2023年12月の記事一覧
令和5年度第3回宮崎県難聴・言語障がい教育研究会 研修会
令和5年12月7日(木)に、宮崎県立図書館にて、第3回研修会を開催しましたので、研修内容についてお知らせいたします。
【 研修① 全難言及び九難言大会報告会 】
○ 全難言埼玉大会発表者 明道小学校 春山 咲希子教諭
全体会、分科会での発表や講義、また、オンデマンドの内容についてまとめた資料をもとに報告してくださいました。全体会で、宮崎県教育委員会作成のユニバーサルデザインの視点を取り入れた『「分かる!」「できる!」学校全体で取り組む授業の土台づくりハンドブック』の紹介があったそうです。
○ 九難言長崎大会発表者 小林小学校 三浦 弘子教諭
三浦先生は欠席のため、大会に参加された竹田先生より報告がありました。多様なニーズに応えるための支援を生かした連携について、内容、プレゼンと素晴らしく、とても分かりやすいと好評だったとのことです。
お二人の先生方、当日の発表、発表までの準備と大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
【 研修② 九難言沖縄大会 発表検討会 】
発表者 川南小学校 竹田 泰代教諭
事前のZOOM会議で、「つなぐ」ために必要なことを整理するとわかりやすくなるのではないか、という意見が出されたとのことでした。その意見を取り入れた今回の発表は、とても分かりやすいものになっていました。今回の検討会では、子どもの姿が見たい、連携を受けたことによってどう感じたか、変わったか、言葉や感動が伝わるとよい、とのアドバイスがありました。
竹田先生、お疲れさまでした。
【 研修③④ 講義 】
「難聴・言語障害教育担当者として大切にしたいこと」
国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員 牧野 泰美先生
牧野先生の穏やかでユニークな語りに引き込まれ、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。「子どもたちの自己肯定感を支えるものとは」「気持ちを重ね合わせることができるコミュニケーションの時間」など通級指導担当として本当に大切なことを考える時間でもありました。通級指導担当として、これでいいのだろうか、この子のためになっているのだろうかと悩むことも多い日々ですが、先生のお話は明日からの励みにつながるものであり、これからの指導・支援に活かせる多くの学びがありました。ありがとうございました。
【 研修⑤専門部会・全体会 】
各専門部会で話し合い、その内容についての報告を行った後、全体会を行いました。
全体会では、長崎大会事務局からの提案を受け、九州各県で通級指導教室の学級数や担当者数等の実態が異なる中、「今後の九州大会はどうあるべきか」、「宮崎県としてはどうしていくか」について意見を出し合いました。
また、来年度の本会の部会の体制の在り方についても、意見が交わされました。
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