校長トーク

校長トーク60回

 寒い朝、区長様と見守りをしていたときのことです。小学生が一言「山がきれい!」確かにいつも見慣れている山ですが、とても空気が澄んでいて、さらに山の上に雲が帽子みたいにかかっていて・・・とても素敵な景色に子どもたちは大はしゃぎ!「あれ何の形に見える?」に始まり、「綿菓子!」「綿菓子おいしいよね」「あれってお砂糖でできているよね」「作れるお店あるね」などなど、話は尽きません。子どもたちの想像力ってやっぱりすごいと、改めて感じた朝でした。
 さて、今日から明日にかけて私立高校の受験があります。子どもたちは小学校6年と中学校3年、計9年間の義務教育を経てこの日を迎えます。昨日は、みんなドキドキ!ソワソワ!だって人生初体験ですから当然です。みんなベストコンディションで臨んでくれることを祈っています!「頑張れ~3年生!」

校長トーク59回

 今年は暖冬でなんとか寒さはしのげていますが、まだまだ油断はできません。現在、インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染拡大の恐れがあります。先日、テレビで医者の方が対策について話されていました。通常の風邪はのどなどにくっつくのでうがいの効果が高いそうです。それに比べインフルエンザは吸い込んだらすぐに体内に広がるそうです。特に平らなところが大好きで携帯電話の画面とかくっつきやすく、むしろ凸凹なところでは長く生きられないとか?なので、手洗いやアルコール消毒が必要で、さらに、常にのどを潤す事が大切とのことでした。ということは、やはりマスク着用はとても効果がありますし、お茶など殺菌作用のある飲み物を飲用し、のどが常に乾燥しないようにすると良いですよ。と話されていました。本校でも、お茶を推奨しています。換気、加湿器、手洗い、マスク着用など様々な方法で対応中です。
 目に見えないウイルスなだけに「水際対策」も必要なのかもしれませんね。

校長トーク58回

  先日「阪神・淡路大震災から25年」という記事を読みました。1995年1月17日今から25年前、死者6434人という大惨事が起きました。私は、その2年後1997年7月に神戸に出張する機会がありました。偶然、宿泊先のホテルで「香港返還」のニュースがテレビから流れていたことを覚えています。出張先で見た神戸の風景は、地震の爪痕が残っているところと、復興しているところがあり、ニュースで見た当時の様子とはずいぶん違っていました。きっと、復興整備が急ピッチで進んだのでしょう。建物や道路などは時が立てば修復できる。でも、先日の新聞を見て感じたのは、心の傷は時がたって少しずつ癒えてはきているものの、あのときの事を思い出して過ごしている人はたくさんいるということ。私の教え子や友人の中にも、「あそこに住んでいた」とか、「恋人を亡くしました」など、あの時の心情をいろいろと聞かせてもらいました。
 16日、本校では火災を想定した避難訓練を行いました。2分39秒という速さで「おさない。かけない。しゃべらない。もどらない」を守って真剣に避難してくれました。以前行った地震の避難訓練では、次の日に実際に本当の地震が起き訓練を活かした迅速な避難ができました。
 災害は、いつどこで起きるか全く想定できません。オーストラリアでは山林火災がずっと続いており、多くの動植物が命を落としています。宮崎では乾燥注意報も出ています。お互い気をつけて過ごしたいものです。

校長トーク57回

 明けましておめでとうございます。旧年中はいろいろとお世話になりました。本年も本校の学校経営に対して御協力・御支援のほどよろしくお願いいたします。
 さて、いよいよ本日から2学期後半がスタートしました。1月~3月は、年度のまとめの時期にあたるとともに、次年度への準備期間となります。「一年の計は元旦にあり!」ということわざがあります。物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということだそうです。
 集会の際、未来を生きる子どもたちに多くの情報を吸収して欲しいとお願いしました。勉強もスポーツもボランティアもどれをとっても大人になったときに必ず役に立つと思います。今は辛いときもあるかもしれませんが、今吸収できるときにどんどん蓄えて欲しいと願っています。
 これから、技術の進歩は加速していきます。次から次にテクノロジーは進化し、私たちの生活も様変わりしていくことでしょう。そんな中で、多くの情報から必要な情報を取り出し、どのように自らの生活を設計していくかなど考える力が必要になる新たな時代がやってきます。なので、今から様々な知識や経験を蓄え、その蓄えた知識を有効に使って欲しいと思い、お話をさせていただきました。
  何はともあれ、冬休み中に大きな事故や事件にあわず、元気で登校してくれて嬉しかった次第です。これから寒さも増してきます。お体に気をつけてお過ごしください。
 簡単ですが、お年始の挨拶に代えさせていただきます。本年も職員一同よろしくお願いいたします。

校長トーク56回

 本日で、2学期前半が終了しました。学年代表で3名の子どもたちが今年を振り返ってと来年にやりたいことを発表してくれました。私も「躍動」からの「躍進」と決めた1年ですが、決して平坦な道ではなかったですね。しかしながら、私の一番の楽しみは、子どもたちや保護者の方々とたくさん話せたこと!水道管や枝打ちなど気になる箇所が綺麗になったこと、思い返せばたくさんの「優しさ」をもらいました。そうそう、東方輪太鼓のキャラクターもできましたね!(名前は現在募集中です。)
  明日からの冬休みは、受験を控える3年生にとっては大変ですが、とにかく楽しいひとときが続きます。暴飲暴食で体調を壊さないよう、事故や事件に遭わないこと!
 令和2年1月6日は、元気にお会いしましょう。
 今年元年、本当にありがとうございました。そして令和2年が皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。

校長トーク55回

   先日13日(金)に校内駅伝・ロードレース大会がありました。朝がすごく寒くて、「毎年大会の日は寒いなぁ~」と感じていたのですが、午後から、温かくなり最高のコンディションのもと、実施することができました。コースには、保護者の方や地域の方が誘導してくださったり、応援してくださったりと一緒に大会を盛り上げてくださいました。
 今年度は、全校生徒を3つのチームに分け、お互いに競い合いました。すべての子どもたちが一生懸命走りました。「さすが、我が学校の子どもたち!」心から思いました。保護者、地域の皆様、ご協力ありがとうございました。
 次の14日~15日は、「第21回創造アイデアロボットコンテスト九州地区中学生大会」が佐賀県で行われました。この大会は、全国の技術・家庭科の教育研究会が主催している大会です。全国に通ずる大会とあって参加する方も力が入ります。本校の教頭先生がこの大会に長年にわたり関わってこられており、今年度も主体的に「大会に参加したい!」と名乗りを上げた子どもが3名いました。うち、2名が九州大会に出場しました。結果は、2年の須網昴瑠くんが、快挙の活用部門で全国大会出場者に選ばれました。
 全国大会は、令和2年1月25日~26日に行われます。応援しています!

校長トーク54回

  今日は国語の授業で「プレバト」の夏井いつき先生のワークシートを使って、句会をしました。なかなか素晴らしい作品ができましたのでご紹介します。

     【上位入賞作品】
         焦りから思い出少ないお正月
         受験生鳴ってしまった除夜の鐘
         今回も学診の結果氷点下
         木枯来私の敵はただ1つ

     【その他の作品】
         夏の夜見上げてみれば星の屑
         残る雪みなの笑顔で溶けていく
         悲しいと卒業したら散る桜
         理科室の寒さでフリーズ冬の朝
         なつかしく涙溢れる七五三
         冬の朝息を吐いたら白い雲
         夏の夜セミの鳴き声眠れない
         冬の夜季節はずれの半ズボン
         クリスマス非リアがさわぐ彼氏どこ
   冬の山白くて何も見えないな 

             すごいですね~子どもたちの才能って!

      トップニュースにもありますので、ご覧ください。

校長トーク53回

   12月に入り、あちこち雪の便りが届きます。先日は、朝0℃の東方地区でした。そんな中、元気に登校してくる子どもたちを見るとこちらが元気をもらいます。
 寒い中のボランティア活動も大変でしょう。本校の生徒会活動の中に「ABC運動」があります。「A」はあいさつ!「B」はボランティア!「C」はコミニュケーション!です。この取組を実行するために、生徒会では様々な工夫を行ってきました。絵で描かれた木にカードを張って実らせるとか、記録をとって誰が一番とか、賞状も作って表彰もしていました。
 やるべき事が決まって、それを実現するためには「継続する力」、「行動をする力」など必要になってきます。今は、学校という社会の中での取組ですが、きっと大人になった時役立つときが来ると信じています。

校長トーク52回

 あたりはいつの間には紅葉を迎え、色鮮やかな季節となりました。2学期に入り、校内文化祭や中体連県大会、西諸県地区小中音楽大会、こばやし秋まつり輪太鼓演舞等、様々な行事を過ごして参りました。どの行事にも一生懸命取り組む子どもたちを見ていると心から込み上げてくるものを感じます。その子どもたちを見守る大人(職員・保護者・地域)の方々の温かさ・・・。子どもたちの成長にとって欠かせないことが自然にできる本学校に勤めることができた幸せをかみしめております。
 さらに毎日、本校教頭が出来事をホームページにアップしてくれていますが、多くの皆様が閲覧していることを大変喜んでおります。私も定期的にアップしなくてはと反省させられました。
  まもなく、12月を迎えます。毎年のことですが、あっという間に時が過ぎていきました。一日一日を大切に感謝しながら子どもたちと一緒に過ごしていきたいと考える今日この頃です。
 12月13日(金)は、駅伝・マラソン大会です。声援よろしくお願いいたします。

校長トーク51回

 新しく発生した台風も遠くに行き、ほっとしました。なぜなら、今週末は中体連秋季大会の地区大会があるからです。本校は、5日(土)と6日(日)に男女バレー、剣道、バドミントン競技があります。9日(水)には、希望者による陸上競技、24日(木)には、駅伝が控えています。
 みんなこの時期に照準を合わせて調整してきているので、コンディションは良い方が思い切ってプレイできます。この大会は、県大会までですが、それでもやっぱり出場権は勝ち取りたいとみんな一生懸命です。
 先日ラグビーの試合を見て感動しました。「思い」が人を動かすんだと改めて感じました。でも、一人では「夢」は叶わない!特に集団スポーツは一人では戦えません。みんな同じベクトルに向かって進んでいくことが鍵になります。ということは、一人一人を同じレベルまで高めなければなりません。
 目標を達成するためには、時には厳しさも必要です。悩んだり、助け合ったりしながら一歩ずつ一歩ずつ成長して欲しいと願っています。選手のみんな!頑張れ~

校長トーク50回

 今年の台風は、終末になるとやってきます。幸い小林は被害が少なかったのですが、依然として他県では大変な様子です。黄金色になった稲穂の収穫を間近にして、心配はつきません。
 先日、9月23日の「陰陽石まつり」は今年も晴天に恵まれ、無事に終了しました。今年は、東方まちづくり協議会も様々な工夫を凝らし、軽トラ市も開催できました。オープニングの「東方輪太鼓踊り」は、子どもたちの間にちゃんと引き継がれており、「ちん鐘」(指揮者的な役割)をお借りしている方をご招待して演舞を披露することができました。とても喜ばれておられたので嬉しかったです!この次の大舞台は、「こばやし秋まつり」  この伝統芸能は、地域の宝です!決して絶やすことがないように、保存会と一体になって継承していってほしいものです。

校長トーク49回

 晴れ渡った秋空とはいきませんでしたが、暑すぎないちょうど良い天気の中、最後まで「第16回東方合同大運動会」を無事に終えることができました。小雨でも支援学校の子どもたちは参加することができません。なので、どうしても晴れて欲しいと子どもたちは願っていました。お天道さまはちゃんと見てくれていたのでしょうね。子どもたちは、日頃の練習を遙かに超えて運動会を成功させてくれました。「やればできた!」まさにそんな感動をもらった運動会となりました。
 先日、オリンピックの代表を決める男女マラソンがありました。女子は、おおよその予想通りとのことでしたが、男子の方では様々なドラマがあったようです。皆さん、優れた方々ばかりです。それぞれこの日のために万全な体調で臨んだと思います。それでも、その大勝負に勝ち残るのは「謙虚に自らを受け止め立ち向かった者」に軍配が上がったのかもしれません。あと一枠の出場権を巡ってこらから更なるヒートアップが期待されることでしょう。
 令和元年度の優勝は「赤団」、応援賞は「白団」となりました。どちらも素晴らしかった大会となり、心から東方を誇りに思います。保護者の皆様、地域の皆様、準備から片付け、応援まで本当にありがとうございました。

校長トーク48回

 いよいよ、運動会が近づいてきました。関東では台風の被害がひどく、学校も休校になりました。あと数日、お願いだから晴れて欲しいと心から願っています。なぜなら、運動会は、中学校生活において思い出深い行事の1つなのですから・・・。
 行事を成功させるためには、様々なドラマがあります。非日常的な日々の中で、友だち同士のちょっとしたトラブルも発生しがちです。それは、「思い」がぶつかるからだと考えます。その際、トラブルをそのままにしていては何の進展もないのですが、そこが学校生活の良いところです。様々な形で、みんなで解決方法を考えていきます。やっぱり「青春」っていいですね!泣いたり、笑ったり、怒ったり、悔しがったり・・・さっき泣いたと思ったら、今度は大笑い・・・。私は、そんな中学生というこの時期が大好きです!  どうぞ、地域の皆様、保護者の皆様、当日子どもたちの最高の演技や競技を楽しみにご来場ください!

校長トーク47回

 8月26日から授業が始まりました。ついに、楽しみにしていた夏休みが終わってしまいました。さて、授業が始まると「運動会」に「文化祭」と行事が立て込んできます。終わりゆく夏を感じている暇などありません。多くの課題をクリアしたら次はテストが待っています。昨日と今日は、全学年テストでした。3年生にとっては、進路に関わる大切なテスト。1・2年生にとっては、これまでの復習テストです。勉強は大変だけど、積み残していくと卒業するときが「さあ大変!」です。
 こんな風に、中学3年間は意外と早く過ぎていくのです。
 明日は「予行練習」です。本校は、小中学校だけでなく、支援学校も参加する大きな運動会で、今年16回を迎えます。全国でも珍しい貴重な運動会です。なので、当日14日は絶対に晴れて欲しい!
 どうか、「台風来ないで~」てるてる坊主を作ってお祈りします(*^o^*)

校長トーク46回

長いと思った夏休みも、残り1週間となりました。昨日の登校日の全校集会で、「計画通りに過ごせましたか?」と訪ねたところ、数名ほどしか手が上がりませんでした。
 今年の夏は、台風が2回、その他猛暑だったり、大雨だったりと自然気象も絡んでの予定変更が多かったのかもしれません。
 治療等時間がかかるものは、できるだけ夏休み中に済ませていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
 さて、集会では「平和」についてのお話をさせていただきました。8月6日、8月9日、そして8月15日が日本にとってどんな日であるのか。未来に向けて今を生きる私たちがすべきことが何なのか。一見難しそうな話題ですが、中学生でも十分考えられると思います。「なぜ?どうして?」と疑問をもつ力は、3才の頃から芽生えています。学習を通してその「謎」を解明する力が少しずつついてきます。そして、解決するための「行動できるエネルギー」に変化していくのが、成長過程だと考えます。
 私が思う「今できること」は、「伝えていくこと!」未来に再び戦争が起こらないように漸進的な考えをもち、それを伝えるコミニュケーション力をつけること!暴言が飛び交うのではなく、心穏やかな世界であってほしいと強く願っています。

校長トーク45回

  いよいよ、夏本番!日差しは暑いし、蝉の鳴き声もけたたましい!スイカやかき氷のおいしい季節がやってきました。そして、お盆等で久しぶりにご家族の顔がそろうのもこの時期ですね。しかしながら、せっかくのこの時期は台風も発生しやすい・・・。今度の台風8号は、直撃です。どうぞ、台風に備えて「命を守る行動」をお願いいたします。本日5日~6日にかけて、学校では一切の活動を中止にしておりますので、各自自宅にてご用心ください。
 11日は、高山地区の盆踊り大会が開かれます。輪太鼓も披露させていただきますので、是非会場にお越しくださいね!

校長トーク44回

 久しぶりのお便りとなりました。修学旅行から一学期前期終業の日を迎えるまで、怒濤のごとく毎日が過ぎ去っていきました。7月19日の全校集会では、「命」に関するお話をさせていただきました。7月9日の小中合同の地区懇談会でも、保護者の方を前に夏休み中の過ごし方、特に「命」に関するお願い事をした次第です。案の定、梅雨が明けたとたんに30度以上の熱帯日が続いている毎日です。急な変化に私たちの体はなかなかついていけません!台風などの災害への対応も必要です。夕立は必ずといっていいほど雷もついてきます。入道雲やうろこ雲。夏の天気は変化が激しいですね。
 9月に入ると、毎日が体力づくりとなります。夏休みの過ごし方次第で、私たちの体は反応することでしょう。どうぞ、規則正しい生活とともに、食事・運動・睡眠のバランスのとれた日々を送ってください。夏休みは学生時代の特権です。たくさんの思い出とともに、夏休み明けのたくましく夏を乗り切った皆さんと会える日が楽しみです!
 くどいようですが、「命」には十分気をつけて!

校長トーク43回

  梅雨らしくなったと思いきや、いきなりの雷豪雨!自然の気まぐれさにはどうにも太刀打ちできません。本校は、7月2日~5日まで、関西方面の修学旅行を計画しています。どうして合わせたように雨が・・・。子どもたちにとっては、どんな状況下でも楽しいんですけど、できればベストな状態で連れて行ってあげたいと思う親心です。
  親心といえば、この季節によく市内で目にする光景があります。それは、朝の送迎の様子です。カッパを着て頑張って登校する子。雨に打たれながらも集団登校している小学生。結構「自力登校」している姿をよく見かけます。反面、校門前に車を停めて降りてくる子を見かけます。怪我をしているわけでもなく、傘を持っているのに校舎が近いためか傘を開かないまま走って行く姿を、皆様はどう受け止められますでしょうか?道路脇に停めるので、通行の妨げになっていることを運転されている方は気づかれているのかな?と思わずにはいられません。確かに、大人の感覚では、そばまで送ってもらうと歩かなくてすみます。「楽だなぁ」と思いますね。しかし、車社会の現代、私たち人間は歩くことが減っている事も事実です。健康面を考慮して、「歩きましょう!」の推進が叫ばれている今日。「我が子にはどんな大人になって欲しい。だから今は○○○する。」など改めて考えてみることも必要なのかもしれませんね。

校長トーク42回

 皆様は、今の本校の輪太鼓を作っていらっしゃる方をご存じでしょうか?昔は身近なところにも職人の方はおられたのでしょうが、現在は鹿児島の方にお願いしております。皮が破れて叩けない輪太鼓を持って、直接鹿児島県日置市伊集院町にある「宮内太鼓楽器店」を訪ねてきました。以前よりどんな方が作っているのか、どんな風に作っているのか等々興味がありましたので、電話でお願いするより直接会ってお話ししたいと考え、早速土曜日に行ってきました、。ご本人も立派な職人の方でしたが、それを支える奥様もとても感じの良い方でした。家に上がらせていただき、お茶を飲みながら最近の太鼓の皮事情や伝承の大切さ、何代目であるかなど、様々なお話を伺うことができました。携帯電話に去年の秋祭りの様子を動画でとっていたので見ていただくと「こうやって使っているんですね!」と感動してくださいました。
 最近では、野菜や工具など、生産者の顔が見える場面が増えてきました。誰が、どうやって、どんな思いで丁寧に作り上げているかがわかると、より一層輪太鼓に愛着がわいてきます。機会があったら、是非本校にご招待して子どもたちの演舞する姿を見ていただきたいなと心から思いました。

校長トーク41回

 先日6月20日、東京にあるパナソニック教育財団より2名来校され、本校のICT推進校としての取組や授業の様子を参観に来られました。木造校舎のぬくもり、自然豊かな環境、子どもたちの笑顔や真剣なまなざし、教えあう姿、そしてタブレットPCの使いこなしなどを通して、えらく感動されていました。本校の来校は2回めですが、前回と違って授業の様子を参観できたので、さらに東方中に対する好感度がアップしたようです。子どもたちが褒められるのって嬉しいですよね!これも保護者や地域の協力があっての結果です!気持ちのこもった温かい支援体制があるからこそ、私たち職員も頑張れます!たぶん未来は小学校低学年の子どもたちが、パソコンをさくさく使いこなしているやしれません。
 急速に進化する時代に生きる子どもたちには、スピード感も必要ですが、東方の子どもたちのように純朴さや思いやりは決して失ってはいけないと、改めて再認識できる良き機会となりました!これって人として生きる上で、ものすご~く大切なことですよね。