学校から

学習成果発表会

11月15日(土)は、須木中学校の学習成果発表会でした。

お天気にも恵まれ、清々しい秋晴れの中、須木総合ふるさとセンターで行われました。

まず、開会式。学習文化委員長(実行委員長)の「これまでの成果を出し切りましょう」というあいさつで始まりました。

プログラム1は、国語の作文発表。

1年生の読書感想文では「夢をあきらめずに追い続ける大切さ」、2年生の作文では「自分の気持ちに合ったことわざに出会う喜び」、3年生の作文では「夏休みのとっておきの体験と、これからの夢」について語られました。また、3年生はその作文をもとに、動画の発表もしました。球場での興奮や感動が伝わる作文と動画でした。

どの作文も思いが詰まっていて、気持ちを表現豊かに自分の言葉で表しているところが素晴らしかったですね。

プログラム2は、英語暗唱・弁論発表。

西諸地区英語暗唱・弁論大会に出場した2年生2名が、大会後もさらに磨きをかけ、プレゼンと共に発表しました。「Little Red Riding Hood(赤ずきん)」の暗唱では、オオカミと赤ずきんちゃんの声色を変え、聞く人を惹きつける暗唱しました。弁論の「”Utsu Manga” For You(鬱マンガをあなたへ)」は、鬱マンガの本質と人に与える効果を論理的に英語で伝えてくれました。

プログラム3は、1年生発表(劇)「SAND BY ME スキえもん」。

これまでの総合的な学習の時間で取り組んできた、「須木で行われる国スポ・障スポをたくさんの人に紹介し、須木を活性化するにはどうすればよいか」を劇を交えて発表しました。

スキえもん、くり太くん、ゆずかちゃん・・・などなど、どこかで聞いたことがあるキャラクターに加え、国スポ・障スポの勉強でお世話になった前原さん(小林市国スポ・障スポ推進室)役の生徒も登場し、とても楽しい、かつ、学習の成果もしっかりと見られた発表でした。

プログラム4は、2年生発表「ジャーニーTIME」。

2年生は昨年度から総合的な学習の時間でSDGsについて学んでいます。修学旅行先でのSDGsの学びを「ジャーニーTIME]という情報番組仕立てで発表しました。

京都の町や、大阪・関西万博、USJでのSDGsの取組や課題を動画でレポートするなど、事前のしっかりとした準備を感じる発表でした。また、司会者、AD、天の声、などテレビ局さながらの会場を巻き込む新感覚の発表でした。

 

プログラム5は、3年生発表「Suki,the Best Sky」。

3年間の総合的な学習の集大成、「須木をどうしていくか?」について一人一人が真剣に考え行動に移した、活動報告発表でした。

まず、トップバッターは、須木のツアープランを作った2名の発表。須木を楽しんでほしい気持ちいっぱいのツアープランは、展示作品のエリアにも掲示され、今後修正していくためのアンケート(QRコード)も配布されました。

2番目は、須木の紹介パンフレットを作った生徒の発表。昨年度の卒業生が作ったパンフレットを、より見やすくするだけではなく、国スポ・障スポの紹介や、便利なQRコードも添付しました。2年後にも活用できるものになりましたね。

3番目は、SNSで須木をPRする生徒の発表。独自で「初めての人にも見やすいSNS発信」をモットーに作り上げました。現在フォロワー40名あまり。これからどんどん増えていき、須木のことを知ってもらえるといいですね。

4番目は、「今自分にできること」として、「国スポ・障スポの時に須木のお土産になるお菓子作り」に挑戦したり、須木を気持ちよく訪れてもらうために「すきむらんどバンガロー清掃」に取り組んだりした発表。行動力に感服しました。また、今後もこのような活動を続けていくそうです。須木を背負う人材が育っています!!

 最後に、今後の「須木発展についての提言」をまとめた生徒の発表。マインクラフトで予想図を作ったり、公共機関への提言を行ったりしていました。また、今後の自分の「地域貢献スケジュール」も公開しました。3年生の持続可能な地域貢献、素晴らしい発表でした。

 プログラム6は、全体合唱「旅立ちの時」。歌も伴奏も指揮も、西諸音楽大会の時より数段上手になっていました。次にこれをみんなで歌うのは卒業式。思い出のいっぱい詰まった曲になりますね。

最後に校長先生から「ここに至るまでの過程も立派でした。この学習成果発表会が、皆さんの素敵な思い出になることを祈念します。」という講評をいただきました。これまでみんなで力を合わせて作り上げてきた過程が、今後の力につながるのですね。

見に来てくださって、拍手、応援をくださった保護者の皆様、地域の皆様、国スポ・障スポ推進室の皆様、ありがとうございました。