南部教育事務所ブログ

　１０月１６日（木）に南部教育事務所管内公立小・中学校初期研修（小学校５８名、中学校２１名、計７９名）を実施しました。午前中は「次なるステップへ」と題した所長講話や「総合的な学習の時間の進め方」についての講義を聞き、午後は小学校、中学校に分かれ、授業を真剣な眼差しで参観していました。実際の授業から学ぶ、実りの多い貴重な時間となったようです。

　また、一日の研修を通して、「教師の手立てによる”問い”や、課題意識を抱かせたりすることが、学習の充実を図る土台となることが分かった。」、「授業の間の取り方や、生徒との関わりなど、たくさんのことを学んだ。」など、「教師としての心構え」や「学びに向かう力の育成」などたくさんの学びがあったようです。さらに、これまでの自分を振り返り、他校の初期研修者と悩みを共有することもできたようです。

　令和７年８月２０日（水）に小林中央公民館で、令和７年度宮崎県いじめ問題子供サミットin南部を開催しました。今年度の南部教育事務所管内のいじめ未然防止に係る取組推進校７校の児童生徒１５名が参加しました。

　前半は、各学校のいじめの未然防止に関する取組の実践発表でした。大勢の前での発表で緊張する中、どの学校も堂々と発表しました。発表を聞いている児童生徒も、メモをとるなどして熱心に発表に耳を傾けていました。

 　後半は、「いじめをなくすために私たちにできること」というテーマで３つのグループに分かれて、児童生徒が主体となってグループワークを行いました。 最初に「いじめの未然防止のために大切なこと（心がけなければいけないこと）」について意見を出し合い、その後、キーワードをもとに「いじめの未然防止につながるメッセージ」を作成しました。

 　今回のサミットの感想として「自分では思いつかない取組などがたくさんあって、新鮮に感じました。これから自分の学校でも行える取組を実践していきたいです。」があり、新たな気づきや学びを各学校に持ち帰り、これからのいじめの未然防止の取組につなげてほしいと思います。

　令和７年６月２４日（火）に木材利用技術センターで、２６日（木）に小林中央公民館で令和７年度小・中・高等・特別支援学校生徒指導主事等連絡協議会を実施しました。

　前半は、人権同和・生徒指導課から「本県における生徒指導の現状と課題について」、「スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーについて」、宮崎県警察本部から「本県における少年問題の現状をふまえ」について説明がありました。

　その後、南部教育事務所管内のスクールソーシャルワーカーの自己紹介、またスクールソーシャルワーカーの活用について話がありました。後半は、演習を中心に実施しました。「発達支持的生徒指導を意識した組織的な取組について」というテーマで、活発に意見交換をする姿が多く見られました。

今回の研修が、各学校での今後の教育活動につながることを期待しています。

令和６年１１月１５日（金）に、南九州大学都城キャンパスで、

令和６年度宮崎県公立小・中・義務教育学校初期研修１年目（基本研修）【南部教育事務所】を実施しました。

午前は、所長講話や講義を実施しました。

午後は演習を中心に実施しました。

哲学対話では、どのグループも「問い」を出し合うことで、

「問い」とは何かを楽しい雰囲気の中で学ぶことができました。

続いての模擬授業づくりでは、一日の学びを生かして各グループが授業をつくりました。

一日を通して、笑顔溢れる研修となりました。

今回の実践が、日々の教育活動につながることを期待しています。

８月３日（土）にメイン会場であるえびの市文化センターとサテライト会場である南九州大学（都城キャンパス）及び各学校とをオンラインで結び、県民総ぐるみ「地域・学校づくりのつどい」を実施しました。

各学校の学校運営協議会委員や地域学校協働活動推進員、社会教育関係者団体、各市町学校行政担当、生涯学習・社会教育行政担当、各学校の教職員、一般県民と多数の方にご参加いただきました。

講話
「地域の中に学校を　学校の中に地域を」

広島県府中市コミュニティ・スクール連絡協議会
　会長　立石　克昭　氏

広島県府中市教育委員会
　府中市教育課程研究センター
　　副センター長　竹内　博行　氏

実践発表
「地域をベースにした探究から拡がる学び」

宮崎県立飯野高等学校　
　指導教諭　梅北　瑞輝　氏

対話（質疑応答）
テーマ「地域ぐるみでつくる未来への道しるべ」

地域と学校の連携・協働の具現化を図るため、講話や実践発表を聞き、対話を行いました。メイン会場の対話では、「地域の子ども達のためにできること」について、さまざまな立場の方々がグループで熱く語り合いました。