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性に関する授業

全学年を対象に実施する「性に関する授業」。今回は、2年生を対象に実施しました。講師は、高千穂町保健福祉総合センターより2名の方をお迎えし、充実した授業となりました。

「自分を大切に~SNSや人との付き合い方~」をテーマに、「SNSに潜む危険」や「人と接するときのエチケット」等について学び、実際に発生した事例をもとに、話し合い、どうあるべきかを意見交換し、SNSについて深く考える良い機会となりました。 

【生徒の感想より】

〇 SNSは便利なものだけど、使い方を間違うと自分が被害者にも加害者にもなってしまうことを知った。これからはよく考え、自分の行動に責任感をもてるように気を付けたい。

〇 SNS上や実際の友達とのやりとりでも、相手のことを考えた行動ができるようにしたい。

〇 自分は大丈夫と思って投稿していても、知らないうちに保存されて拡散される(デジタルタトゥー)こともあると知って驚いた。

コミュニケーションツールとして、非常に便利で生活に欠かせないSNSですが、使い方によっては、自分や周りの人を危険にさらしてしまう可能性もあります。今回の授業で学んだことを、これからの生活の中で生かしてほしいと思います。

第8回熊本大学高千穂塾

熊本大学が、大学運営の基本方針の一つとして、地域教育の向上化支援および大学の国際化に伴う留学生の促進ならびに留学生教育の充実を進められています。その一環として、地域教育の活性化と国際化の促進を図っているのが標記の企画です。

町教委から実施の依頼を受けて、本校では3年生を対象とし、「All Englishによる文化交流会」という企画で、実施しました。目的は「外国人留学生との英語による文化交流を通して、高千穂や日本の文化の良さを再認識するとともに、外国文化についての識見を広め、グローバルな視点で物事を見る資質や能力を育むきっかけとする」です。

アメリカやフランス、インドネシア等の留学生5名に、熊大生2名と引率の先生方、総勢11名が来校されるや否や、すぐさま待機室の校長室に、案内担当の生徒が来室し、「スタンダッププリーズ、レッツゴー」と。高千穂中生が、本来持ち合わせている遠慮のないフレンドリーさを存分に発揮し、留学生の皆さんを会場である体育館に誘導しました。

体育館では、

① 留学生や大学生の紹介

② 高千穂町や高千穂中学校の紹介

③ 各ブースでの文化交流会

を実施しました。各ブースでの内容は、留学生への質問や日本の遊びである「だるまさんが転んだ」や「長縄跳び」等を紹介し、一緒に活動しました。

午前中でしたので、それほど気温は高くなく、寒さが身にしみましたが、どのブースも活気があり、盛り上がっていました。

事前指導において、留学生との交流会の内容を伝えたとき、生徒の目は輝き、積極的に英語で伝えるための準備を始めました。また、これまでは英作文となると、翻訳機能を活用しすぎて、とても難しい英文を作成することもありましたが、それよりも「相手にとってわかりやすい」、「自分たちにとって伝えやすい」英文を中心に考えるなど、コミュニケーションの相手を意識した取組が自然とできていました。英語を使わなければならない状況で、完璧な英語ではなかったものの「伝えたい」という思いが強く表れ、「もっと英語をしゃべれるようになりたい」と感想を述べる生徒もいました。英語学習への向上心が多く見られたこういう機会を提供してくださった熊本大学をはじめ、高千穂町教育委員会に深く感謝申し上げます。留学生の皆さん、ありがとうございました。

記念に集合写真

最後は花道でお見送り

 

 

令和6年度 薬物乱用防止教室

11月13日(水)の5校時に実施しました。

今年度は、「医薬品の正しい使い方」について、正しい知識を習得することで、乱用を未然に防ぎ、適切な対処や行動を理解させ、正しく判断し行動できる態度を身に付けさせることをねらいとしました。

講師は、本校の学校薬剤師である「たかちほ薬局」の原田 様です。演題は、「正しい医薬品の使い方」。近年、特に若年層で社会問題となっている「薬物乱用」は、大麻使用と医薬品によるオーバードーズに分けられます。また、大麻を初めて使用したきっかけは「誘われて」が多く、オーバードーズは「自ら求めて」使用する可能性が高いと言われています。

 今回の講話では、医薬品には、使用回数、使用時間、使用量などの医薬品ごとに定められた使用法があり、説明書をしっかり読んだ上で正しく使用する必要があること。また、誤った使い方をすることで、薬物乱用(オーバードーズ)となり、身体に深刻なダメージを与えることを血中濃度のグラフを用いてわかりやすく説明していただきました。「くすり」は逆から読むと「リスク」。使い方次第では、命にかかわる恐れもあるという言葉は、生徒の心にとても響いたようです。

「薬にも、しっかりとしたルールがあり、使い方を間違えれば危険である」「湿布の貼り方で、直接日光に当たると、アレルギー反応で水膨れなどになる」「薬の飲むときにの水は180~200cc必要である」「薬は胃で溶けて初めて効果を発揮する」「薬の過剰摂取は体に良くないこと」等の感想がありました。

家族や学校等に相談することができないほどの深刻な悩みを抱える中学生が多いのは、昔も今も変わりません。私達教師は、生徒が発信するSOSを見逃さないよう、常にアンテナを高くするとともに、もしそういう生徒がいたなら、寄り添いながら、しっかりと耳を傾けることが大切だと感じました。 

いつも集会活動のよい本校生徒ですが、今回はいつも以上に、真剣に話を聞いていました。最後に全校保体委員長の佐藤蒼士さんが、感謝の言葉を述べました。原田先生ありがとうございました。

 

スクールトライアル

県教育委員会主催の「スクールトライアル事業」を実施中です。スクールトライアルとは、教職を目指している県内の大学1、2年生を対象に、教職を志す学生が学校現場を見学し、教師の働く姿や生徒たちの様子を身近で体験するプログラムです。これは大学高学年に実施される教育実習とは別に、早い段階から学校現場の雰囲気や生徒の状況を肌で感じることができます。この体験を通して、参加者自身が将来の夢を現実のものとして思い描き、今後のキャリアデザインに生かしてもらうことが大きな目的です。

本校では11月11日(月)~13日(水)の3日間、実施しています。本校で体験しているのは、3年前に本校を卒業後、地元の高校に進学し、今年度、大学に入学した大学1年生、佐藤蒼瑠さん。本校生徒の先輩でもあります。11日(月)、職員朝会でのあいさつ、校長講話、授業見学とプログラムも盛りだくさんで、かなり疲れたのではないかと思います。

12日(火)には、全校集会で生徒へのあいさつに挑戦していただきました。

「とても、疲れました。生徒全員の前で話すのは緊張しました。自分が受けていた授業とは、違う授業スタイルなので、驚いています。部活動を見て、生徒が楽しくやっていたので、自分もやりたくなりました。あと一日になりますが、生徒の皆さんともう少し話せるといいかなと思います。」

佐藤先生、最終日頑張ってくださいね。 

防災教室

今年の8月8日16時42分に、日本の日向灘で発生した日向灘地震。規模は気象庁マグニチュード7.1、県内で最大震度6弱を観測しました。この地震で津波注意報が発表されたほか、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会(臨時)が初めて開催されました。本町では高千穂峡の岩壁が一部が崩壊しました。夏休み期間ではあったものの、「16時42分」という時刻は、平常授業時は、下校の時間帯です。町校長会では、下校時刻の地震時の対応について、各学校ごとに再確認し、児童・生徒及び保護者への啓発を図ったところです。本校では、当時予定していた避難訓練の内容を変更し、様々な状況下で地震が発生した際の避難行動を考え、自分の命を守る方法を身に付けるとともに、大地震への備えを見直し、一人一人の防災意識を高めることを目的として「防災教室」を実施しました。

まず、南海トラフ地震の発生が高まっている状況や発生した際の想定をシミュレーションの映像を基に確認しました。

次に、熊本地震や能登半島地震での実際の被害状況から、地震に対する備えを見直しました。

そして、避難行動や地震に対する10の備え、自分自身の備えについて確認しました。

最後に、災害時における各ご家庭での約束事についても確認しました。もしもの時への備えでありますが、やはり何も起こらないことを祈るばかりです。

 

 

令和6年度紅葉祭

令和6年度の紅葉祭を実施しました。

保護者やご家族の方々だけでなく、町教育長をはじめ、学校運営協議会や学校教育後援会の皆様12名を来賓としてお迎えしました。昨年は町の武道館を利用しましたが、数年後に中学校が移転されることもあり、本校で実施しました。

英語暗唱・弁論は、先日の西臼杵郡の大会に出場した代表4名による発表でした。2回目ということもあり、堂々とした態度は見事でした。国語弁論は、各学年代表1名ずつの計3名による発表。すべてが人権に関する内容で、心に響くすばらしい主張でした。

英語暗唱・弁論

国語弁論

合唱コンクールは2年生からスタートしました。次年度は最高学年になるという、強い意志が様々なところで見られ、各パートによるハーモニーがとてもきれいでした。

2年生は2年3組が優秀賞を獲得しました。

次に1年生の合唱です。2年生と同じ3クラスですが、学級内の生徒数は数名ずつ少ないことや緊張もあったのか、練習の時のように本来の実力を発揮することができていなかったような気がします。音をとることが難しい発達段階でもありますが、1年生らしく初々しく、一生懸命さが伝わる合唱でした。

第1学年はすべて優良賞でした。来年の奮起を期待します。

最後は3年生でした。2クラスとも甲乙付けがたい歌声。また、学級の生徒も多く、体格も一回り大きく、さすが3年生という合唱でした。2年生の合唱を聴いたときには、「もしや・・・」ということが頭をよぎりましたが、他学年に圧倒的な力の差を見せてくれました。結果は最後の最後にハーモニーの差がでたようです。最優秀賞は、3年2組でした。おめでとうございます。

次のプログラムは、2年生によるステージ発表。内容は修学旅行で学んだ平和について、寸劇やモザイクアート等で発表しました。

 1年生による地域伝統芸能も見事でした。

神楽

棒踊り

薙刀

民謡

最後は、来年度から本校に統合する上野中の「臼太鼓踊り」を映像にて紹介しました。

午後の部は、3年生のステージ発表です。

劇 「TOB STORY in TAKACHIHO ~紅葉の冒険~」

有名な映画のパロディでしたが、短期間ながらなかなか見応えのあるものに仕上がっていましたが、全体的にはにかむ演技が多く、高中生らしさが出ていました。

そして、最後は恒例の吹奏楽演奏です。

4年ぶりに、本校開催となった紅葉祭。会場的には少々手狭ではありましたが、生徒の学び舎での開催はひと味違った趣があり、良き思い出の一つになったと思います。

紅葉祭に関わったすべての皆様、お疲れ様でした。

 

西臼杵地区中学校英語暗唱・弁論大会

9月13日(金)に日之影中にて英語暗唱・弁論大会が実施されました。本校からは、暗唱の部に3名、弁論の部に1名の合計4名が参加し、練習の成果を十分に発揮してくれました。各発表者の原稿は以下のとおりです。

暗唱Inside Out(甲斐 夕莉).pdf

暗唱HeForShe(大原 舞桜).pdf

暗唱Speech at the UN Earth Summit, 1992(原田 沙和寧).pdf

弁論The Happiness of Ordinary Days(堀 姫萌華).pdf

発表直前は緊張で顔がこわばり、終わるとホッとした笑顔を見せたり、失敗に悔し涙を浮かんべる生徒がいたりと、人それぞれでした。およそ30名の発表者と審査員、役員、保護者等を含めると7~80名の前で発表するというのは、とても勇気のいることですが、見事全員最後までスピーチすることができたことが、何よりすばらしいことだと思います。また、暗唱の部で、大原さんと原田さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。

代表の生徒には、紅葉祭(文化祭)でも発表していただきますので、楽しみにしていてください。

発表者と本校関係者 

中学校秋季体育大会壮行会

今週末から、令和6年度中学校秋季体育大会が開催されます。

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-1-6.pdf  (要項、会場等)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-7-8.pdf (陸上)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-9-10.pdf (バレーボール)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-11-22.pdf

(野球、ソフトテニス、サッカー)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-23-34.pdf(剣道、バドミントン)

その壮行会が開かれ、参加する各競技の代表者が力強く抱負を述べてくれましたので、紹介します。

剣道部  甲斐湊朗

1年生にとっては初めての秋季大会、私にとっては最後の秋季大会ということでそれぞれいろいろな思いを背負って今までの稽古、練習試合に一生懸命励んできました。来年は、1年生や上野中の生徒も入ってくるので、この4人で最高の思い出になるような中体連にできるよう、頑張ります。

 

男子バレーボール部  後藤辰之介

先日の県総合大会で○花中のゲーム能力の高さを知らされたので、新チームは、スパイクやレシーブなど一列に並んで待つ時間を減らし、ゲームを多くして、ゲームの中で課題を解決していくというゲーム感覚を高めることを重点に練習していきました。また、県ベスト8の3年生たちのように県外のチーム相手に複雑なコンビネーションを使って勝利を重ねていったスタイルを伝統としてしっかりと身に付け、地区大会で勝利し、県大会ではベスト8以上を目指します。最善を尽くし、本気で挑みます。

 

女子ソフトテニス部  河内陽望          

秋季大会での私たちの目標一ゲーム一ゲーム真剣に戦うことです。1年生にとっては、初めての大会、2年生にとっては4回目の大会、上野中と合同でする初めての大会。初めてが積み重なりますが練習の成果を発揮して全力でプレーします。

 

女子バレーボール部  大原舞桜

私たちは、常に一人一人がケガに気を付けながらも全力で、真剣に練習にはげんでいます。今回、相手チームが試合に出られないということで、不戦勝という形での県大会出場になります。だからこそ、私たちは相手チームの人たちの思いまで背負って、精一杯戦ってこようと思います。常に笑顔で、全力でバレーを楽しんでくるので、そんな私たちに声援を送ってくださると嬉しいです。そして、学校にいい報告ができるようにします。

 

軟式野球部  中尾洸太郎

先日行われた県北の大会では準優勝をすることができました。僕たちの持ち味はすきを突く走塁や打撃を活かしたチームプレーです。県大会に出場し、そこで2勝できるように、一人一人の役割をしっかり果たしていきたいです。

 

女子バスケットボール部  木下結愛

私たちは、前回の夏の県大会では、あまりよい結果を残せませんでした。ですが、夏休み期間の練習や、練習試合をしたり、新チームとして個人の目標を立てたりして、日々の練習を頑張っています。中体連は、西臼杵のチームが私たちしかいなくて、県大会への出場は決まっています。 県大会でのチームの目標は、「県ベスト8」です。この目標を達成できるように、チームのみんなで励ましあい、協力し、自分たちのペースで、全力でプレーしてきます。 

 

サッカー部  岩田湧心

僕たちは、県大会ベスト4を達成するためにみんなで声を出して雰囲気を盛り上げたりなど一生懸命練習を頑張ってきました。その練習の成果を発揮し自分たちのペースで試合を進められるように頑張ります。そして、よい結果を残せるようにチーム一丸となって戦います。また、指導してくださる先生方や支えてくださっている保護者への感謝の気持ちをもって結果で恩返しできるように頑張ります。

 

陸上部  山本留亜

私たちの中体連の目標は、一人一人が練習の成果を発揮し全員がそれぞれの種目で県大会に出場することです。そして、県大会の目標は一人でも多く決勝に残れるように全力を尽くします。

 

男子バスケットバール部  甲斐獅琉

僕たちは夏の県大会で負けてしまいました。この結果を生かして毎日の練習を大切にしてきました。バスケットボール部はそのまま県大会に出場となります。チームの目標の県大会ベスト8をめざし、五ヶ瀬中等の分まで一生懸命戦います。

 

バドミントン競技  甲斐りおな・興梠妃菜

私たちは基礎を大切に、筋トレやフットワークなどの練習にも真剣に取り組んでいます。また、みんなで声を出して部活中の雰囲気をよくして頑張っています。大会の目標は、最後まであきらめず試合をすることです。中体連では、団体戦優勝。県大会では、全員が2回戦突破することが目標です。全力を尽くします。

 

弓道競技  

私は現在、高千穂高校の弓道部の先輩方と一緒に毎日の練習に取り組んでいます。3年生が引退し、私一人での大会は初めてなので、不安な気持ちでいっぱいだけど、個人戦でよい結果を残せるように頑張ります。大会までの練習では、一つ一つの動作を完璧にし、自分のペースで矢を一本一本放てるように一生懸命頑張ります。

 

水泳競技  佐伯知里

私たちはこの秋季大会で全員が決勝進出し、一人でも表彰台に立てることを目標に夏の県大会から今まで練習を頑張ってきました。今までの練習の成果を十分に発揮できるよう、最後のひとかきまで、全力で取り組みます。精一杯泳ぎきります。

 

 

空手競技  

私は10月に行われる県大会でベスト8までに入ることを目標にし、日々頑張っています。夏季大会では思うような結果が出ず、悔しい思いをしたので、秋季大会では良い結果が出せるよう頑張ります。

 

 

相撲競技  

本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。私は、夏季大会で想うような結果が出せず、非常に悔しい思いをしました。そこで、秋季大会で雪辱するために、一回一回の稽古で自分を追い込んできました。夏季大会では満足できなかった稽古を自分自身で変えて取り組んできました。秋季大会の目標は、予選上位に入り、決勝トーナメントに進出することです。まずは、予選を確実にクリアし、決勝トーナメントでは、先輩方にチャレンジしていけるようにしていきたいです。 これまで稽古を続けてこれたのは指導してくださる先生方、支えてくださる家族や地域の方々のおかげだと考えます。その方たちへの感謝と敬意を忘れず、全力を尽くしたいです。

 

選手宣誓

 「いよいよ2年生が主体となって迎える中学校秋季体育大会が始まります。新体制となり、新たな目標に向かって、これまでの苦しい練習を仲間と共に乗り越えてきました。

パリオリンピックにて、柔道競技の阿部一二三選手が、絶対に無駄な努力はない、もし何かが叶わなかったとしても、その努力してきたということは絶対に無駄にはなってないと話をされていました。

新体制になっての大きな大会、これまでの努力を信じて、先輩方が築いていった新たな歴史、託してくれた思いを忘れることなく、私たちを支えてくださっている全ての方々に感謝し、全力で戦い抜くことを誓います。」

今回は、本校の現3年生部活動等代表による“応援歌”も披露されました。コロナ禍でおよそ4年間歌われることのなかったこの“応援歌”は、吹奏楽部の力強い演奏のもと、壮行会にふさわしい元気な声で歌われました。少々昭和の香りのするこの“応援歌”。私は嫌いではないですね。

地区大会出場チームが年々少なくなり、試合に慣れるという環境にはそれほど恵まれていませんが、潜在能力は他地区の生徒と比較して見劣りすることはありません。皆さんの健闘を祈っております。

第2学期始業式

本日より、2学期がスタートしました。始業式は、暑さ対策のため、オンラインで実施しました。各学年の代表生徒が、以下のように抱負を語ってくれましたので、紹介いたします。

 

2学期を迎えて  1年代表 別府 奏音

夏休みが明け、今日からいよいよ2学期のスタートです。皆さんは、この2学期をどのように過ごしたいと考えていますか。2学期の目標は決まりましたか。

中学校生活は、私達1年生にとって初めての経験ばかりでした。授業の内容が難しくなったり、先輩という存在を意識するようになったりと、小学校との違いに戸惑い、なかなか自分から積極的に行動することができなかったように思います。

そんな中、1学期に行われた体育大会では、一人一人が自分のもっている力を十分に発揮し、クラスとしての団結力が高まるとともに、1学年全体としてのまとまりがでてきたのではないかと思います。

その体育大会で経験したことを生かし、2学期に行われる大きな行事の一つである紅葉祭も、最高のものとなるよう、互いに手を取り合い、力を合わせて頑張りましょう。

2学期、私が目標としているのは生徒会役員になることです。これまでの私にとって、生徒会役員になるということは大きな挑戦です。そして、自分で大きな目標を立て、それに向かって努力し、それを乗り越えてこそ、自分に自信をもつことができると私は思っています。

皆さんも、自分で目標を決めて、その目標に対して努力することができる2学期にしてほしいと考えています。失敗を恐れず、どんなことにもチャレンジし、沢山の思い出を残すとともに、実りのある2学期にしていきましょう。

 

2学期の抱負  2年代表 甲斐 康椰

 2学期は生徒会選挙が行われ、2年生が3年生に代り高千穂中学校の中心とならなければならない時期となります。様々な行事で学級や個人として成長することができるとともに、将来の進路についても考え始める大切な時期です。このことをふまえ、2学期は2年生の一員として、学級総務として、それぞれの立場で成長や学びのあるものにしていきたいと思います。

2学期の行事の中で、2年生の一員として真剣に臨まなければならないのが生徒会選挙です。私自身は立候補しておらず、代表者を選ぶ側として参加しますが、私はこの代表者を選ぶ立場の一人一人に重い責任があると考えます。この選挙は、私達の学校生活に深く関わってくる生徒会の代表者を決めるため、軽い気持ちで参加するわけにはいきません。特に、私達2年生は高千穂中学校のため、そして将来、選挙を経験することを見据えて、自分達の判断に責任をもつことを意識し臨みたいです。そして委員会や部活動、他の様々な役割も2年生主体となってくるため、3年生が築きあげてきたものを受け継ぎ、残していくと同時に超えていけるよう努力したいと思います。

2学期には生徒会選挙の他にも紅葉祭、ロードレース大会など欠かせない大きな行事が行われます。私達2年3組は体育大会の学級対抗競技で他の学級に勝つことができず、悔しい思いをしました。そのため紅葉祭やロードレース大会では雪辱を果たせるよう、学級一丸となって努力をします。そして私は学級総務として、2年3組の団結力や質を高め、個人、学級、共に成長できるよう支えたいです。

最後にもう一つ大きく自分達の将来に関わる「職場体験学習」が2学期に行われます。今年の職場体験学習は例年とは違う方式で、職業の希望理由や、その職場で頑張りたいこと、学びたいこと、自分の長所や強みなどをエントーリーシートに書き、合格をもらわなければなりません。そして職場体験の最終許可は自分でもらいに行くという本当の就職活動に基づいたものになっています。私は職場体験学習で仕事の厳しさ、大変さや、働く時の心構え、そして自分の将来の夢を決める上でのヒントなど、様々なことを学び、修学旅行の学びと合わせながら進路や自分自身を見つめ直し、考えることのできる経験にしたいです。

2学期は、高千穂中学校の2年生としての役割や責任が大きくなると共に、学級や個人としての学びも多くなるはずです。私は学校、学級のためにできることを見つけ、行動すると同時に、自分自身のため、将来についても意識しながら日々の生活を送りたいと思います。

 

2学期の抱負  3年代表 甲斐 夕莉

今日からいよいよ2学期です。みなさんは、充実した夏休みを過ごすことはできましたか? 私は、受験に備えた勉強をしたり、時に息抜きしたり、とても有意義な夏休みを過ごせました。私の2学期の目標は、中学校生活最後の行事を楽しみつつ、受験まで悔いの残ることが無いよう走り抜けることです。今まで部活をしていた時間を勉強の時間にあて、少しでも学力を向上させていきたいです。来週は、3年生になって2回目の実力テストがあります。夏の勉強の成果を十分に発揮できるよう、最後まで頑張りたいと思います。

2学期といえば、紅葉祭です。紅葉祭では、3年生は学年劇に挑戦します。練習時間は短いですが、3年生全体で一生懸命取り組みたいと思います。1,2年生のみなさん、ぜひ楽しみにしていてください。

2学期は、駅伝ロードレース大会もあります。3年生は部活を引退しているので、本番に向けて少しずつ体力を取り戻し、ケガ無く、自分が納得できる結果を出せるように頑張ります。

私たちの学年の長所は、全員が一致団結して行事を盛り上げることです。しかし、その反面、そこが裏目に出てしまい注意を受けることもあります。これから受験シーズンに入るなかで、これまで以上に一人一人が授業に集中しやすい雰囲気を作っていくことが大切です。入試に向けて、学年のみんなで、他の模範となるような、節度ある落ち着いた行動をしていきましょう。

そして、3年生みんなが第一志望の高校に受かるように、それぞれが努力し、助け合い、日々の学習や学校行事に楽しく取り組む、そんな2学期にしていきましょう。

 

2学期の抱負  生徒会代表  壷田 つくし

おはようございます。

今日から2学期が始まります。夏休みの間、皆さんはそれぞれ有意義な時間を過ごしたと思います。私は、生徒会役員として学校をより良くするために何ができるかを考える時間が多くありました。

2学期には、数多くの重要な行事が待っています。それは、私たち生徒会役員にとっても、みなさんにとっても大切な行事です。

まず、期日が近づいているのが生徒会役員選挙です。新しい生徒会役員、この学校のリーダーを選ぶこの選挙は、私たちの学校の未来を形作る重要な機会です。よりよい学校をつくりたいと勇気を持って立候補してくれたみなさん、これから生徒会選挙当日まで熱い戦いが待っていますが、自分の考えやビジョンを全校生徒へしっかりと伝えてください。そして、全校生徒のみなさんも、自分たちの未来を託したいと思える人を選ぶ責任を持ちましょう。どの立候補者が「この学校をもっと良くしてくれるか?」真剣に考えて投票してください。選挙を通じて、民主的な意思決定の大切さを学び、全員が協力してより良い学校を作り上げるための第一歩としましょう。

次に、大きな学校行事の一つである紅葉祭があります。これはみなさんが最も楽しみにしている行事の一つでしょう。今年の紅葉祭スローガンは「響力~奏でよう!心を一つに最高の舞台へ」です。紅葉祭には、合唱コンクールというものがあります。これは、クラスの全員で協力して、一つの目標に向かって取り組む絶好の機会です。クラス全員が一つになり、心を込めて合唱することで、絆を深め、達成感を味わうことができると思います。素晴らしい紅葉祭だったと思えるようにそれぞれが努力していきましょう。

最後に、これらの行事だけではなく、日頃の学校生活や家庭での過ごし方にも目を向けてほしいと思います。毎日の学習や部活動、友達との時間も貴重なものです。「人生の財産は友なり」という言葉があることを知っていますか?今の学年で過ごす時間も残り7ヶ月となりました。周りにいる友達を大切に毎日を過ごしましょう。また、2学期は学習内容が増え、難しくなる部分もあるかもしれません。ですが、分からないことがあれば積極的に質問して、全員で理解を深めましょう。また、メリハリのある授業態度を意識し、クラス全員で発表しやすい雰囲気も作っていきたいですね。家庭での過ごし方についても、SNSの使い方や家事の手伝いなど、考えて行動していけるようにしましょう。

2学期も楽しい行事や出来事が私たちを待っています。皆さんの協力を得て、素晴らしい学校生活を送ることができるよう生徒会も全力で活動していきますので、充実した学校生活を送りましょう。

令和6年度第1学期終業式

 今日で1学期が終了します。梅雨が明け、気温も上昇していますので、熱中症対策として、オンラインによる終業式を実施しました。まず、各学年及び生徒会の代表生徒が、一学期を振り返って2学期の抱負を発表しましたので、紹介します。

1年生代表 「1学期を振り返って」

 私たち1年生にとって「初めて」づくしの1学期が終了しました。本当にあっという間で多くの学び、経験ができました。

 まず一つ目が授業に関してです。教科ごとに先生が変わり、内容も難しくなりました。授業中の発表も、今までの環境とは違い少し緊張しました。先生が教科ごとに変わるのは新鮮で楽しいです。

 二つ目が体育大会です。体育大会ではクラスごとの団結が必要不可欠でした。入学してすぐに行われた行事でみんなが本気を出して楽しめたことは学級が一つになれたとても良い機会になりました。ふとした時に垣間見えた笑顔はどれも最高に輝いていました。

 そして三つ目が期末テストです。期末テストでは、自分の実力が試される、そう聞いてとても緊張していました。小学校の頃にはなかった順位が発表されて、喜ぶ人もいれば落ち込む人もいます。私は少し落ち込みましたが、家庭学習の大切さを学びました。  

 最後の夏休みは私達1年生にとって、「変化」できる大切な休みとなります。家族や友達との関係、そして、1学期の反省をふまえて、家庭学習に力を入れた充実した休みにします。また2学期始業日1年生全員で迎えたいと思います。 

2年生代表 「1学期を振り返って」

 1学期も今日で最後です。新しい学校や学年、クラスに変わり、慣れないことばかりの1学期だったのではないでしょうか。そんな中、1学期は体育大会や中体連、2年生は修学旅行、1年生にとっては初めての期末テストなど様々な行事があったと思います。その中でも特に大きな行事として、体育大会がありました。今年の体育大会はクラスごとに色分けされたり、競技の選択制があったりなど初めての形での実施でした。はじめは、戸惑うことも多くありましたが、男子だけでなく、学級で競い合う競技も増え、まとまりのなかったクラスも「リレーがダメなら団技で勝とう」などと前日まで、一生懸命作戦を練るほど団結力を高めることができました。

 6月に入り、2年生は修学旅行がありました。私は修学旅行実行委員長を務め、自分たちで話し合ったり計画を立てたりなど、1つの行事を成功させる大変さを知りました。その一方で、スローガン決めや各係の仕事などを全員で協力したことで、とてもスムーズに進めることができました。今回の修学旅行は先生方のサポートもありながら、実行委員を中心に話し合いを重ね、お小遣いを上限なしにするといった新しい試みにも挑戦し、自分たちならではの修学旅行をつくり上げることができました。実行委員でのたくさんの話し合いを通して新しいことを行うには様々な角度から見て対策を考える必要があるということを学びました。修学旅行初日では失敗することもありましたが、2日目以降しっかりと改善することができ、これまでわかっていたようでわかっていなかった公共のマナーや食事のマナーなどを再確認することができました。この経験は修学旅行中の自分たちの成長にとてもつながったと思います。

 自分自身の反省としては気づいたときに発言できなかったことです。気づいていても発言ができなければ気づいたことにはなりません。だから、学級総務という立場としても、普段の学校生活からしっかり発言ができるように心がけて、修学旅行で得た経験が無駄にならないようにしたいです。そして、これからは主体性とは何かをもっと理解し、自分たちで気づき動ける、そういった学年、学級、そして自分にしていきたいです。

 このように体育大会で強めた団結力と修学旅行で学んだマナーや友達への思いやりを2学期に行われる紅葉祭やロードレース、駅伝大会、2年生は、職場体験学習に生かせるよう、普段の学校生活から意識して取り組んでいきたいです。

 3年生代表 「2学期に向けて」 

 私は、3年生になって初めて学級委員長を担当しました。私が学級委員長に挑戦しようと思ったきっかけは、苦手だった人をまとめることや指示を出すことを克服したいと思ったからです。ですが、学級総務の仕事をするようになり、なかなか上手く指示を出せませんでした。その結果、同じクラスの人や先生方に迷惑をかけてしまうことがありました。それでも、副委員長や周りの人たちが優しく支えてくれたおかげで、なんとか生徒総会や高校説明会など、様々な行事を協力して取り組むことができました。みんなのおかげで、1学期はたくさんいい経験をすることができました。

 2学期は、1学期よりも日数が多い分、学校での出来事も増えます。そんな中で、私は周りの状況をよく見て、今、何が必要かを考えて行動できるようになりたいです。また、現状だけでなく、先のことまで見通して行動できるようになれば、計画的に行動できるようになります。この力は、必ず受験にもつながってくるはずです。

 そこでまず私は、明日から始まる夏休みを、暇を持て余して過ごすのではなく、自分で今何をすべきか、先を見通して考え、規則正しい生活を行おうと思います。そうすることで、余裕を持ってスムーズに受験勉強に取り組めると思います。3年生は、2学期すぐに実力テストがあります。ひとつひとつのテストを無駄にせず、自分を伸ばすチャンスと捉え、テストに挑んでいきたいです。ぜひみなさんも、この夏休みの時間を有意義に使えるよう頑張りましょう。

生徒会代表 「1学期を振り返って」

 今日で1学期が終わります。皆さん、今の学級には慣れたでしょうか。1学期には多くの行事がありました。新しい学年になり、今日までの3か月間で、去年の自分と比べて大きく成長できたのではないかと思います。では、どのようなことがあったか1学期を振り返ってみましょう。

 4月は入学式がありました。1年生が入学し、高千穂中学校に新たな仲間が加わりました。1年生は、中学校という新しい環境に変わることに、2,3年生はどんな仲間が入学してくるのか緊張とワクワクする気持ちをもって入学式を迎えたのではないでしょうか。   

 5月には、体育大会が行われました。新しいクラスになったばかりで、不安を抱くこともありましたが、練習を通してクラスの仲を深めることができたと思います。今年は赤団と青団の2団構成や一日開催という例年とは違う体育大会でしたが、生徒全員が全力で取り組む素晴らしい体育大会になったと思います。また、昼休みに団長やリーダーを中心に各団、応援の練習をするなど、両団から相手に勝ちたいという熱い思いを感じることができました。

 5月の最後に行われた生徒総会では、全校生徒が高千穂中学校をよりよくするために、多くの意見を出してくれました。生徒会役員には思いつかないような案を発表してくださりありがとうございました。拍手などで発表者を称える場面が多く、良かったと思います。ですが、集会の時に静かに並ぶことや話の聴き方ということで様々な課題が見つかった時間ともなりました。更にレベルアップした学校にするために一人ひとりが状況に適した行動は何かを考えていきましょう。

 6月に行われた生徒集会では、SNSの使い方について考え直す時間がありました。皆さんは、あれからSNSを正しく使うことができていますか?友達の悪口をSNSに投稿したりしていないでしょうか。SNSを正しく使って便利なものにしていきましょう。

 1学期には以上のことを含めた多くの行事がありました。私たちにとってとても充実した1学期だったと思います。

 さて、明日から夏休みです。楽しみで仕方がなかった人もいるのではないでしょうか?夏休みは、海や川で遊んだり、家族で旅行をしたりなど、楽しいことがたくさんできます。ですが、夏休みは2学期の準備期間でもあります。ケガをしたり、事故にあったりしないように気を付けて過ごしましょう。また、多くの宿題も出ると思います。2学期に向けた良い準備ができるように計画的に進めて最終日に慌ててしないようにしましょう。そして、生活リズムを崩すことなく、体調管理に注意しましょう。皆さん、それぞれ楽しい夏休みを過ごしてください。

校長先生のお話は【校長室】を参照のこと

なお、式後には、生徒会全校文化委員長から今年度紅葉祭のスローガンが発表されました。

響力~奏でよう! 心を一つに最高の舞台へ~

スローガン設定の理由

「生徒会スローガンのSIN(真)化のように、一人一人が真剣に取り組むことを目標とし、その真剣な取組の中から仲間とともに声を響かせ、自分たちが自分たちらしく輝ける舞台にしたいという思いを込め、「響力」(きょうりょく)としました。

今年の紅葉祭は、10月4日(金) 本校体育館で開催予定です。