みなさん、おはようございます。
今日は2点、お話をします。
まず、1点目、は「心の成長について」です。
始業式の際、「校訓」について話をしました。
私の剣道8段挑戦とからめて、本校の「潔己」「至道」「振徳」という校訓は、
「広い心」「まっすぐな心」「強い心」を身につけることと解釈しており、その実践が心の成長につながると感じている。
生徒の皆さんにも、それぞれの「心の成長」に向けて、充実した学校生活を送ることを期待しますと話しました。
どうだったでしょうか?
終業式という節目に、心の面で成長したこと、今後、成長していきたいことを明確にして2学期につなげてください。
2点目は「自分を大切にしてほしい」ということです。
昨日とその前の日曜日に高校野球甲子園予選の応援に行ってきました。
2回戦は強豪:都城商業を相手に9回裏、劇的な逆転サヨナラでの勝利でした。9回表に逆転を許してからの再逆転で、あきらめない気持ちにしびれました。
3回戦は第1シード日南学園に敗れたものの、ヒット数では相手を上回るナイスゲームでした。今日の宮日新聞に、「個性派集団のチームは、平下主将を中心に徐々にまとまり、個々の力を伸ばしてきた」と書いてありました。部員一人一人が「自分の良さ」に自信を持ち、全力で臨んでいました。また、終了後、応援の部員が相手の日南学園に、エールを送っていました。相手へのリスペクトも、爽やかでした。
振徳生の良さや素晴らしさを垣間見ることができ、感動した大会でした。
振徳の生徒一人一人は、かけがえのない存在です。
それぞれ「自分の良さ」に目を向け、有意義な夏休みを過ごしてください。そして、2学期始業式には、全員、元気な姿を見せてください。
令和7年7月18日
日南振徳高等学校
校長 木宮 浩二
「ヨット部」「珠算・電卓・簿記部」の全国大会出場、誠におめでとうございます。
まず、全国大会の切符は、皆さんが、日々、自分の限界に挑戦して、つかみ取った価値あるものだと思います。自信を持ってください。
また、全国大会でしか味わえない「緊張感」や「レベルの高さ」、そして「他校との交流」を通して多くのことを学び、しっかりと自分の成長につなげて欲しいと思います。
ヨット部は和歌山で全国大会が、「珠算・電卓・簿記部」は九州大会が久留米で、全国大会が横浜で開催されます。日頃とちがった環境の変化に対応しながら、練習どおりのパフォーマンスを発揮できるかがカギだと思っています。
そのためには、自分にコントロールできることとできないことを理解しておくと良いでしょう。
自分にコントロールできることは、日頃からやってきた練習をその瞬間瞬間にどう発揮するかに集中すること。
自分ではコントロールできないことは、過去の失敗や結果への不安、他人や環境など、今や自分ではないことです。
今や自分でないことに気をとられると、集中力が分散し、結果的にパフォーマンスを発揮できなくなります。
「前後際断」という言葉もあります。
前と後を裁断する、断ち切ることです。過去や未来を断ち切り、この瞬間に集中し続けることが大切です。
皆さんの健闘を祈ります!