2025年5月の記事一覧
はたらく細胞ならぬ、はたらく図書委員 (5/21各種委員会活動)
今回の各種委員会では、コーナー展示と新聞記事スクラップのことについて役割分担後、活動を行いました。
今年度、新2年生の委員長・副委員長を中心に図書委員の活動がいよいよ始まります。
前委員長のサポートを受けながら、新たにこぎ出しました。
コーナー展示は、次の3つを計画。
①文豪作品にふれる~芥川龍之介の世界~(1年)
②文豪作品にふれる~中島敦の世界~(2年)
①②は、文学国語の授業で学ぶ単元です。作品を通して、作家自身についても知る機会を提供できるコーナー展示をめざします。もちろん、作家の他の著書にも手を伸ばしてもらいたいという目論みは織り込み済み。
③「テーマは青春!」図書委員イチオシの本(1~3年)
今回のテーマは、「青春」。当事者である彼らが、書架からそれぞれのイメージした青春を表現する1冊をセレクトし、POPを作成します。どんなキャッチーな言葉が、はたまたイラストでアプローチするか楽しみです。
新聞記事スクラップは、昼休みのカウンター当番が各自の担当するテーマに即した記事をスクラップしていくことに
なります。これまで購入していた『切り抜き速報』(ニホンミック)の休刊を受けての活動です。
昨今、新聞を読む機会が減っているなかでのこの取組は、図書委員にとっても学びの深い活動になると思います。
自分たちが選んだ記事が、他の生徒たちの活用にもつながることを意識して取り組んでもらえたらと考えます。
今年度も超多忙な「はたらく図書委員」の活躍、乞うご期待!
次回からは、#委員会活動ブログのほうで図書委員が編集していきます。お楽しみに。
新入生図書館オリエンテーションを実施しました。
4月14日~22日の期間、国語の授業として図書館オリエンテーションを実施しました。
対象は、附属中学1年生80名、高校1年生361名です。
その目的は、「図書館(情報)活用能力を身につける最初の入り口として、図書館に関する基本的な知識を学び、これからの利用に生かしていく」ことです。
そのために、①図書館の目的(概要)を知る。
②本校図書館の利用規定を理解する。
③図書館のしくみ(日本十進分類法・NDC)を知り、理解する。
~「この本は、どこに?」グループワーク~
④本の貸出。
の流れで実施しました。昨年度と異なるのは、③を活動に変えたことです。その本がどの分類に属するのかをグループでディスカッションし、第一次区分の分類から該当する分類を割り出し、実際に現場でNDC第三次区分表とサインを確認し、該当図書を探し出すという流れです。今回は、学校図書館協議会の「学校図書館担当者のための情報館」を参考に、組み立てました。
50分間(あるいは45分間)という時間の中での活動なので、かなりハードではありましたが、ただ漠然と本を書架から探すのではなく、その本がどのような分野の本なのかを内容から予測し、書架の見出しサインあるいは、区分表を確認して探すことを意識する瞬間があれば、主体的に捉えられるのではないか、と考えています。
実際に、このプロセスは現在学校教育のなかで授業として確保されている「総合的な探究の時間」はもとより、様々な教科における情報収集にもリンクすることです。
小学校・中学校で学んできた基礎的なことを応用していくのが高校という場所です。
学校図書館をこの3年間(中学生は6年間ですが)で、自在に活用できる人としての育ちをサポートしていきたいと考えています。
困った時は図書館へ、困ってなくても図書館へ!
風薫る五月。新年度が始まり、ひと月経ちました。
4月9日の始業式、10日の入学式からはや一ヶ月が経ちました。
図書館も9日始業式から開館しています。毎昼休みは、新入生を中心に利用者で賑わっています。
新入生図書館オリエンテーションを4月14日から22日の期間実施しました。詳細は、改めてアップします。
今年度も利用者一人ひとりにあった図書館サービスを展開していこうと考えています。
「朝読におすすめの本ありますか?」、「きみろんのテーマに関する本は?」、「○○の本を入れてほしい」など
4月もたくさんのレファレンス(相談)がありました。
今月は、早速中間考査があります。その後は、高校総体と5月も忙しい学校生活になりそうです。
一息入れたい時は、図書館へ。