日誌

ホタル飼育

ホタル放流計画。


 11月下旬に、ホタルの幼虫を自然に戻す計画を立てています。
 現在の所、11月24日(木)を予定しています。

 今、2年生が国語でプレゼンテーションの仕方を学んでおり、夏休みのホタルの自由研究をもと
に発表会を行う予定です。そこで、11月24日(木)の6校時(15:00)に、ホタルのプレゼンを行
い、その後清流荘下の河川敷に移動して放流をするという計画です。
 もし、興味がありましたら一緒に参加して下さい。
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今日のホタル。


 冷え込みが厳しいせいか、トレイの水温が下がり、ホタルの幼虫の動きが悪くなってきました。
 水槽のほうは水が多いので、温度変化も小さいようです。
 水温の調整ができないので、観察用のトレイ以外の幼虫を、カワニナの入った水槽に移すこ
とにしました。
 その前にちょっと様子を見てみますと…。



 体長15mmの細いものから、20mmの太いものまでいます。
 毎日カワニナの稚貝を20匹あまり与えてきたのですが、育ち方はさまざまでした。



 元気に育って欲しいものです。三川内の川にかえす日も近いです。

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今日のホタル。


 急に朝晩冷え込むようになりました。
 ホタルやカワニナを飼っている水槽の温度ももう30℃を越えることもないだろうと、
クーラーにつなげていたホースを外すことにしました。すると、まさかの濾過装置の
中に、ホタルの幼虫がいました! まだ小さかったときに吸い上げられてそのまま
生きていたようです。


 でも、餌はどうしていたのでしょうか。
 網の中にひっかかっていたホタルの幼虫はそこから出ることもできず、結局そこ
で生息してたようです。同じように吸い上げられたカワニナの稚貝を食べていた
のでしょうか。


 それにしても、その幼虫! 大きいです!
 観察用トレイで育てている幼虫よりも大きくてびっくりしました。



 やっぱり、餌がないのに…不思議です。

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今日のホタル。


 以前は岩の下に隠れるばかりの幼虫たちですが、特に大きい幼虫(通称:スーパーエース達)を
見ると、岩に張り付いていて、姿が見えることが多くなりました。岩陰に隠れるには、体が大きすぎ
るのかもしれません。



 見るたびに、誰かが脱皮しているようです。
 現在20mmまで成長しています。



 ホタルは昆虫類なので、足が3対になっているのですが、幼虫は体にたくさんの節があり、各部分から
尖ったものが見られていたため、多足類類のように見えていました。しかし、脱皮した白い幼虫から、確
かに3対の足が! 幼虫も確かに「昆虫類」であることを確認できた瞬間でした。


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砂の中の幼虫を発見!


 水槽で飼育しているホタルの幼虫は、砂の中に隠れているので、
これまで本当に生きているのか分かりませんでしたが、本日正面
のガラス越しに幼虫を発見することができました。頑張って飼育した甲斐がありました。
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今日のホタル。


 今日も不自然な立ち方をしているカワニナがいたので、これは! と思い、抜いてみました。
 やはり!
 かなり大きなホタルの幼虫が、捕食中でした!


 しかも、2匹で食べていたようです。
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今日のホタル。



 カワニナとホタルの幼虫を入れている水槽の中で、ときどきカワニナが不自然に立っている時があります。


 これを取り出して中を見てみると…



 ホタルの幼虫が補食している所でした!
 自然界でも、砂利の下からこのように食べているのかもしれません。

 こちらの水槽に、カワニナの殻が増えてきたので、殻のサイズを測ってみました。

 大きめのカワニナも捕食されるようになっています。水槽の幼虫も、かなり大きくなったものと思われます。
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今日のホタル。


 朝、スーパーエース達10匹を入れたトレイを見ると、脱皮している幼虫がいました!



 脱皮したては白っぽいです。ここから徐々に黒くなっていきます。体長は15mm程。
 そこから3時間ほど後の様子が下の写真です。



 違いがご理解いただけますでしょうか。

 また、6月17日生まれの幼虫を入れているトレイの方でも脱皮している幼虫がいました。



 隠れている岩陰に水をふきかけて出してやると、絡まって出てきました。
 脱皮したての幼虫は弱いと聞いたので、ちょっと心配しつつ見ていると、それぞれ離れていきました。
 こうして見てみると、白と黒がはっきりしていて、違いがよくわかります。

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久々に見ると…。


 夏越えの最大の武器、水槽用クーラーが設置され、すこし安心している所です。
 久しぶりにホタルの成長の具合を測ってみると、目視でもかなり大きくなっている様子がうかがえます。
 今日測ってみたところ、おおよそ13~14mmでした。厚味も、2~3mmありそうです。



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ありがとうございます!


 生徒のホタルに関する取り組みを知って、地域の方が、カワニナをたくさん持ってきて
下さいました。田んぼに生息しているカワニナで、放置しておくとイネを食べてしまうので、
いつもなら取って処分するそうです。
 川に生息するカワニナを取りすぎないように、その量に気をつけていたので、ありがたく
思います。ありがとうございました!





 ホタルの幼虫を入れている水槽に入れました。壁にびっしりついています。
 昼間はこのぐらいですが、夜は砂の中からもっとたくさん出てきます。

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今日のホタル


 連日暑い日が続き、水温の管理が大変です。
 1日3回水を冷凍したペットボトルを投入して温度を下げていますが、とうとう冷凍庫の能力では
追いつかなくなってきました。毎日ひやひやしているところです。

 先日は宮日新聞が、中学部のホタル飼育について記事にしてくださいました。


 今日のホタルは、体長12mm! 大きい! 太い!




 そして、カワニナと一緒に入れている60cm水槽の方では、写真の大きさのカワニナの
殻がありました。ホタルの幼虫が補食しているのでしょうか。かなり大きいものも食べられ
ているようです。
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今日のホタル。


 3日ぶりに観察すると、大きくなっているのを実感します。
 体長1㎝を超えました。


(▼さらに拡大)


 汚れていた観察用トレイを交換する際に、幼虫の数を数えてみたら、
100匹いました(元々170匹入れていました)。
 水槽の方はいったい何匹いるのか想像がつきません。でも、少し成長
しているカワニナの稚貝が食べられた形跡があるので、順調に育っている
もの、と期待をしています。
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今日のホタル。


 なんだか、だいぶ太ってきたような…。



 1.5mmはありそうな感じです。


(ほんと、定規を置くと下に潜り込んでくれるので、ありがたいやら危ないやら…)
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変な虫!?


 「トレイに変な虫がいる!」
 と、観察中の生徒が見つけた白い虫ですが、どうやら脱皮したてのホタルの幼虫のようです。


 白く見えた幼虫ですが、観察しているうちに黄色くなってきました。



 すごい場面に立ち会ったなぁと思ったところでした。
 また、トレイの中にはどうやら脱皮したらしい抜け殻もありました。いつも見る
抜け殻は透明なものが多いのですが、今回は黒い抜け殻でした。

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カワニナ。


 カワニナの1回の産卵数が知りたくて、カワニナの採取に行ってきました。


 清流荘の近くから下におります。
 水面で光が反射して見えにくかったのですが、橋の上流側に沢山いるのを
生徒が発見しました。







 学校でも十分に稚貝が取れるようになったら、また川にかえしたいと思います。

 カワニナはオスとメスの区別がつかないので、どれがメスか分かりません。
 大きめのカワニナを6匹、個別の容器に入れました。


 そのうちの一匹がすぐに稚貝を産んでいます。
 メス一匹、確定です。
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今日のホタル。


 ホタルの体長は7~8mm。
 かなり黒くなったような気がします。これで何回目の脱皮でしょうか。



 太さは1mmです。
(都合良く、メモリの上に乗ってくれました。実に協力的です。)

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今日のホタル。


 ホタルの成長の度合いを見るために、岩の下に水を拭きかけてみますが、小さい幼虫しか見つかりません。
 探してみると、一番成長しているホタルの幼虫は、ぶくぶく泡の下に隠れていました。



 一匹、かなり太いのがいます。
 定規の近くに落とすと、いつも岩の下に隠れるせいか、すぐに定規の下に潜ってしまいました。
 でも、丸見えです。



 体長は他のとあまり変わらない7mmぐらいなのですが、太さがだいぶ違います。
 この個体が一番成長していると思われます。



 また、一匹カワニナが死んでしまったので、殻を外してバットに入れておきました。
 明日の朝、食べ終わっているでしょうか。
(藻を食べるからでしょうか。緑色になっています。
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夏越し対策。


 カワニナもホタルの幼虫も熱に弱い生物です。
 水温が32℃を超えないように、いろいろ工夫をします。
 新しい方法は「ペルチェ素子」を使った冷却。
 パソコンのファンで使われている部品を使ってみました。
 本来なら、水槽用の冷却装置が欲しいところですが、経済的理由で購入できない
ので、いかに低予算でこの夏を乗り切るか、に頭を悩ませています。
 ちなみに、先日のUSB扇風機は300円(税抜き)。これで1℃は下げられました。
 梅雨明けした今、今後の温度上昇を阻止するために、智恵を絞ります。



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