学校から

リモートで人権講演会を開催しました。

   12月14日(火)の5,6校時に、リモートで市内5校をつなぎ、人権講演会を開催しました。パラリンピックのゴールボール競技のメダリストである、浦田 理恵様に講師をお願いし、競技に関することやご自身のこれまでの経緯、現在の思いなどをお話していただきました。
   浦田様は、20歳過ぎから視力を急激に失い、現在は視力をほとんど失っておられます。ゴールボールという競技に出会い、ロンドンオリンピックや東京オリンピックでメダルを獲得するまでのお話には、想像を超えた負けん気や芯の強さ、そしてその裏に隠された努力の日々がありありと感じられました。視力のことを感じさせない、大変明るく朗らかな方で、元気なはつらつとした声でよどみなくたくさんのお話をしてくださり、私たちは多くのことを考えさせられました。
 今回の司会は須木中の生徒会役員4名が務めました。講演の後には、各校の生徒との質疑応答が行われ、浦田様はしっかりと生徒の声を聞き分け、やりとりを大変スムーズにこなしていらっしゃいました。
 浦田様、この度は大変貴重なお話を聞かせていただき、心から感謝いたします。
この講話で学んだことを生かして、生徒とともに私たち職員も一人一人の人権を大切にしながら、強く生きていきたいと思います。本当にありがとうございました。