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3学期 始業の日の話

1月7日(火) 3学期始業式のあと 生活面についての話をしました
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 今年もよろしくお願いします
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 今日は ちょっとむずかしい話をします
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 共同体感覚 これが今日のキーワードです

 みなさんは この本を知っていますか
 「嫌われる勇気」という本です
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 アドラーさんが書かれた本です

 みなさんは「誰かから認められたい」とか「誰かの期待に応えたい」と思ったことはありますか
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 かなりの生徒が挙手しましたね

 それを 「承認欲求」といいます

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 誰かから認められたいという生き方は 不自由な生き方です
 そんな不自由な生き方はやめませんか というお話です
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 誰かから認められたい つまり 他の人の目を気にする生き方です
 誰かの期待 ということは他の人の課題に対して答えようとします

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 つまり 他人に行動を決められる生き方になります

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 自分が価値ある存在だと認識すること(自己肯定感)を目的とするなら
 手段として 承認欲求をもってくるのではなく

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 共同体感覚をもってきてみませんか
 共同体感覚とは 共同体の一部として重要な役割を担っていたいという思いです

 自分が価値ある存在だと感じるためには
 全体に貢献することで自分の価値を認識するのが 共同体感覚
 他者に認められることで認識するのが 承認欲求

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 自分が決める という生き方と 他者が決める という生き方になります
 自分の意思で行動する自由な生き方 をしてみませんか

 共同体感覚をもつためには
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 ありのままの自分を受け入れる
 他者に期待するのではなく信頼する
 他者の役に立つ

 共同体感覚をもつことで 承認欲求が消えると
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 他者の目を気にする = 嫌われることを恐れる
 ということが

 なくなります
 つまり 不自由な生き方から解放されます
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 ですから 本当に自由な生き方とは
 嫌われる勇気をもつことだと アドラ-さんは言います
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 もう一度 おさらいします
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 最後に
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 この考え方が正しいかどうか ではなく
 このような考え方が より豊かに生きられるのではないか
 ということで 今回の話をしました
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2学期終業の日の話

 2学期の終業式のあと生活面についての話をしました。
終業式後
 

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 さてみなさん、以下のような法律が施行されます。
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№3

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 以下の文章は同じ意味でしょうか異なる意味でしょうか。
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 大多数の生徒が「異なる意味」と答えました。

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 そうですね。幕府が命じたと幕府が命じられたでは意味が異なりますね。

 ところで、今述べたような法律が本当にできたらどうしますか。

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 なぜ、こんな話をしたのかというと
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 例えば、
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 「センスよくない」という言葉の意味はどうでしょうか。

№11

 これだけでは、いい意味で使っているのか、走でないのかの判断が難しくなります。
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№13

 こういう例があります。
№14

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 また、次のような例もあります。
№17

№18

№19

 このような人たちはどんな人なのでしょう
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№23

 過去は変えられませんが、未来は変えられます。
№24

 悪口・嫌がらせを続けるのか、悪口・嫌がらせをやめるのか

№25

 決めるのはあなた自身です

 最後に、何度も行ってきましたが、あなたの心と体を守るために

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 そしてこれが一番大事です。

№27

生活面の話
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2学期始業の日の話

 2学期 始業の日にあたり次のような話をしました。
友だちについて

 今日 みなさんに伝えたいことは
 これらの本を参考にしています

参考図書

シート1

 みんさんは 友だちが大切だとわかっています

 しかし 友だちのと関係を重苦しく感じてしまうことがあります
 先の本には、「友だち」「親しさ」について考えるキーワードが示されています。

シート2

 人間関係の中で、もっともきついことって何でしょう

 それは、無視・無関心です

シート3

 生後3ヶ月の赤ちゃんに、母親が無表情・無言のまま対面すると赤ちゃんはどうしたとおもいますか

 手を伸ばしたそうです
 生まれてすぐの赤ちゃんが 母親の気を引くのです

シート4

 無表情や無関心が とってもきついということが 本能でわかっているのでしょう

 つまり人間関係の中で「承認」されること つまり「他者を認める」ということがいかに大切であるかがわかります

シート5

 こんな経験はありませんか
 この3人は仲の良い友だちです

 でも、二人になったとき、その場にいない親しい友だちの悪口を言ってしまった

 ダメだということはわかっています でも、やってしまう
 その場にいない人の悪口を言うのは、何が目的なのでしょうか

シート6

 その場にいない人を排除することによって ここにいる「あなたと私の親しさを確認しよう」としています
 確かに、このことによって親しさの再確認はできるでしょう しかし、、、

シート7

 いつ、私が悪口を言われる側になるかわからない という不安
 一緒にいて楽しいけれど、その場にいないと陰で悪口を言われるのが嫌
 そういう理由で一緒にいるとしたら

シート8

 友だちとの関係を重苦しく感じて当たり前

 では、どうすればいいのでしょう

シート9

 「私以外の人が、私のことを100%理解することは不可能である」

 まずは、ここをスタートにして、友だちとのつながり方を考えてみませんか

シート10

 私と100%同じ他者は存在しません

 私と他者の「ちがいを認める」ことから始めてみませんか
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