日誌

新着情報

7月2日 学校組織マネジメント訪問

 北部教育事務所と椎葉村教育委員会から合計6名の方が、本校の職員、児童の様子を見にお越しくださいました。

 いつも通り元気な子どもたちと、笑いの絶えない職員室を見て、「いいですねえ」とお言葉をいただき、職員一同とてもうれしく感じたところです。

 

 今年度は、1・2年の複式学級が1名ずつの計2名、4・6年の変則複式学級ということもあり、いろいろと試行錯誤しながらの日々を過ごしております。

 「教育は無限」ですが、「教師は有限」です。どこに力を注いで、いかに子どもたちの成長を促すことができるのか、日々、勉強の毎日です。

7月1日 新しい職員が仲間入り

 本日7月1日より、村雇用のスクールサポートスタッフとして、不土野小学校でお仕事をしていただきます。

 学校職員の業務を支援していただくことになります。職員が少ないため、一人一人の業務量が多い現状がありましたが、少しでも解消できるといいなと、とてもありがたく思っています。

 一日でも早く不土野小に慣れて、楽しくお仕事していただきたいと願います。

6月28日 集合学習(中学年)

 今年度初めての集合学習は、中学年からの実施です。

 本校には、4年生が1人しかいないので、単身で椎葉小に向かいます。

 「心配なことはない?」大人の感覚としてつい聞いてしまいました。すると、「ぜんぜんないです!めっちゃ楽しみです!」という元気のよい言葉が、笑顔とともに返ってきました。

 友達と一緒に勉強することは楽しいにきまっています。普段は何といっても一人ですから…。

 そんな様子が写真からも伝わってくるのではないででしょうか。キラキラの笑顔がまぶしいです。

6月27日 みんなで星空を完成させよう

 委員会活動の一つとして、新しい試みを考えたようです。

 「あたたかい気持ちになる言葉」「やさしい言葉」をかけてもらえたら、その言葉を星に見立てたカードに書いて、どんどん貼っていくのだそうです。

 真っ黒な夜空に、不土野っ子たちのあたたかい言葉で、星がいっぱい広がっていくといいですね。

 口から出てしまった言葉は、取り消すことができません。すぐに、「ごめんなさい」「すみません」と言ったところで、言われた方は消えない傷になってしまうことも…。

 少人数であればなおのことです。気持ちの切り替え、コントロール、身に付けなくてはならないスキルはまだまだあります。

6月25日 6年生の歌声が・・・

 音楽室から6年生の歌声が聞こえてきました。

 職員室から一番遠い部屋が音楽室なのですが、まるで隣の部屋にいるかのような声の大きさです。

 5人が一生懸命歌っていました。

 子どもたちに普段どんな音楽聞いてるのか聞いてみると、流行りのアイドル、韓国アイドルグループなどを答える子もいれば、懐かしの歌手、名曲と言われるような曲、私たち職員も知らないような曲を答える子もいます。

 幅広いジャンルの、幅広い世代に向けた曲が、昼休みに口ずさんでいる子どもたちから聞かれます。

 大人になったとき、思い出の一曲があるといいですね。

 ちなみに、私の6年生の時の思い出の曲は「気球に乗ってどこまでも」です。

 同世代の人に分かってもらえると嬉しいです。

6月24日 外国語でお話したよ

 集合学習で4年生がいなかったため、今日は、2年生がALTのアーロン先生を独り占めです。

アーロン先生と一緒に英語の歌を歌います

 楽しく英語であいさつしたら、「今日の日付は?」「今日の天気は?」など、どんどん英語で話しかけられていました。

 ニコニコしながら、先生の発音を何度も繰り返して、コミュニケーションとることができていましたよ。

 外国語に親しむことで、積極的にコミュニケーションをとろうとしたり、日本と外国の違いを知ったりすることができます。

 村内を一人で駆け回っているアーロン先生と、とっても仲良しの不土野小の子どもたちです。

6月21日 栽培活動(植栽)

 先日の芋の苗植えに続き、今回は花の植栽を全校のみんなで行いました。

 肥料や腐葉土などを混ぜ込んで土を作ります。

まずは土づくり

 プランターのそこに、ボラ土をうっすらと敷いて…。

ボラ土を敷いて

 それぞれ、土を入れていきます。

 植えていく花の苗は、本校の用務員さんが種から育ててきたものです。みんなそれを知っているので、一生懸命作業をしています。

土を入れていきます

 いよいよ植栽。ポットから丁寧に取り出し、プランターの土の上に置いていきます。間に土を再度流し込んだら…完成!

ていねいにていねいに

 みんなで準備して、みんなで育てていきます。

 不土野小学校は花いっぱいの学校です。どうぞご覧にいらしてください。

 輝いているように感じるのは気のせいでしょうか?輝いていますよね。

6月18日 図工教室

 森のアーティストの方々が来校し、図工教室が開かれました。

 椎葉村の地域おこし協力隊として、椎葉村の魅力をアートを通して表現活動されているのが、森のアーティストです。

 今回は、体育館のフロアに大きく広げた紙に、水を付けて、スプレーボトルなどを使って、着色していきます。

 

 初めての経験ですので、否応なしに気分が高揚していくようで・・・。

 子どもたちの芸術的な感性が爆発した瞬間です。 

世界に一つだけ、二度と同じものは作れないですね。

 最後に出来上がった作品がこちらです。「たからじま」というタイトルがつきました。多くの過程を経ての完成です!

 たくさんの方々の協力を得て、多くの経験を積み重ねることができています。一つ一つのこういった活動が、子どもたちの成長に寄与できることを信じて。

6月17日 プール開き

 今年のプール開きを行いました。カラッと青空が広がり、絶好のプール開き日和です。

今年の水泳学習での目標を言います

 校長先生のお話があり、6年生代表のあいさつがあり、みんなで準備運動をしていよいよ始めます。

嬉しさが表情に表れています

 不土野小のプールは山水を使っているため、水温が19~20℃と、一般的なプールよりも冷たいです。

 日が照っていないと、ぶるぶる震えてしまうらしく、育苗のためのビニルハウスに駆け込み、温まることもあるそうで…。今回のプール開きは、天気にも恵まれ、みんな楽しく参加することができました。

壁に手を置きバタ足練習

水の透明感!気持ちよさそうです!

美しいフォームのクロールです

全員でけのび

 水泳学習がスタートしました。保護者の皆さんには水着の洗濯等お世話になります。安全に留意し、楽しく活動できる水泳学習を進めてまいります。

6月13日 計画委員会

 計画委員会を開き、全校児童で話し合っています。

 今月の生活目標「落ち着いた学校にしよう」を実現するための方法を考えているようです。

 議長団が、話合いの柱を立てて、考えてもらっているところです。

このあたりは、人数が少ないとなかなか難しいかもしれません。全校児童の声を届けられるという点ではいいと思いますが。

 最終的には、「自分でたてためあてをしっかりとできるように意識していく」といった結論に到ったようです。

 自分たちで決めたことを自分たちで守る。当たり前のことですが、その当たり前をしっかりとやりきる力が必要です。

 小さな自治的な活動を積み重ねて、少しずつ大きな自治を目指していく。不土野っ子たちに期待してやみません。

6月12日 ひえつき節練習

 椎葉村では、「社会を生き抜く基盤を育て、椎葉村の未来を担う人材を育む教育の推進」を図るため、「椎葉村学」(椎葉村民みんなの学びという意味)を令和5年度から実施しています。

 今年度は、椎葉村の民謡について学びます。不土野小では、以前からも椎葉村の民謡「ひえつき節」に取り組み、子どもたちが大会に出場するなどしていました。

 今年も、地域の方を講師にお招きし、全校児童で取り組んでいきます。

 第1回目の練習がありましたが、これまた落語同様、長年培ってきた練習の成果を存分に発揮し、素晴らしい歌声を披露しました。

三味線のチューニング?も必要です

 三味線、拍子木に合わせ、全員で、またグループで練習していきます。

グループ練習でも堂々とうたいます

 一人一人に、アドバイスを端的にしてくださり、子どもたちの頑張りを認めてくださいます。

 どこか誇らしげな表情の子どもたちの姿がとても印象的です。

拍子木も欠かせません

 今後も数回お招きし、練習を積み重ねていきます。

 今回いただいた助言をもとに個人の課題解決を目指し、自主練習をする約束をして終わりました。

 椎葉村ならではの学習です。ふるさと椎葉村を見つめ、将来にわたって関わり続けようとする気概を培えるよう、指導・支援していきたいと思います。

6月11日 選書会

 ほるぷ九州の方が、遠路はるばる延岡からやってきてくださいました。

 カタログから本を選ぶのではなく、実物を手に取り本の内容を見た上で、図書室に置きたい本を選んでほしいという強い思いで、わざわざ来てくださっています。

 本が好きな子が多い不土野小の子どもたちは、実際に手に取り、中を開いて希望の本を選んでいきます。

 最新刊も用意されていて、興味深く読みいっている子もいたぐらいでした。

 ほるぷ九州の方は、不土野小の玄関に飾れている、子どもたちの写真を見て、「堂々とした立派な姿ですね~」と感心しきりでした。

 その写真というのが、着物を着て落語をしている様子、ひえつき節全国大会で歌っている様子でした。

 不土野小の子どもたちにとっては、伝統であり特別なことでは無いと思っているかもしれません。しかし、やはり外から見る人にとっては、本当に素晴らしいすごいことなのだと痛感しました。

  子どもたちは自信をもってほしいです

6月10日 梅ちぎり(1・2年生)

 不土野小の運動場に、梅の木があります。今年も実を付けていました。ただ例年と比べると量が少なかったようです。春先の多雨が影響しているのでしょうか、、、それともミツバチが飛ばなかったとか?

 低学年の2人が、梅をちぎってきてくれました。全部で何kgぐらいでしょうか。

 一つずつ丁寧に洗って、汚れを落とししっかりと乾燥させます。

 氷砂糖と一緒につけ込んで、梅シロップを作る予定です。

 疲れた体にはクエン酸が効果的なようですね。私も積極的にクエン酸をとろうと思います。

6月7日 音楽?体育?

 低学年の音楽の授業は、体を動かす場面も多くあって、消費エネルギーが高そうです。見ている方も楽しめます。

 この日は、体育館で、、、何をしているところでしょうか?

 マットや跳び箱の間から姿を見せる子どもたち。何をしているところか聞いてみると、かくれんぼをしているのだそうです。

 教科書にある、わらべうた「かくれんぼ」を歌いながら、実際にかくれんぼをする。

 なるほど、それは教室じゃできないですね。

6月6日 ひなたの学び

 宮崎県教育委員会では、学びに向かう力を育む「ひなたの学び」を推進しています。

 6日は、その研修会がZOOMで行われ全職員で参加しました。

 案内のチラシなどを保護者のみなさまにも配付したことはあるかと思いますが、せっかくですので少し説明をさせていただきます。

 目指す子どもたちの姿を次のように掲げています。

○  ひとりひとりが問いをもち 【主体的に学ぶ姿】
例えば、「学ぶことに興味や関心をもっている」「見通しをもって、粘り強く取り組もうとしている」

○ なかまとなって学び合い 【対話的に学ぶ姿】
例えば、「子供同士の協働を通じ、新しい発見や豊かな発想が生まれる」「家族や地域の人との対話を通じ、自己の考えを広げ深めている」

○ たかめよう深く考える力 【主体的・対話的な学びにより、考えを深めようとしている姿】
例えば、「一つ一つの知識がつながり、「わかった!」「おもしろい!」と感じている」「これまで考えもしなかったことにまで、考えが深まっている」

 これらの、頭文字をとって「ひ・な・た」の学びです。

 教育の場だけでなく、意識できるような環境を作ってあげるのも、私たち大人の役割なのかもしれません。

 共に手を携えて頑張っていきましょう!

6月5日 落語指導スタート

 今年初めての落語指導がありました。

 初めてとは言っても、放課後週に一度集まって練習をしているようですし、何より、今まで培った経験があります。

 私も初めて見せてもらったのですが、想像以上に「落語」でした。目の前で聞かせてもらい、噺にどんどん引き込まれていくようなそんな感覚さえありました。

 不土野小の伝統である「落語」。来月には師匠をお招きして、稽古をつけていただきます。

 今日の練習で自分なりに気付いたこと、友達の発表を見て感じたこと、先生方からもらったアドバイスなどなど、自分の中に落とし込んでよりよい噺に昇華させてほしいと願います。

 また、いろいろな機会に披露させていただこうと考えています。ぜひ楽しみにしていてください。

6月4日 全校朝会(6月)

 6月の全校朝会です。

 教頭先生が、以前勤めた学校の廊下歩行の様子を話していました。人数の多い学校でできることを、不土野小でもしっかりやっていきましょうというお話でした。

 時に、廊下移動中に声が出てしまうことがあることがあるので、みんなで意識できるといいですね。

 きっとできるはずです!期待しています!

 今月の目標は「落ち着いた学校にしよう」です。

 梅雨に入ると室内で過ごすことが増えてきます。落ち着いて過ごすことで、ケガを防いだり安心して過ごせたりすると思います。

 落ち着いて、学習に臨む姿勢も大切ですね。こちらも期待していきます。がんばれ、不土野っ子!

6月3日 ツバメの巣

 校舎の北側にツバメが巣を作っていました。2,3年ぶりらしく、勝手に「おかえり」と思って見ています。

 ツバメは幸運をもたらす鳥とも言われているそうで、これで、今年の不土野小には幸運がもたらされること間違いなしです。

 ツバメの親鳥は、一日中、ヒナのために餌を探しに飛び回っているということです。一日をかけて、子どものために飛び回る…。すごいことです。見習わなくてはなあと思います。

 禅の言葉に、「啐啄同時(そったくどうじ)」という言葉があります。教育の世界に限らず、日常場面でもよく引き合いに出される言葉です。啐啄同時とは、鳥の雛が卵から産まれ出ようと殻の中から卵の殻をつついた音(啐そつ)、それを聞きつけた親鳥がすかさず外からついばんで殻を破る手助けをすること(啄たく)を意味します。

 子育てに置き換えて考えてみると、親や教師が子どもの成長に過干渉になりすぎず、しかしながら、成長しようとしている瞬間を見逃さずに手助けをすることができるかどうか…。

 子どもたちが卵から生まれ出ようとするということは、当たり前のことを当たり前に取り組んで過ごすことだと思います。

 そんなことを思いながら、ツバメが舞う初夏の空を見上げたところです。

5月30日 授業の様子から

 1・2年生は、生活科の学習でミニトマトを観察していました。

 すでに実を付けているものもありました。色づくのを待つばかりです。

 図工の時間には、カラフルいろみずを作って、混色するなどして楽しんでいました。目の前で色が変化するのを体感できました。

 こちらは、2年生「くしゃくしゃぎゅっ」です。紙袋の中には、くしゃくしゃにした紙が入っています。抱き心地も気に入ったようで、文字通り「ぎゅーっ」としていました。かわいいです♪

 4年生の社会科は、日向市の清掃センターが作った動画を見て社会科見学…。現場に行くのが一番なのですが、、、何度も繰り返し視聴することができるのは、動画のよさでもあります。

 少人数だからこそできること、そしてできないことがあります。この現状を理解したうえで、効果的な指導法だったり、子どもたち同士のかかわり方を考えさせたり試行錯誤の毎日です。

 私たち職員は充実した日々を送らせてもらっています。

 子どもたちもそう思ってくれていると願うばかりです。

5月29日 風水害避難訓練

 27日未明から28日午前にかけて、まとまった雨が降りました。

 線状降水帯の発達によるものだったということで、28日の登校は保護者に車で送っていただくようお願いしたところでした。

 今回のように、予報されていたものであればこのような対応をとることができます。

 学校にいて、風雨が強まり下校時の安全確保が懸念される場合、本校では、「職員が引率して集団下校」もしくは、「保護者に引き渡す」ことを想定しています。

素早く整列して移動します

 今回は、「職員が引率して集団下校」を実施しました。

 児童を一堂に集め、洪水や大雨による土砂くずれなどの危険性について話をし、命を守るためにできることを考えさせました。

 通学路にも落石、土砂が流れてきそうなところ、流れの速い不土野川を渡る橋、、、危険箇所があります。

 とっさの判断が求められることもあるでしょう。日頃からの心がけが大事だなあとつくづく感じます。

近くの不土野川です。雨のせいで濁っています。