学校の様子

2016年1月の記事一覧

荒谷小のそうじのひみつ

 荒谷小のそうじの時間は13時45分~14時までの15分間です。しかし、13時38分くらいにはそうじの取りかかりの放送が鳴り、13時40分頃にはみんなそうじ場所に移動をしています。そのため20分ほどそうじの時間が確保されるため、少ない人数でもその日その日のそうじ場所をぴかぴかにすることができます。
 2階トイレ、手洗い場も今日は4人でそうじをしましたが、それぞれが役割分担をして、無言でてきぱきと行動をします。1年生は分からないことがあると、高学年に質問をします。教師がひとつひとつ指示をしなくても、自分たちで考えて行動できる子どもたちです。そうじの後はいつもふりかえりをします。1学期、1年生は「今日は◯◯をがんばりました」とふりかえりをしていましたが、今では「今日はすみずみまできれいにできてよかったです」と言えるようになっています。学校生活のあらゆる場面で子どもたちの成長を目にすることができ、とても嬉しく思います。


  【そうじは3グループに分かれて行っています】


【水が冷たいけど腕まくりをしてみがきます】【便器をいろんな角度から見てみがきます】

かぜ予防の合い言葉

 先週の金曜日、委員会活動が行われました。保健体育給食委員会(ほたきゅう)では、3学期の計画を立てました。そこで、冬の病気を予防するために手洗い・うがいだけではいけないと話し合いました。まずは基本的な生活習慣を定着させることが大事であることを確認し、子どもたちに意識させる活動を考えました。そこで出たアイディアが、かぜ予防のかけ声です。ほたきゅうのメンバーが「毎日お風呂に入るぞ!」、「早く寝るぞ!」等、合い言葉を言って他の子どもたちに「オス!!」と答えてもらうのです。これを毎日下校指導の時に呼びかけて、元気に過ごしてもらおうと考えています。そして、合い言葉の最後には「生活習慣を整えて・・・・元気ア~ップ!!」と言って終了です。
 インフルエンザが流行する冬場でも、荒谷小の子どもたちは不思議と感染をしません。今年度もインフルエンザの流行がないよう、日頃から生活習慣を整えていきましょう。


【まずは見本を見せます】  【「毎日お風呂に入るぞ!」「オス!」】

市町村駅伝にエール

 先週の金曜日、市町村対抗駅伝の選手の選考会が行われました。選手の候補にあげられていた6年生の児童を応援しようと、下校指導の時に子どもたちがエールを送りました。これはサプライズの企画だったので、6年生の児童はびっくりした様子でした。少し前に「他の2人も速いんですよ~」と話していたこの児童ですが、友達から大きな声でエールをもらうと、嬉しそうに恥ずかしそうに、そして凜々しい表情をしていました。1・2年生からは「これをポケットに入れて走ってください」とメッセージが書かれた手紙がプレゼントされました。みんながこの児童のことを応援しているのです。


  【今までのがんばりが自信になっていると思います】


         【みんなの憧れです】

 選考会の結果、見事この児童は選手に選ばれました。この時、1・2年生からもらった手紙はしっかりとポケットの中に入れて走ったそうです。
 1月11日(月)に行われた市町村対抗駅伝では全力で走り、完走をしました。きっと私たちには分からないプレッシャーや緊張感があったと思いますが、諸塚村の代表として精一杯の力を出してくれたのだと思います。諸塚村のためにありがとう。

3学期始業式

 今日は始業式、今朝は巡回指導といって教師が子どもたちと通学路の点検を行いながら登校しました。欠席0の荒谷小の始業式、よいスタートが切れました。
 1時間目は体育館で始業式が行われました。
 まずは校長先生のお話です。新年のお話は、ラグビーで活躍されている五郎丸選手のお話でした。先日、テレビで五郎丸選手が2月にオーストラリアで行われるスーパーラグビーに挑戦するという報道があったそうです。それに挑戦する理由は「成功が楽しみなのではない。失敗することで成長できるから」と話されていたとのことです。そのように思ったきっかけは挫折を経験して、努力することの大切さを実感したからだそうです。「努力は自分を裏切らない、努力は自分に自信をもたせます」と校長先生はお話されました。また、努力した結果に一喜一憂するのではなく、努力したことを振り返ることが大切だともお話されました。


【努力することがinputで、その結果はoutput。inputが大切】

 その後、代表児童が作文を発表しました。題名は「3つのやくそく」です。3年生の児童は残り3ヶ月の諸塚での生活を有意義なものにするため、自分自身に「3つのやくそく」をしたそうです。1つ目が「学校を休まないこと(健康)」、2つ目が「あいさつをすること」、3つ目は「ありがとうを1日3回言われるようにすること(友達)」です。大好きな諸塚で過ごす最後の3ヶ月だという意識が児童の中にはしっかりあり、「諸塚の人が忘れても私は諸塚のことを忘れません」という言葉が印象的でした。


【きっとみんなも忘れません】

 次に、一言発表です。ここでは代表児童以外の児童が3学期に頑張ることを発表しました。
【1年生】
◯ なわとび(上手になりたいから)
◯ 漢字(2年生になって新しい漢字を習う時に早く覚えたいから)

【2年生】
◯ かけ算九九(全部言えるが、間違うこともあるため)
◯ 学習発表会(元気に楽しく発表し、お父さん・お母さん・地域の方々に楽しんでもらい、笑顔にしたいから)


【元気よく発表ができました】

【3年生(意気込みを漢字一文字に表すと)】
◯ 心(あきらめない心をつけたい)

【4年生(意気込みを漢字一文字に表すと)】
◯ 忍(苦しいときも頑張る)


【次の学年を見据えています】

【5年生】
◯ リーダーシップ、努力する力、コミュニケーション力をもっと高めていきたい。(コミュニケーション力では学習発表会でたくさんの質問をしたい)
◯ リーダーシップ(学校生活、学習発表会、卒業式で発揮したい)

【6年生】
◯ つなげる(後輩につなげる、学習をつなげる)
◯ 持続する(学習したこと、わくわく学習での学び)
◯ 教える=学び(残していきたいものを伝える)、質問を大切にする(なぜ?を学びにする)
◯ 続ける(これまでの学習、健康習慣、次の学年に向け教えること)

【学校のことを考えて目標を立てていました】

 どの学年も、3学期の目標と手立てが具体的にイメージができていました。とても頼もしい13名の児童です。

 始業式が終わると、生徒指導主事の先生からお話がありました。①あいさつ②そろえる③習慣④文化の4点についてでした。特に③習慣については、以前校長先生のお話でもあった「習慣が第2の自分をつくる」ということを指導されました。「どこにいてもあいさつをするという習慣ができれば、あいさつができる人という自分になれる、はきものを揃えることを習慣にすれば、自分ははきものを揃えることができる人という風に第2の自分をつくることができます」と話されました。また、④文化については、神楽についてです。今までウッジョブ等でつながった地域の方々が神楽はどのようにつながっているのかを考えてみると新たな発見があるかもしれないと話されました。


【習慣がなりたい自分になれるコツかもしれませんね】

 とても寒い体育館の中でしたが、子どもたちは集中して話を聞いていました。子どもたちのやる気が感じられた始業式でした。

今日も訓練

 今朝も朝早くから、消防団の方々の元気なかけ声・足音が聞こえてきました。昨日の春を思わせる陽気から一転、今日は曇り空で寒い日となりました。小雨が降る中、部長を中心にキリリとした動きで訓練を行っていました。昨日に引き続きOBの方の見守りもあり、所々アドバイスをされていました。


     【それぞれの持ち場で力を発揮します】


【訓練の後は運動場をきれいにならしてくださいます】


【「右向け右」、部長が列は乱れていないか確認】【OBの方も1日がかりです】

 いよいよ明日は出初め式。諸塚村のグラウンドで行われるそうです。天気が心配ですが、第4部消防団の方々の力が存分に発揮されることを願っています。


【荒谷・南川のみなさんが応援しています】

 職員室では、新学期の準備が進められています。1月8日が始業式です。みんな揃って元気に登校してきてくださいね。


  【待っていますよ】

新年の幕開けは第4部消防団とともに

 今朝、学校に来る途中に運動場からもくもくと煙が上がっていました。何の煙だろうと不思議に思って学校に行くと、運動場には第4部消防団のみなさんが集まっていらっしゃいました。運動場の煙は暖をとるために火をおこしていたのものだったのです。今日は1月6日に行われる出初め式のために、操法の訓練が一日中行われるそうです。9時前になると、消防服を着ていない方々も続々とお越しになっていて消防団員の動きを見守っておられました。


【消防服を着ていない方々は消防団OBの方々です】

 「点検報告!」「放水はじめ!」「よし!」等の威勢のいいかけ声、きびきびとした動き、真剣な眼差し、新春の荒谷小に清々しい風が吹き込んできたようです。


      【毎年好成績を残す、第4部消防団】

 消防団の操法の訓練を見守りに来られたOBの方は「第4部消防団は去年は宮崎県で2位やったとよ。過去には2度全国大会に行ったこともある有名な消防団やとよ」と話してくださいました。その強さの秘訣を尋ねると「今の団員に教えることはもう何もないとよ。でもOBの人たちはみんな指導することができるとよ。どこを教えたらいいかみんな分かっちょるから」と話されていました。また「諸塚には消防署がないから、消防団員が頑張ってもらわんとどうにもならんとよ」とも話されていました。消防団OBの方々をはじめ、地域の方々からの期待を一身に背負っているのが、諸塚の消防団なのだと感じました。
 朝早くから操法の訓練をする消防団員の方々、そしてそれを見守るためにお越しくださっている消防団OBの方々、このチームワークのよさ・つながりが第4部消防団の強さにつながっているのかなぁと思いました。


      【全速力で重たいホースを運びます】


       【脇を固める団員・OBの方々】

 今日は、春のような陽気で消防団員の方々には光る汗が見えました。「毎年、この訓練をする時には霜柱を踏みしめて、びちょびちょになりながらするっちゃけどねぇ。やっぱり今年はあったかいわ」と話されていました。毎年恒例の操法の訓練ですが、第4部消防団そして荒谷・南川地区の結束力を見せてもらった貴重な時間になりました。


【この物差しで足の位置を正したり、「休め」の時の足幅を確認したりするそうです】


         【お昼は青空の下で】


 【午後からの練習に向けてしっかり食べてくださいね】


 【明日も練習があります】