。
【給食が1品増えてうれしいなぁ】
3・4年生も、「おうちで作るのと同じくらいおいしいです」と言って食べていました。5・6年生は料理が上手ですね。
【いくらでも食べられそうだね】
そして5・6年生。先ほどはホカホカ出来たての焼きそばでしたが、少し時間がたった焼きそばのお味は・・・。やはり「冷めてもおいしい~!!」とにっこり笑顔でした。さすがは世界一のやきそばです。
【焼きそば博士の先生も一緒に給食を食べてくださいました】
今日はとても豪華な給食でした。みんなが喜びました。焼きそば博士の先生、5・6年生、ありがとうございました。
【今日の献立:牛乳、米粉パン、コーンシチュー、フルーツ白玉、そして世界一の焼きそば】
世界一の焼きそば
今日の3時間目に、ゲストティーチャーを招いての焼きそば作りがありました。これは、5・6年生の国語の授業で「ゲストティーチャーをすいせんしよう」という単元があり、5年生の児童が自分の父親をゲストティーチャーとして推薦した作文が実現したものです。作文の中には「お父さんは、私の苦手なピーマンと人参を入れずに作ってくれるので世界一の焼きそばです。」や「特においしいのは、剣道が終わって食べる焼きそばです。」等の表現がありました。そして「そんなおいしい焼きそばをみんなに食べてもらいたので、家庭科の先生になってもらいたいです。」とありました。
【世界一の焼きそばの秘密は何かな】【お父さんが焼きそばを作ってくれるなんて素敵ですね】
焼きそば名人の講師の方からは、「焼きそばの中でも人それぞれ好みがあると思う。太い麺が好みだったり、味が濃いものが好きだったりするかもしれないが、君たちがお家で自分の好きな焼きそばが作れるようになるといいなと思っています。また、料理が好きになるといいなとも思っています。」とのお言葉をいただきました。
【子どもたちのために、お忙しい中お越しくださいました。】
そして、世界一の焼きそばづくりがはじまりました。まずは肉と野菜を切ります。焼きそば名人は「肉は縮むからこれくらいの大きさがいいな」、「玉ねぎを切るときは、包丁を押さずニョギニョギ切るんだよ」等と実演を交えながら指導をしてくださいました。子どもたちは、「人参は皮と身の間に栄養が詰まっているから皮は剥かんでいいよ」とか「○○ちゃん(友達のお母さんの名前)は焼きそば作る?」等と話をしながら野菜やお肉を切っていました。
【お肉はこれくらいの大きさかな】 【キャベツは半分に切ろうか】
野菜とお肉を切り終えたら、次は炒めます。「何から炒めたらいいですか?」との問いに焼きそば名人は「人参は硬いから、野菜から炒めよう」と答えてくださいました。普段、ご自宅では野菜とお肉を炒めた後、一度フライパンからそれらの具を取り出すそうです。そして、空っぽのフライパンに麺だけを入れて炒めて、麺に火が通ってきたら取り出した具を入れて味付けをするという技をお聞きしました。今回の実習ではホットプレートを使用していますので、具を取り出す方式を取らず進めていきました。
【油をしいてから炒めます】 【そうそう、その調子】
野菜やお肉を炒めると、香ばしいにおいが漂ってきました。味付けはしていないけれど、子どもたちは「味見をしてみよう!」と真っ先にお肉の味見をしていました。そして、人参、キャベツなども味見をして「うーん、人参はまだ硬いなぁ」等と話していました。
そして、いよいよ麺の投入です。ここでポイントを伝授していただきました。そのポイントとは「袋の中の麺は固まっているのでほぐしていれること」、そして「一気に投入する」ことでした。
麺を入れて炒めていき、最後に味付けです。この時のポイントは「1袋ずつ入れてまぜる」ことでした。一気に入れると、ソースがまんべんなく混ざらないので1袋ずつ入れては混ぜるという作業を繰り返すそうです。ソースが入ると、一気に焼きそばらしくなりました。「わー!!焼きそばだー!」と嬉しそうな声があがっていました。そして、もう1つポイントを教えていただきました。それは、「味付けをした段階ではパパッと混ぜる」ことでした。混ぜすぎるとべチャッとした焼きそばになるので、すばやく仕上げることがコツのようです。
【ここで麺を投入!】 【おいしそうな焼きそばが出来上がりました】
焼きそばが出来上がると、職員室にいらっしゃる先生方にもおすそ分けをし、5・6年生と焼きそば名人の先生は家庭科室で一緒に試食をしました。子どもたちは、「おうちの人が作る焼きそばとまた違います」とか「人参が柔らかい」、「家の焼きそばよりこっちの方が味が薄いから好き」等と話していました。
【事務の先生にもおすそ分け】 【教頭先生もお召し上がりください】
【いつもおいしい給食を作ってくださる調理員の先生にも感謝を込めて】
【とってもおいしい世界一の焼きそばが出来上がりました】
家でお手伝いをしている子どもたちは食材を扱う手際がよく、また段取りよく進めていました。15の春を迎え、高校生になったら親元を離れ寮で暮らすことになる子どもたち。今のうちから料理をすることに親しみ、生きる上での土台であり楽しみである食事を大切にしていって欲しいと思います。
本日は、お忙しい中子どもたちのためにご指導くださった講師の先生、本当にありがとうございました。色々な知恵が詰まった焼きそば、きっと子どもたちは今日の経験をもとに自分好みの焼きそばを作っていくのだと思います。そして、先生がおっしゃったとおり、料理が大好きな子どもたちに成長していくのだと思います。ありがとうございました。
学校行事
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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訪問者カウンタ
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