2019年3月の記事一覧

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　何人かの生徒に尋ねてみました。ラインやネットのことではないかと予想した生徒もいました。

　さて、みなさんはLINEの使用時間と○○の関係がとっても仲良しなのを知っていますか。


　それは、「学力」です。
　ほんとですか～と、疑う人もいるでしょう。


　それには、科学的な根拠があります。


　かなり多くの人たちに、LINEを使用する時間と勉強時間と睡眠時間とその人の成績についてアンケート調査を行いました。
　赤い色の部分が、平均点より上の成績を取っている人です。
　このグラフは、LINEをしないか、しても３時間以内の人です。


　学習時間や睡眠時間にかかわらず、赤い色の人がかなりいます。

　ところが、LINEの使用時間が３時間以上の人をみてみると。


　赤い色の人がいません。学習時間や睡眠時間が多くても、平均点がとれていないことがわかります。



　この研究をした教授は、次のようなことも言っています。


　インターネット習慣が多い子どもは、そうでない子どもに比べて、前頭葉や頭頂葉、側頭葉、小脳を含めて、かなり広範の領域で左右の大脳皮質の体積があまり増加していないことがわかりました。



　しかも、大脳皮質だけでなく、神経細胞から情報を送る白質の体積もあまり増加していませんでした。



　つまり、インターネット習慣の多い子どもたち、スマホなどの使用頻度が高い子どもたちの成績が良くないのは、「脳」そのものが発達しておらず、勉強の内容そのものが頭に入っていないということがいえます。



　LINE（スマホ）をやり過ぎると、脳がダメージを受けます。



　それでも、みなさんは、LINEやスマホをやりますか。



　もうひとつ、次のような動画を観てもらいました。



　テレビドラマ「３年A組」の、あるシーンです。



　インターネットにメッセージを載せるとき、いったん止まって「クルッ」としてから考えましょう。
　つまり、このメッセージを受け取った相手はどう思うのか、自分が送ろう等しているメッセージで本当にいいのか。いったん考えてみましょう。



　最後に、毎回言っていることですが、
　どんな相手であっても、動画や画像を送らない。また、動画や画像をアップしない。　
　一度、ネット上にあげられたデータは一生消せません。



　あなたの心と体を守るために
　・携帯会社のフィルタリングを必ずかける
　・Wi-Fiにもフィルタリングを必ずかける
　・LINEの友達追加機能はOFF



　そして、これが一番大事なことです。
　４月５日の始業の日に、みんな元気よく、さわやかに登校してもらっていいかな。

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