専門高等学校等御下賜金記念優良卒業生徒表彰

1.趣旨

 各専門高校等の卒業時に、学業及び人物とも最も優れた卒業予定者を選奨することにより、我が国産業教育の振興に寄与するとともに、生徒の学業等諸活動の活性化に資することを目的とする。
 

2.選奨の対象生徒について

  1. 農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉などの専門教育を主とする学科及び総合学科を置く高等学校等(本会会員校)において、学業及び人物とも最も優れた卒業予定者を対象とする。選奨候補者は、原則として学校ごとに1名とし、分校、定時制及び通信制の課程は、それぞれ1校とみなす。

  2. 複数の分野の学科を置く高等学校においては、例えば、農業の園芸科、農業土木科、畜産科、工業の機械科、電気科、建築科などの学科別とせず、農業、工業等の分野ごとに1名に限定する。
  3. 総合学科については、専門分野コースの数にかかわらず総合学科として、1名とする。

  4. 別科、専攻科については、上記に準じて選奨することができる。

3.表彰状の授与

 選定された者に対し、卒業式当日、本会会長名の表彰状を授与する。
 
御下賜金記念産業教育功労者表彰規定
産業教育功労者の表彰を受けられる資格は、次のいずれかに該当する者とする。

1 産業教育に関する学校に在職中(在職経験のある場合を含む。)の教職員のうち、産業教育に顕著な功労があり、毎年度末現在で規定勤続年数満30年以上かつ年齢満60歳以上である者。
 産業教育に関する学校とは、国・公・私立の専門高校(専門学科を置く高等学校を含む)等とし、勤続年数の算定は、産業教育に関する専門学科の教職経歴は、勤続年数の10分の10、普通科のみを置く高等学校の教職経歴または産業教育に直接関係のない一般行政の事務経歴は、勤続年数の10分の5とする。
 なお、勤続年数が10分の5の場合、月数に端数が出るときは、月の15日以上は繰り上げ、15日未満は切り捨てるものとする。

2 「1」に該当する者以外で、産業教育の振興に特に顕著な功労のある者。

宮崎県産業教育振興会生徒表彰
 産業教育に関し、特に優れた実績をあげた生徒や地域社会に対する顕著な貢献を行った生徒を表彰することにより、本県産業教育の一層の発展・向上を図る。

2 応募資格

 本県産業教育振興会の会員校の生徒、及び部活動や団体等。

3 受付期間

 各年度の12月20日まで。

4 選考の対象

 本県産業教育に関する学校・学科に在籍する生徒個人又は団体のうち、以下のいずれかに該当するもの。
 (1) 全国規模で開催される各種競技会・コンクール等において、特に優秀な成績を収めた個人又は団体。
 (2) 新製品や新品種の開発等、本県産業に対する貢献度が特に高いと考えられる取組を行った個人又は団体。
 (3) 地域活性化へ向けた活動など、地域への貢献度が特に高いと考えられる取組を行った個人又は団体。

5 受賞の決定

 学校長の推薦又は申請に基づき、宮崎県産業教育振興会会長が決定する。

6 表彰

 受賞した個人に表彰及び副賞を、団体に表彰状及び盾を贈呈する。

7 その他

 この規定に定めるもののほか、宮崎県産業教育振興会生徒表彰に関し必要な事項は別に定める。

 附則
 この規定は、平成19年5月25日より施行する。