学校から

授業風景

9月の実力テスト(3年)、課題テスト(1・2年)も終わり、生徒は落ち着いて学校生活を送っています。

生徒の授業をのぞいてみると、「なるほど~」という場面があります。

まず、生徒は自分の勉強の方法を選択していること。

美術(1年)ではレタリングの授業があっていました。生徒は資料集から文字を探していたり、タブレットで検索していたり、思い思いの方法で自分の好きな四字熟語の文字・字体を選んでいました。

次に、デジタルを用いて自分の学習の足りない点を補充しているということ。

数学(3年)の授業では、生徒が問題を解くときに、先生がヒントとなる過去に学習した教科書の部分(デジタル教科書)をモニターに映し、問題を解きやすくしていました。

また、家庭科(2年)の授業では、裁縫の仕方の動画を先生が段階ごとに準備し、生徒が自分の作業に合わせて先生お手製の動画を見ながら学習を進めていました。

最後に、先生方もICTを使って分かりやすい授業展開をしているということ。

社会(2年)では、教科書に載っていない歴史的建造物の写真を見せて、説明していました。

国語(1年)では、シンキングツール(ベン図・マッピング)を、作文の下書きに活用していました。

昔の授業だったら「みんな一斉」が当たり前でしたが、今は一人一台タブレットの使用により、「それぞれに合った学習」ができるようになっています。

授業で分からない漢字を調べる、複雑な計算は計算機能を用いる、分からないことはすぐに情報をネットから探す、等々、生徒のタブレット使用の方法は、こちらが「え?そんな使い方あるの?」と思う時があるくらい日々進化しています。

教師も頑張らねば!と思うところです。

さて、今年度宮崎県が全小中学校に「ミライシード」というドリルソフトを導入しました。

AIを活用し、自分がつまずいたところまでさかのぼって勉強できるドリルソフトです(漢字練習ドリル帳はもう過去のものなのか!!)。

もちろん、毎日持ち帰りをしているタブレットで、いつでも・どこでも活用できます(しかも5教科全部入り)。

生徒の皆さん、家庭学習の仕方も「自分に合った方法」を見つけて、学力をぐんぐん伸ばしていってくださいね。