日誌

2017年6月の記事一覧

ヒゴタイの花芽・・・つきました。

絶滅危惧種の一つである「ヒゴタイ」・・・・
昨年の今頃に、このヒゴタイの株をもらい、環境教育の一環として、
絶滅に瀕している植物を育てる活動に取り組んできました。

昨年、元気に育ってほしいと願いながら、全校児童で植栽をしました。

50株ほどを植えましたが・・・・
10株ほど、何とか元気に育ってくれました。

今週に入って、児童の一人が、「先生、花芽がついてます・・・」
と教えてくれました。その時は、小さなつぼみがついていましたが、
本日は、500円玉より大きな蕾になっていました。

8月には、綺麗な紫色の花を咲かせることでしょう。




とても、楽しみです。

専門的な指導を受ける

6月から学校では水泳指導が始まっています。
私たち教職員は、全てにわたり指導をしなくてはなりません。
しかし、全てにわたり得意とは言えませんので、
そこで時間があるときは専門的な指導を教えてもらうことが必要になります。

今日は県の高等学校体育連盟の先生に来てもらい、学習指導要領のことや具体的な指導について指導を仰ぎました。

県立南高等学校の「川口真紀」先生です。

最初に、新学習指導要領について、どこが改正になったのかを研修しました。


次に直接プールに行って、具体的な指導を受けました。
指導のポイントを分かりやすく指導してもらいました。




7月に入ると、今度は体育振興指導教員として、児童たちに指導をしてもらいます。
児童が楽しく、長く泳げるようになってくれることを期待しています。

居住地校交流

本校は、3年前から、県立くろしお支援学校と居住地校交流を実施しています。
今年も、本校の児童と支援学校の児童が交流をしました。

第1回目となる今日は、学級活動の時間に
自己紹介やゲーム、そして、支援学校の児童と一緒に一つの作品を仕上げました。
絵を描いたり、色を塗ったり、楽しい時間を過ごしました。


次は教室を移動して、音楽室に交流学習。
ドレミの歌やリコーダーの発表
音楽を通して、楽しく交流ができたようです。


今度会えるのは、2学期になります。

緊急避難行動(実践)

朝から小雨・・・・

なんと今日は、教育委員会が教育事務所に依頼して行う「学校支援訪問」の日
ちょうど、先生方が来校されたときから、ポツポツと雨・・・・

ところが、昼が過ぎ、いよいよ5校時が始まる頃、横殴りの雨となり、
風雨が激しくなり、雨音で先生や児童の声が聞こえなくなるくらいの状況となりました。

本校の教頭先生が近くの川や氾濫しそうな場所を確認・・・


11時から雨が降り出し、14時の段階で市木川が増水しはじめました。
そこで教育委員会の先生方に状況を説明し、緊急に避難体制を取ることにしました。

14:30に5校時が終わりすぐに避難行動。すでに保護者には14:10に連絡をしていました。
それから、日頃から訓練しているとおり教職員が児童を誘導、一方保護者の迎えの対応や連絡も訓練どおり。
テキパキと事を進め、15:00には児童を全員避難させることができました。

日頃の訓練が活きた一日となり、一安心。
教育委員会の先生方や事務所の先生方が、こんな経験は初めてだと
感想を述べておられました。

保健室の先生と一緒に生活を振り返る

6月は歯の健康を考える月
学校では、それに併せて保健の指導で歯の磨き方や歯を大切にするために学習をします。

5校時に5・6年生は、歯の治療と磨き方を学習しました。
日頃は学級担任が進めますが、今日は特別講師に「保健室の神谷先生」
むし歯の原因についてや歯を大切にすること、歯の磨き方について
勉強をしたようです。

今の内から、しっかり磨いて健康な歯を持続させてほしいですね。

海のロマン・・・第2弾

昨年も今の時期に
海のロマンについて、児童たちにお話をしてもらいましたが・・・
今回も、遠くはハワイから「海のロマン」と環境のことについて
お話をしてもらうために、来てもらいました。

菅原真樹さんという方です。


菅原さんは、兵庫県生まれで、大学を卒業された後、ハワイ島のコナというところに住んで
おられます。プロの潜水ガイドをされる傍ら、フリーダイビングの全日本代表監督をされたり、
カメラマンをされたり、昨年の「海のロマン」第1弾で話に出た、ホクレア号の料理長をされるなど、それは多岐にわたりいろんな経験をされています。

そんな菅原さんですから、本校でお話が聞けるということもあって、地域から、また
お隣の志布志からたくさんの方が聴きに来られました。


話の内容はというと・・・・・                   宮崎日日新聞取材有り(記事転載)
小さい頃の海に対しての思い。
川からながられた水が、何故こんなに海では汚れているのか・・・
その中で、海の生き物はたくましく生きている。

単身、ハワイ等で住むようになったとき、島の木々が切られる運命に・・・
しかし、島民の力で難を逃れ

海には多くの珍しい生き物が命を与えながら生きている。
しかし、人の生活ゴミにより、生き物が命を絶っている。

などなど、真剣に話をしてもらいました。
児童たちも真剣に聞き入っていました。



珍しい写真も見せてもらいました。


これまで、海洋教育科でゴミ問題についても考えを出し合ってきましたが、
今日の話は、大いに考えを深める話になったと思います。

講演会の終わりには、給食で会食をして楽しい時間を過ごしました。

船に積むソナーに触れる

地域にはその道に詳しい方がたくさんいらっしゃいます。
今日は、海上交通や漁業に必要な無線やソナー(魚群探知機)、レーダーに詳しい地域の方に、その技術のことやその機器を使うことで、どんなことが分かるのかを
お話ししてもらいました。

講師は、仁田 盛人 さん。
フルノ九州販売株式会社に勤めおられ、電話一本でソナーや無線、レーダーの販売修理を手がけておられています。
私の方で、紹介をさせてもらいました。


このフルノという会社の技術は素晴らしいものがあり、この機器を使うことで
魚を捕ったり、航海上の安全にも役立っているとのことでした。

詳しい話は続きを見て下さい・・・        宮崎日日新聞取材有り(記事転載)
最初に、大きな地球儀や世界地図を使って、地図の見方や広い海を確認しました。
そんな広い海でどのように動いていったらよいか・・・・・
船や機器、そして、それらを使って行う漁業の話がありました。


南郷のかつお一本釣りの様子のDVDも視聴しました。
みんな熱心に聞き入っていました。


また、船の安全航行のためのレーダーやソナーの話もありました。
ソナーは最新鋭の本物を持ってきてもらい、子ども達は触れさせてもらいました。


最後に仁田さんから、技術が発達すると便利になるが、そのためにたくさんの魚が捕れるようになる。資源の枯渇が心配であることも話がありました。

この勉強会の終わりに、児童の代表で、渡邉むすびさんが挨拶をしてくれました。

秋山小との交流

海上保安部の見学・体験活動が終わった後、本校で、交流給食、昼休みのふれあい活動をしました。

到着したら、早速、合同給食をしました。


その後は、秋山小にない遊具で、みんなと楽しく遊びました。


この児童たちは、中学校では一緒になって学習や部活動をやるわけです。
小学校の内に交流を深めながら、中学校に行ったときにすぐに話ができるようになるといいですね。

海上保安部での体験(秋山小合同)

海洋教育の一環で、「海を守る」というコンセプトにあわせて、日南市にある「海上保安部」を見学・体験しました。

今回、秋山小学校(隣校)も一緒に見学及び、体験活動をしました。
秋山小学校とは、これまでも交流学習をしたり、他の体験活動をしたりしています。

日南の「宮崎海上保安部」に集合して、今日の活動の目的等を話しました。


その後、庁舎内に入り、今日いろいろと説明をしてくださるスタッフと挨拶をしました。


その後は、3班に分かれ、各々のところで体験活動をしました。

海水の水質調査です。


海上保安部の仕事を中心に説明を聞きました。


停泊している巡視艇「しろかぜ」乗船し、これから説明を聞きます。


ソナーやレーダーの説明を聞いた後、実際に双眼鏡を使って、周りを見ました。


船底に入って、仕事中の生活の様子をききました。


最後に「しろかぜ」の甲板上で、記念撮影。いい思い出になったかな?


最後は保安部のスタッフの方に御礼の挨拶をしました。


今回、児童にとっては身近にあってなかなか行くことができない「海上保安部」を見学し、体験活動を行いました。
児童に感想を聞くと、こんな仕事もあるんだ。テレビで見たことがある。格好良かった。など
キャリア教育につながることも感じていたようです。
体験は、これからの児童に大いに影響を与えるものだと思ったところでした。


庁舎前でスタッフと一緒に・・・・「記念撮影」