学校の様子

2017年1月の記事一覧

すこやか授業(5・6年生)

  今日の2校時に5・6年生のすこやか授業(国語)が行われました。すこやか授業とは、いじめ未然防止の取組の一つで、「授業の場で児童に居場所をつくる。」「わかる授業を行い、主体的な学習態度を養う。」「共に学び合うことの意義と大切さを実感させる。」「言語活動を充実させ、言語力を育てる。」「学ぶことの意義を理解させ、家庭での学習習慣を確立させる。」「学習規律を徹底させる。」という授業づくりの視点をもって授業公開を行うものです。
 今日は、わくわく学習で学んだことを作文にしていました。子どもたちは、本論を書いており、それぞれめあてを立てていました。
【めあて】
○ 相手が分かりやすく理解しやすいように書く。
○ 資料などの事実を使って自分の考えを書こう。
○ 本論をもっと詳しく分かりやすく書こう。
○ 資料を生かして自分の考えを書く。

 はじめに、前時に書いた作文をペアで読み他者評価を行いました。その時の手がかりとして事実と自分の考えに着目すること、特に文末表現に注目することを指導されていました。


【お互いの作文を読んで、いいところや疑問に思うところ等を率直に出し合いました】

 友達のアドバイスを受けた後、もう一度作文を書き直したり、書き加えたりしました。わくわく学習で自分が作ったリーフレットを見ながら作文を書いている子どもや、図を見ながら作文を書いている子どももいました。作文を書く上で、自分たちで必要な資料を選ぶ力や作文を書こうとする意欲を感じ取ることができる子どもたちの姿がありました。

   【作文に集中】
 
 およそ20分間作文を書いたら、再度他者評価をしました。「あとがきの前に調べた内容をもうちょっと入れるともっと分かりやすくなるんじゃない?」とか「取材の雰囲気が伝わる表現があるので、僕でも納得しました。」等と、自分の思ったことをしっかり相手に伝えていました。
 最後に、担任の先生が、修正する前の作文と修正した後の作文を読み比べてその違いを子どもたちに感じさせていました。子どもたちはふりかえりで、「言いたいことを整理して書くことができました。作文を客観的に聞くと、ひきつけられる作文になったなぁと思いました。一生懸命やった甲斐がありました。」「表現が分かりにくくなっているところがあるので、作文を修正していきたいです。」「○○さんにアドバイスをもらったので、あとがきの前に神楽の内容を入れていきたいです。」「事実と考えを整理しながらかけました。また、○○くんにアドバイスをすることで、自分の作文とのつながりを見つけられたので、それを生かしていきたいです。」と発表していました。

 この授業では、担任の先生はポイントを話す程度で、大部分は子どもたちが自分で学習を進めていました。5・6年生は、率直に考えを伝え合える子どもたち、そしてそれを素直に聞き入れられる子どもたちです。学習の中で友達のよさを見つけたり、自分の成長が言葉として表現されたりすることで、学習への意欲が高まっているように感じました。また、普段から友達のことを考えて行動したり、声をかけあったりする5・6年生の豊かな関係が学習にも反映され、より充実した学習になっているのだと思います。

食に関する指導後の給食は?

 今日の給食時間、各クラスを訪ねてみました。
 5・6年生は、担任の先生が声をかけなくても自然と正しい箸の持ち方をして食べていたそうです。また、「あ、こうやって持つんだった。」と思い出しながら箸を動かしている子どももいて、意識して正しい箸の持ち方をする姿が見られました。

【正しい箸の持ち方はこれだ!】

 3・4年生も箸の持ち方を確認しながら動かしていました。「3年生の3学期に箸の持ち方を教えてもらって、4年生の1学期にはできるようになっていました。」と話す子どももいました。練習を続ければできることが友達の姿からも分かり、やる気が湧くのではないかと思います。

【お手本がそばにいて心強いです】

 1・2年生もこれから練習を重ねて正しい箸の持ち方を習得していくと思います。1・2年生教室では、担任の先生が献立を読んでくださったり、一口メモを読んでくださったりしていました。

【大豆ってどうやってできるの?と話題になりました】

 それぞれの学級で給食に関して工夫をしたり、事後指導を行ってくださっていたりしていました。そのことが、子どもたちの食に対しての興味・関心を高めることにつながると思います。これからも、自分の身体をつくる食事に対して関心をもち、そして感謝をしながら食べてほしいと思います。

給食感謝集会

 今日、朝の時間にランチルームで給食感謝集会を行いました。今日は、調理員の先生と中学校の栄養教諭の先生、そして野菜の配達をしてくださる地元の商店の方をお招きしました。


【とっても元気な3名の先生方です】

 はじめに校長先生のお話です。「今日は給食に携わる3名の方がお越しくださっていますが、その他にどのような方々が給食に携わっていると思いますか?」と子どもたちに質問をされました。すると子どもたちは、「生産者」「消費者」「○○くんのお母さん」等と答えていました。その他に「動物を育てている人や牛乳を運んでくれる人、食材を運搬してくれる人などたくさんの方々が携わってくれています。今日の給食の時間には、どうやって給食ができたのかを考えながら食べてください。」とお話しくださいました。


【多くの方々の努力のおかげで給食が出来上がります】

 次に、「荒谷小給食ベスト3」と、「あったらいいなこんな給食」を発表しました。「荒谷小給食ベスト3」では、第1位が揚げパンとハヤシライスでした。第2位がカミカミサラダ、第3位がフルーツヨーグルトとしいたけ南蛮でした。この結果から「2年前のランキングでは、ハヤシライスは第3位でした。今年は第1位だったことから、ずっと人気の献立であることが分かります。また、2年前は好きな給食が10個でしたが、今年は13個の給食が出てきました。このことから、みんなが給食をもっと好きになっていることが分かります。」と説明がありました。「あったらいいなこんな給食」では第1位がホットケーキ、お好み焼き、たこ焼き、パフェでした。第2位がじゃがバター、そば、牛丼、ベーコンでした。これらのメニューを見て、中学校の栄養教諭の先生に実現しそうなメニューを尋ねました。すると、「たこ焼きはできそうです!」とうれしい答えが返ってきました。


【たこ焼き いつか食べられるといいですね】

 その後、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちから感謝のメッセージ発表とプレゼント贈呈を行いました。給食調理員の先生には、「給食のおかげで色々な味を知ることができました。例えばナンなどの違う国の食べ物が食べられました。」「朝早くから給食を作ってくれる○○先生に感謝をすることを忘れずに大事にマナーよく食べます。」等と感謝の気持ちを伝えました。

【ビビンバも大好きだそうです】

 次に栄養教諭の先生への感謝のメッセージです。「ワクワクドキドキする給食を考えてくださってありがとうございます。私は『秋の味カレー』が心に残っています。なぜなら秋の実りであるさつまいもやしめじ、しいたけなどが入っていたり、名前も『なるほど』と思えたりと楽しませる工夫があったからです。」等と心を込めて気持ちを伝えました。


【給食のおかげで午後の学習も張り切って取り組めます】

 最後に地元の商店の方へのメッセージです。「諸塚学校給食の日では諸塚産の野菜をたくさん探してきてくれます。心に残っているのは『すきやきに』です。糸こんにゃくが短くてつるつるしていておいしかったからです。」「習字の時には、お店でバスを待たせてもらっています。その時には、無言で宿題をします。」等と、給食以外でもお世話になっている地元の商店の方に感謝の気持ちを伝えました。


【お店で買い物をする時もお世話になっています】

 最後に、お越しくださった3名の先生方から一言いただきました。
 給食調理員の先生からは「校長先生のお話を真剣に聞くみんなの態度が素晴らしいと思いました。みんなからは元気をもらっています。これからもおいしい給食を作ります。」とお言葉をいただきました。
 栄養教諭の先生からは「中学校で献立を作っていますが、七ツ山小や荒谷小のみんなはどんな給食が好きかなぁなどと色々考えながら献立を作っています。みんなが大きく元気な身体に成長できるように、献立作りを頑張ります。」とお言葉をいただきました。
 地元の商店の方からは「好きな給食に『カミカミサラダ』が入っているのにびっくりしました。献立を作ってくださる先生や調理員の先生が工夫していらっしゃるんだろうなぁと思っています。」とお言葉をいただきました。


     【嬉しいお言葉をいただきました】


【おいしい野菜をありがとうございます】

 今回の給食感謝集会では、子どもたちが率直に思っていることや、感謝の気持ちを言葉に乗せて伝えられたと思います。そして、この3名の方々の他にも数えきれないくらいの人たちが給食を作るために働いてくれていることを心に留め、感謝して給食をいただきたいと思います。3名の先生方、朝早くからお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

食に関する指導

 給食感謝集会の後は、全校学活を1校時に行いました。今日は1年に1回の栄養教諭の先生による食に関する指導です。テーマは食事のマナーでした。
 まず、食事のマナーとはどのようなものがあるかを考えました。
○ 時間を守って食べる。
○ 姿勢よく食べる。
○ 箸を正しく持って食べる。
○ 食器を持って食べる。
○ バランスよく食べる。

 これらの食事マナーの中で、今回は箸の持ち方の指導をしていただきました。早速出てきたのは、栄養教諭の先生オリジナルの箸です。この箸は1本が青くもう1本が赤いお箸でした。色が違うお箸にはどのような意味があるのでしょう。


【信号を思い出してね】

 実は上の箸は青く下の箸が赤いこのお箸は、青いお箸は動かしてもいいお箸で、赤いお箸は動かしたらいけないという意味を色で表しているのです。信号を思い出してみると、青は「すすめ」赤は「とまれ」です。その決まりを箸でも応用しているものです。実際に、そのお箸を使って箸の持ち方を確認しました。


    【青い箸は鉛筆を持つように持ちます】

 持ち方を確認した後は、正しい持ち方で大豆をつかみ皿にうつす練習をしました。栄養教諭の先生は、子どもたちの様子を見ながら「焦らなくても大丈夫よ。できるようになるから。」と声をかけられていました。また「下の箸の位置を変えればできるよ。」と具体的なアドバイスをもらいながら、一生懸命大豆をつかんでいました。


【どの子どもも、正しい持ち方を習得しようとやる気満々でした】

 その後、栄養教諭の先生から「正しい箸の持ち方で食事をするときれいに食べられます。すると、周りで食べている人も気持ちよく食事ができます。」と正しい箸の持ち方によって、食事の雰囲気をよくすることができることを教えていただきました。

 最後に、マナーの一つである「いただきます」「ごちそうさま」をテーマにした紙芝居を読んでくださいました。

【感謝の言葉は色々な人に届いていくのですね】

 学習後のふりかえりではこのような意見が出ました。
○ 食事のマナーで「時間を守って食べる。」「正しい箸の持ち方で食べる」が守れていないことがありました。今日の給食ではこれらのマナーを守って食べたいです。また、家でも今日学習したことを生かしたいです。
○ 箸の持ち方は今日練習をして少しできました。
○ 1年かけて正しい箸の持ち方ができるようになりました。これからも正しい箸の持ち方を意識して食べたいです。
○ 上の箸を動かすということを知ることができてよかったです。
○ 「いただきます」や「ごちそうさま」が野菜を作っている人や卵をとっている人にまで届くことが分かりました。
○ 給食感謝集会ではたこ焼きが出るかもしれないと聞いたので嬉しかったです。また、箸の持ち方を再確認できてよかったです。



【たくさんのことを学習しました】

 今回の食に関する指導では、普段の食事のマナーを振り返る機会になりました。その中でも箸の持ち方を全校児童で再確認することで、今日からの給食でも一斉に取り組めます。「絶対できるようになる。」という先生の言葉で子どもたちも諦めずに挑戦し続けると思います。本日はありがとうございました。

箕舞の練習

 1月25日(水)の5校時に地域の方々を講師に招き、箕舞の練習を行いました。1年生は初めて見る箕舞ですが、他の学年の子どもたちにとっても久しぶりに舞ったり唄ったりするので始めはどのような動きだったのかを確認しながら舞いました。


  【練習を繰り返して動きや唄を確かめます】


    【動きのコツを教えてくださいました】

       【2~6年生が舞います】

 1時間練習をして、少しずつ思い出してきた様子の子どもたち。ふりかえりでは、「今までみんなが箕舞を踊る姿を見て憧れていました。今日、箕舞が踊れたので夢が叶いました。完璧を目指すために練習をしたいです。」「スラスラ唄えるように家で練習をしたいです。」「初めて舞ったけど、やってみたら簡単にできました。」と発表していました。子どもたちにはそれぞれ箕舞に対する思いがあるようです。次回は2月1日(水)に最後の箕舞の練習が予定されています。それまでに練習を重ねて、元気よく堂々と舞えるようにして欲しいです。

 講師にお越しくださった3名の方、社会部の方、本日はありがとうございました。

読み聞かせ

 1月25日(水)の朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は地域の方がお越しくださり、「せんたくかあちゃん」「くすのきだんちはゆきのなか」「うんちっち」の3冊の絵本を読んでくださいました。
 「せんたくかあちゃん」では、たらいと洗濯板で洗濯をする「かあちゃん」は、何でも洗濯をしてしまいます。服はもちろんのこと、くつや傘、猫や犬まで洗濯をしようとします。慌てて「かあちゃん」から逃げ出しますが「とまれ!」の一声に身体がしびれて動けなくなってしまいます。そうして、みんなは洗われました。そんな時、空から雷様がおへそを取りにやってきました。怖い雷様でも「かあちゃん」はへっちゃらです。さっきと同じように雷様も洗ってしまいました。すると、雷様はしわが伸び、きれいに洗いすぎたのか目も鼻もなくなってしまいました。そこで子どもたちは雷様に優しい顔を書いてあげました。優しい顔に生まれ変わり雷様は空に帰って行きました。しかし、ある日空から雷の音が聞こえます。何かが起こりそうな雷の音、一体に何が起こったのでしょう。パワフルな「かあちゃん」に、朝から元気をもらえる1冊でした。その他の2冊も「これ読んだことなーい。」「これは読んだことある、面白いよ!」等と話しながら楽しく聞いていました。


【読み聞かせは物語の世界に入り込める豊かな時間です】

 今回お越しいただいた地域の方は、朝子どもたちが練習をしている「ふるさと」の曲を大変誉めてくださいました。「学習発表会での合唱も楽しみにしています。」と声をかけてくださり、子どもたちもうれしかったと思います。
 寒い中お越しくださり本当にありがとうございました。

新入学児童体験入学

 1月24日(火)に、次年度の入学予定の保育所生5名を対象に新入学児童体験入学を行いました。4時間目の途中に、3・4年生が保育所に迎えに行きました。すると、5名の保育所生はランドセルを背負って集団登校のように1列で学校にやってきました。
 まずは、3・4年生と一緒に学校探検をしました。「ここが保健室です。けがをした時には手当てをしてもらいます。病気の時はベッドで寝ることもあります。」と4年生が説明すると「歯の検査で来たことある!」と、保健室をぐるりと見渡しながら言っていました。

【分かりやすい言葉で説明をしていました】

 給食の時間には、ランチルームで全員で給食を食べました。献立は、むぎごはん、チキンカレー、ツナサラダ、牛乳、やきやきクレープでした。しっかりと食器をもって食べていたり、どのおかずもまんべんなく食べていたりして、マナーのよい保育所生でした。

【保育所生の食べっぷりを見て、小学生も刺激を受けていました】

【後片付けの仕方を6年生が教えてくれました】

 昼休みは全員で外で遊び、清掃も一緒にしました。小学生は、「隙間がないように拭くんだよ。」と教えてあげていたり、ほうきの使い方を教えてあげていたりしました。保育所生に手取り足取り教えていた子どもたちの表情はいつもよりずっとお兄ちゃん・お姉ちゃんになっていました。


     【教室を隅々までそうじしました】
    
    【要所要所で小学生が声をかけます】


 【きれいになったかな?】

 そして5校時は1・2年生と一緒に国語の学習です。鉛筆の持ち方を教えてもらい、直線をなぞったり、曲線をなぞったりしました。その様子を1・2年生は横で見守り「ここを書くんだよ」「うん、それでいい!」等と声をかけていました。


 【保育所生も小学生も楽しそうに取り組んでいました】

【1・2年生から保育所生へのメッセージも堂々と発表しました】

 お昼から保育所生と一緒に過ごした小学生はあらゆる場面で保育所生の様子を気にかけて行動していました。また、いつもは学校の中で一番年下の1年生も、今日はとても頼もしい姿をみせてくれました。幼かった1年生が立派に成長したことを、新入学児童体験入学の姿を見て感じることができました。
 
 春になればピカピカの1年生になって荒谷小に入学してくる保育所生、子どもたちも職員もみんなの入学を楽しみに待っていますよ。

給食感謝集会に向けて

 1月27日(金)に、本校で給食感謝集会を行います。この日は、給食調理員の先生と、中学校の栄養教諭の先生、毎日野菜を配達してくださる地元の商店の方をお招きします。その給食感謝集会を運営するのが、ほたきゅう(保健体育給食委員会)です。今日の6校時は、委員会活動で給食感謝集会の準備をしました。「好きな給食」と「あったらいいなこんな給食」をランキング形式でまとめました。「2年前はれいとうみかんが3位やったっちゃー。」とか「去年カツ丼が出たよね。」「わー、それ覚えてなーい。もっと味わって食べればよかったー。」等と給食を思い出しながら作業を進めていました。


【給食の話題は尽きませんでした】

 ふりかえりでは、「『好きな給食』や『あったらいいなこんな給食』をまとめている時に、給食の先生方に感謝の気持ちが芽生えました。」「心を込めて表紙をデザインすることができました。」「2年前と今の『好きな給食』の違いを考えたり、今回の意見の特徴を考えたりすることができました。」「見ている人が見やすいように大きな字で分かりやすく書きました。」等の発表がありました。それぞれ、感謝の気持ちをもったり、相手意識をもったりして作業をしていたことが分かりました。作業はまだあと少し残っています。給食に携わる先生方に感謝の気持ちが伝わるように準備をしっかりとしていきたいと思います。

怒りを鎮める時間

 今日は、朝の時間に地域の方による読み聞かせが行われました。その前に、地域の方からお話がありました。

【テーマは「怒り」です】

 まず、「みんなは毎日何かに怒りますか?」と質問がありました。すると「うーん、毎日は怒らない。」「2日に1回かな?」と答える子どもたち、「叱ることはあっても怒ることはあまりないですね。」と5・6年生の担任の先生。すると「人間には4つの感情があって、それを『喜怒哀楽』といいます。その「『怒』が怒るということです。では、『怒り』を鎮める時間はどれくらいかかると思いますか?」と子どもたちに投げかけました。子どもたちは口々に「30秒!」「1分!」「40分!」「2~3時間!」と答えていました。「このことについては、読み聞かせの最後にもう一度お話をするので、自分がどれくらいで『怒り』が鎮まるかを考えておいてください。」と話され、読み聞かせがスタートしました。

 今日は「うちのかぞく」「もうぬげない」「いちにちおばけ」の3冊の絵本を準備してくださっていました。その中でも「いちにちおばけ」では、おばけが怖い男の子が、もし自分がおばけになれば怖くなくなるかな?と考え、様々なおばけに変身します。「いちにちからかさおばけ」や「いちにち口さけ女」、「いちにちカッパ」に「いちにちミイラ男」などです。それぞれのおばけに変身した男の子がおばけより怖いと感じたのは・・・?ユーモアたっぷりのおばけたちに大喜びの子どもたちでした。


  【みんなはどんなおばけになってみたい?】

 最後に、「怒り」を鎮める時間についてのお話の続きがありました。「普通の『怒り』は6秒でおさまります。『怒り』を感じたら、6秒我慢してみてください。すると怒らなくても済むことも多くあると思います。」とお話しくださいました。子どもたちは、予想した時間よりもかなり短い時間だったことに驚いていました。6秒で感情的にならないで済む、冷静に考えられると思うと、今日から実践してみたいと思いました。

合奏練習

 今年度の学習発表会は2月12日(日)に計画しています。学習発表会のねらいは、「荒谷小学校の歴史を知ったり、保護者や地域の方々と発表を通してかかわったりすることで、愛校心や郷土愛とともに自信や自己肯定感をもつことができるようにする」ことです。学習発表会の終盤には合同合唱・合奏があります。今年度の曲目は嵐の「ふるさと」です。
 今日の5校時は全校音楽で、「ふるさと」を鍵盤ハーモニカやリコーダーで熱心に練習をしていました。


【1年生は担任の先生がつきっきりで鍵盤ハーモニカの猛特訓】


【2・3年生は自分たちで練習を進め、時々全体で合わせて演奏していました】


【4~6年生はリコーダーの吹き方を教えあっていました】

 2年生と一緒に練習をしていた3年生は「○○ちゃんの方が僕より覚えるのが早い。」と驚いていました。学習発表会まで残り1か月を切りました。練習を積み重ねて、当日は心のこもったハーモニーを奏でてくれると思います。