校長室から

学校日記

町内の先生方と学び合いました。

毎年、高千穂町では、町内各小・中学校の先生方が輪番担当の小・中学校に集まって授業研究会を行っています。本年度は、14日(水)に岩戸小と押方小の2会場で実施されました。本校には、町内小・中学校から約20名の先生方が来校されました。

はじめに研究授業でした。6年担任が理科「てこのはたらき」の授業を公開しました。「てこはどういう場合に水平に釣り合うか」を学習課題として、水平に釣り合う場合を予想して実験用てこを使って実験し、結果から水平に釣り合う条件を導き出すという内容の授業です。6年生の子どもたちは、自分なりの予想を立て、ペアで協力して生き生きと実験に取り組みました。実験が終わった後は、各自タブレット端末を用いて、てこが釣り合う場合の確認をしました。学習したことを振り返ったり、理解・定着を確認する小テストをしたりする時間も予定していましたが、時間不足でできませんでした。次の理科の時間に取り組むということです。

そして、研究協議。参加者全員が主体的に参加できるようにグループ協議として、本校の先生方がファシリテーター(進行役)となって進めました。グループは、各小学校・中学校(担当教科もさまざま)の先生、栄養教諭、養護教諭、管理職などが入り交じった5~6人の編成でした。今回の研究授業をベースに、各学校やそれぞれの先生方の日頃の授業実践も振り返りながら、話し合いました。短い時間でしたが、時間いっぱい活発な協議がなされました。協議したことは模造紙にまとめ、それを見せながらファシリテーターがグループで出た意見等を報告し、参加者全員で共有しました。

  今回の研究会は、他校の先生方の貴重な意見や感想をたくさんいただくことができ、本校にとってもこれからの授業改善に大いに役立つ研究会となりました。再度、みんなで研究会で出された意見などを確認・整理して、子どもたちの学力向上に向けての取組を充実させていきます。参加された各学校の先生方、本当にありがとうございました。
  

☆ たくさんの先生方の授業参観に緊張した様子も見られましたが、実験に入ると、みんな生き生きと取り組んでいました。6年生、しっかり頑張りましたね!

☆ 参加者全員が意見を出し合い、大変有意義な協議会となりました。活発な協議の中で、今後の授業改善へのヒントや参考
 となることをたくさんいただきました。感謝いたします。