校長より
令和6年度第60回入学式[校長投稿]
本日(4月10日)、第60回入学式を挙行いたしました。
「本校は創立から108年なのになぜ60回?」と尋ねられましたが、
1916年 北諸県郡立農学校 開校
1922年 宮崎県都城農学校 改称
1928年 宮崎県立都城農学校 改称
1948年 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校 編入
1950年 宮崎県立都島(みやこじま)高等学校 再編独立
1965年 宮崎県立都城農業高等学校 改称(*第1回入学式挙行)
という経緯があり、都城農業高等学校としての入学式が60回目となります。
周年行事はありませんが、区切りのよい年になりました。
新入生には新鮮な気持ちを大切に式場でみせてくれた笑顔を絶やすことなく、
充実した3年間の高校生活を送ってほしいと願いながら式辞を述べました。
校長式辞の原稿を掲載します。
令和6年度第1学期始業式[校長投稿]
本日(4月9日)、令和6年度第1学期始業式とともに、このたびの定期異動で本校に赴任された先生方の
新任式を執り行いました。生徒には一年間の目標と目標達成のための行動計画をしっかり立て、有意義な学年
にしてほしいと思います。
校長講話のメモ(原稿)を掲載します。
宮崎県立都城農業高等学校長
令和5年度第3学期終業式について(校長投稿)
多くの皆様のお陰をもちまして、令和5年度を終えることができました。1年間、本校教育活動に対する御理解と
御協力を賜りましたことに対し、厚くお礼申し上げます。
今年度は令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が第5類に分類されたことにより、学校行事の他、学校外で行
われる各種大会やイベント等がコロナ禍前と同じ内容となり、生徒の活躍の場が増えたと思います。ただし、年度途
中には新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの罹患者数が増えて学級閉鎖をせざるを得ない時期がありました。
今後は感染症の流行が波のように訪れることを想定しながら、教育を保障していく時代に入ったものと考えています。
また、ICTを活用した教育活動の他、農業DX化が進展する中での新たな農業教育のあり方、時代の変化に対応
するための「生き抜く力」をどう育むか等、多くの課題が現場には山積しています。
終業式で生徒に話したことと同様に、私たち教職員が夢や希望を語りながら小さな取組を積み上げていくことで、
都城農業高校ならではの教育活動を構築しなければならないと考えています。
引き続き、関係各位の御支援をお願いいたします。
終業式での校長講話の原稿を掲載します。
宮崎県立都城農業高等学校 校長 山下 勉
第59回卒業証書授与式(校長投稿)
本日(3月1日)、第59回卒業証書授与式を執り行うことができました。
今年度は、PTA、学校評議員、農友会(同窓会)より9名の御来賓をお迎えするとともに、2年生
が出席し、厳粛且つ盛大な式典となりました。昨年度の式次第には「校歌静聴」とありましたが、今年
度は「校歌斉唱」で3年間を締めくくり、卒業生は満足した顔で式典会場を後にしました。
心のこもった「送辞」・「答辞」では、在校生が卒業生に向けて感謝の気持ちと激励の言葉を贈り、
卒業生が先生や家族への感謝の気持ちと3年間の思い出を語るとともに、在校生に伝統を引き継ぐ期待
の言葉を述べました。また、私からは式辞の中で3年間の労いと変化の激しい世界で生きていくために
学び続けてほしいという期待の気持ちを伝えました。
卒業生には本校卒業生としての自信と誇りを胸にそれぞれの道で頑張ってほしいと願っています。
校長式辞の原稿を掲載します。
演習林の木材出荷
本校には都城市安久町鍋谷に50ヘクタールの演習林があります。かつては、演習林内の宿泊施設を
活用した実習が行われていました。現在では教育課程に「林業」がありませんので生徒が行く機会が
なくなりましたが、大規模崩落で寸断された路網整備に伴い一部の立木が伐採され、本日(2月2日)
都城原木市場へ出荷されました。
演習林の立木は整然と植えられています。また、今回出荷されたヒノキ材やスギ材が数十年の時を
経て世の中の役に立つことを考えると、植林や下刈り等の実習に汗を流された先輩方や当時ご指導さ
れた先生方の御苦労が伝わってきます。今後の演習林の活用に期待しているところです。
[都城原木市場への出荷の様子]