学校から

3年生体験学習

7月1日~3日、3年生は様々な体験学習を行いました。

7月1日(火)は、手話教室。手話講師 真方様と、小林手話通訳者派遣協会会長 徳永様にお越しいただき、聾者とはどのような状態か?耳の状態は?生活は?などを図説と共に説明していただきました。その後、自己紹介などをしました。

生徒は、「自分と同じところ、違うところ、自分に何ができるか」を考えながら、同じ人間として理解し、つながり合うことが大事だと感想を書いていました。

7月2日(水)は「国スポ・障スポにむけて、自分たちは須木にどう貢献できるか」の学習として、小林市国スポ障スポ推進室の皆様、ローイング協会、選手の皆様のご協力の下、須木で行われる「ローイング競技」を体験し、競技場を見学しました。

令和9年の実施に向けて整備される競技会場の小野湖。整備前と整備後を比べられるのは、現地を見学した須木中生徒ならではの活動となりますね。ローイング体験では、才能を開花させた生徒もいたようで、高校進学後ローイングを始める生徒がいるかも??国スポで選手として出場している生徒がいるかも???楽しみです。

7月3日(木)は福祉体験を行いました。小林市社会福祉協議会の皆様のご指導の下「車いす体験」「妊婦体験」「高齢者体験」を行いました。

現在健康で、運動も勉強も力いっぱい取り組めている3年男子諸君。いろんな方の体を体験することで、相手を思いやる気持ちも育めたようです。また、介助を行う生徒の様子に、須木の子どもたちの優しさも感じました。

【車いすって、こんなに怖いんだね】

【はぁ、妊婦って辛いわぁ】

【お、おじいちゃん、大丈夫?】

たくさんの体験を通して、地域を愛する心と思いやりのある心を育み、大きく成長し、須木中を巣立っていってほしいと思います。

まだまだ体験は続く・・・。