学校の様子

2023年2月の記事一覧

笑う 『ピアサポート』

本日[2月14日(火)]、ピアサポートの学習を行いました。

1・2年生は体育館で、3年生はリモートで実施しました。

県の「ひなたセーフティープロモーションスクール推進事業」として、下関市立大学 中林教授(日本ピアサポート学会常任理事)を講師としてお迎えしました。

「よりよい人間関係づくりを目指して」という演題で、お話をされました。

開始早々、各列の最後尾の生徒が集まり、「文字」を聞いて・・・。

後ろから前へ、指で背中に一文字書いていく『伝言ゲーム』です。

「ま」「め」「?」「(わかない漢字)」等、回答していきますが・・・。

22列あって、なんと正解はなし・・・衝撃・ガーン

 

答えは『友』でした。

「どうして間違えたのでしょう。漢字、ひらがな、数字・・・と自分で思い込んでいませんでしたか?」

「思い込みは思考を限定してしまう。」ということでしょうか。

人(友だち)の一面だけを見ず、多面的に見ることで違うよさが見えてきます。

スライドを使い、とてもやわらかな口調で分かりやすく話をしていただきました。

生徒は、先生の話に引き込まれ、一生懸命に聞いていました。

「何に見えますか?」

「答えはありません!自分が見えたものが答えです。」

生徒は「三角形」「ストローを切ったもの」「アルファベットのY」など答えていました。

同じものが、違って見える。そこが大切なところです!

(私は、三角形

他にもいろいろな問いかけや事例の紹介があり、生徒はうなずいたり、首を振ったりと自分の考えを深めていました。

『ピアサポート』とは、「仲間や同輩が、相互に支え合いながら、自分たちの手で課題解決していく活動」です。

ピアサポートの考え方

〇誰もが成長する力を持っている

〇誰もが自分で解決していく力を持っている

〇人は、実際に誰かを支援する中で成長する

そして、「誰もが他者をサポートできる存在であり、サポートを受ける存在である」

これからも「よりよい人間関係づくり」を目指して、ピアサポートの活動(学習)に取り組んでいきます。

また、本校の「生徒のあいさつや清掃活動の取組が大変すばらしく、感動しました」とお褒めの言葉もいただきました。

「先生のこれからのますますのご活躍を祈念いたします。ありがとうございました。」

お祝い 「立志式」

2月10日(金)、立志式を2年生が行いました。

2年生は、凛とした姿勢で臨みました。

多数の保護者も参加され、見守っていただきました。

 

幕末の志士  橋本左内の「稚心を去れ」という話に始まり、「竹は節があるから強い。今日の立志式をひとつの節目とし、さらに伸びていってほしい。」と校長先生がメッセージをおくりました。

続いて、2年生による"立志の誓い"です。

「決意文発表」です。

各学級の代表生徒が、将来の夢や頑張りたいことを堂々と述べました。

「ぼくは、性格がいい大人になります。これからも人に優しく接し、いいこと貯金をたくさんしていきます。」と、祖父の言葉を胸に刻み、今を大切にしているという内容の発表もありました。

「色紙紹介」です。

色紙に手形を押し、自分の想いを一文字又は4字熟語等で表し、全員が発表していきました。

一人一人が会場に響く声で次々と決意を発表していきました。

その素晴らしい発表を聞き、胸が"ジーン"としました。感動しました。

これまでたくさんの立志式に立ち会ってきましたが、これほど一人一人が臆することなく大きな声で発表するのは初めてでした。

リモートで1年生は式に参加しました。2年生の姿がどう映ったでしょうか?2年生の姿を追い、成長することを期待しています!

「先週の学年リハーサルは、今日ほどではありませでした。学級で差がみられました。しかし、5組の発表に刺激を受け、この一週間、各学級で皆が頑張りました!」と学年主任から聞きました。

4月から最上級生として西中学校を背負って立つにふさわしい姿でした。

2年生の「西中プライド」「西中ブランド」ここにあり!

 

式典後、記念講演がありました。

講師は、MRT宮崎放送 粉川真一アナウンサーです。

お話が上手なのはもちろんですが、大学時代に落語研究会に所属されており、落語に精通された軽妙な語り口に生徒は引き込まれていきました。

(第4回全国大学生落語選手権大会3位!凄いですね!)

ご自身の子ども時代からアナウンサーを目指すきっかけ(出来事)、アナウンサーになるために中学・高校・大学をどのように過ごされたのかを話されていきました。

特に、入社試験を通しての経験談は、これから進路(高校)選択をしていく生徒達にとても響いたようです。

また、ご自身が「師匠」と呼ばれる方々との出会いとそのエピソード(言葉)も話されました。

出会いのタイミングとそのかけられた言葉が道標となり、夢に向かい、実現に至るまでの壁を乗り越える支えになったのだと思いました。

「時間を感じさせない素晴らしいご講演ありがとうございました。粉川様のこれからのますますのご活躍を祈念いたします。」

 

~~準備の様子~~

午前中、会場設営や清掃等、皆で分担・協力して頑張りましたにっこり

2階ギャラリーは使いません。でも、黙々と拭き掃除をしています。

会場設営完了!

鉛筆 理科コンテスト

本日[2月9日(木)]、校内理科コンテストを実施しました。

(端末に配信して実施予定でしたが、不具合により急遽プリントに変更しての実施となりました。)

1年生の様子です。

全クラス、真剣に取り組んでいます。

満点賞はもちろんですが、前回よりも得点アップを目指して、皆、頑張っています!

年間10回の校内コンテストも残すところ3月の1回(社会)となりました。

人権講話「土呂久に学ぶ」

本日[2月8日(水)]、3年生は人権講話を行いました。

ねらいは、「宮崎県で発生した土呂久公害について正しく理解させ、差別や偏見のない社会を実現する態度を育成すること」です。

宮崎大学土呂久民俗資料室の川原客員教授に講師として来校していただきました。

(新聞記者として、1971年に土呂久公害を取材したのが土呂久との出会いだそうです。)

講話はリモートで実施し、進行等の代表生徒のみ会議室で聞きました。

スライドを使いながら、大変分かりやすい丁寧なお話でした。

土呂久鉱山(宮崎県高千穂町)が開かれ、亜ヒ酸製造が始まった歴史的背景・史実から公害の実態や被害・症状などについて詳しく知ることができました。

また、民話やかねふき唄の不思議な歌詞の紹介なども交えられ、生徒達は興味深く聞き入っていました。

現在、土呂久地区には"憩いの広場(土呂久鉱山跡桜植樹地)"などもあり、宮崎県も2017年度から土呂久を教材にした環境教育を推進する事業を展開しています。

代表生徒が「『土呂久に学ぶ』を通して、多くの学びと気付きがありました。今日の学びをこれからに活かしていきます。」とお礼の言葉を述べました。

講話の後、「この活動を県内の多くの学校を訪れ、広げたいです」と話されていました。

川原先生のこれからのご活躍と講演活動の広がりを願います。

「ありがとうございました。」

にっこり ちょこっとボラフェス

2月5日(日)に、「みやこんじょボランティアフェスティバル2023」が、Mallmallまちなか広場を会場に、終日開催されました。

会場に、学生・団体コーナーが設けられ、本校もブースを出させてもらいました。

本校のボランティアサークル「さくらの森」の生徒8名が参加しました。

全校生徒及び職員に呼びかけて集まった"古着"の販売を行いました。

売上金の4,558円は、赤い羽根共同募金に募金させていただきます。

のらゼロの活動を紹介するコーナもあります。

[夏休みの捕獲器制作活動のご縁で実現しました。]

SDGsのクイズコーナーは、子どもから大人まで人気でした!

(よく目にしているはずですが、私は3つ間違いました・・・驚く・ビックリ

ブースとは別に、ボランティアスタッフとして4名の生徒も参加しました。

商品販売のお手伝いで、たくさんの方々に買っていただきました。

(賞品を手に、校長先生とパチリキラキラ

お昼は交替でお弁当を食べました給食・食事笑う

午後の部で、立山静夫賞[都城ボランティアスピリッツ賞]の授賞式がありました。

 

市内の中高の5校が受賞しました。

(大賞は山之口中でした。「おめでとうございます。」)

さくらの森の活動が認められ、うれしい受賞となりました。

「ありがとうございます。」

閉会行事が終わり、片付け作業までしっかり行いました。

終日、たくさんの方々と触れ合い、生徒達は楽しそうに活動していました。

生徒にはとても大切な学びの場となりました。