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第8回熊本大学高千穂塾

熊本大学が、大学運営の基本方針の一つとして、地域教育の向上化支援および大学の国際化に伴う留学生の促進ならびに留学生教育の充実を進められています。その一環として、地域教育の活性化と国際化の促進を図っているのが標記の企画です。

町教委から実施の依頼を受けて、本校では3年生を対象とし、「All Englishによる文化交流会」という企画で、実施しました。目的は「外国人留学生との英語による文化交流を通して、高千穂や日本の文化の良さを再認識するとともに、外国文化についての識見を広め、グローバルな視点で物事を見る資質や能力を育むきっかけとする」です。

アメリカやフランス、インドネシア等の留学生5名に、熊大生2名と引率の先生方、総勢11名が来校されるや否や、すぐさま待機室の校長室に、案内担当の生徒が来室し、「スタンダッププリーズ、レッツゴー」と。高千穂中生が、本来持ち合わせている遠慮のないフレンドリーさを存分に発揮し、留学生の皆さんを会場である体育館に誘導しました。

体育館では、

① 留学生や大学生の紹介

② 高千穂町や高千穂中学校の紹介

③ 各ブースでの文化交流会

を実施しました。各ブースでの内容は、留学生への質問や日本の遊びである「だるまさんが転んだ」や「長縄跳び」等を紹介し、一緒に活動しました。

午前中でしたので、それほど気温は高くなく、寒さが身にしみましたが、どのブースも活気があり、盛り上がっていました。

事前指導において、留学生との交流会の内容を伝えたとき、生徒の目は輝き、積極的に英語で伝えるための準備を始めました。また、これまでは英作文となると、翻訳機能を活用しすぎて、とても難しい英文を作成することもありましたが、それよりも「相手にとってわかりやすい」、「自分たちにとって伝えやすい」英文を中心に考えるなど、コミュニケーションの相手を意識した取組が自然とできていました。英語を使わなければならない状況で、完璧な英語ではなかったものの「伝えたい」という思いが強く表れ、「もっと英語をしゃべれるようになりたい」と感想を述べる生徒もいました。英語学習への向上心が多く見られたこういう機会を提供してくださった熊本大学をはじめ、高千穂町教育委員会に深く感謝申し上げます。留学生の皆さん、ありがとうございました。

記念に集合写真

最後は花道でお見送り