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by 校長

by校【TV報道】「右よし!左よし!」021

№18の記事「右よし!左よし!」がMRT TVで報道されました。

リンクは一週間で削除されます。

祝吉小の子どもたちの立派な宣誓、あいさつ、インタビューなどの態度を

 

ぜひ、ご覧ください。!(^^)

 

【MRTニュース】

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1274183?display=1

 

by 校長

by校「そこ、とっても大切!」020

そうそう、「そこ、とっても大切!」

5年生。

問題は、「24.5mのロープを切って5.6mずつに切って縄跳びを作ります。縄跳びは何本できて、何mあまりますか」

答えは、「4本できて、2.1m余る」です。

子どもたちの誤答例「4本できて、21m余る

・・・ワカル、ワカルよ。そのキモチ。

 

さあ、この学級では、子どもたちに、どのように、この大切な学びを保障したのでしょう?

一人の子供さんが、主役になって説明を始めました。

先生は、定位置。

脇役ポジションから見守ります。

お友達、みんな、集中して、お友達の説明に聞き入ります。

さあ、余り21を、どう、2.1に修正していくか。

元の数は、24.5ですよね。

お友達。「はい!」

この小数点は、余りを考える時は、まだ、生きています。

だから、余りの21のここに、小数点を下ろして、2.1にしなくてはなりません。

みんな、納得。

拍手の中、主役は、自席へ戻ります。

先生が、丁寧に確認します。

さっきの説明の通りです。

余りの小数点は、元の数を下に下ろさなくてはなりません。

つまり、21の意味は、0.1が21個あるという意味なのです。

先生が、教えれば、さっと終わることでも。

このように、

子どもが主役の授業の場で、

協働的な学びを通して、

子ども自らが、

学んでいくことが大切なのです。

先生から教わるより、お友達と学び合うと、「定着」がずっと深まるのです。

 

今日の主役の子どもさん。

生涯、この瞬間を誇りに思い、忘れないことでしょう。

祝吉流、子どもが主役の授業。

各学年で、教育改革が進められています。

 

by 校長

 

 

by校「恐るべし少人数先生」019

祝吉の先生方の「きめ細かな指導」には、いつも、感心させられます。

だから、祝吉っ子は、素直に育っているのでしょう。

さて。

4年生、算数、少人数の先生。

子どもたちもとっても、楽しそうに学んでいます。

板書を見ると、先生の工夫が伝わってきます。

とても丁寧な問題提示

分かりやすく、見やすいですね。

テレビを使い、電子教科書も駆使されます。

黒板とテレビが一体化しています。

構造的にまとめられた、素晴らしい板書です。

 

あれ??

これ、算数ですよね???

(°_°)

恐るべし。

4年少人数先生。

ここまで、きめ細かな、ご配慮をなさいますか!

天晴(アッパレ)!

٩( ᐛ )و

 

by 校長

by校「右よし!左よし!」018

6年の廊下に掲示された、ある掲示物。

これは、祝吉小が独自に進める運動

「ハンドアップマイスター制度」のカードです。

ハンドアップマイスター制度は、高鍋警察署が、高鍋管内で進めておられる運動で。

その新聞記事を読んだ、

生徒指導主事の先生が、祝吉小独自で、昨年度8月に始めました。

ハンドアップ=手上げ横断

マイスター=名人

ハンドアップマイスターになるには、6年生が行う検定試験を合格しなくてはいけません。

合格すると、通しナンバーがついた、合格証がもらえるのです。

7月1日現在、もう、合格者は、400名を遥かに超えています。

合格証をもらった子どもたちは、こんなに喜ぶのです。

 

えへへ。校長先生。ハンドアップマイスター合格しました!

「おめでとう!かっこいいぞ!」

光り輝くハンドアップマイスター合格証。

これで私も、立派な、祝吉っ子よ!

嬉しいなあ。毎日、ハンドアップするぞ!

みんな、ハンドアップマイスターカードが光ってるね。

はい、校長先生、頑張ります!

頑張ってね、2年生!さようなら!

 

さて。校長の祝吉っ子の正門でのお見送り。

「さようなら!気をつけてね!」

さようなら、校長先生!

手をあげて横断歩道を渡るんだよ!

みんな、強く「はい!」と答えて帰っていきます。

輝くハンドアップマイスターカード

お。かっこいいね、ハンドアップマイスター。

ありがとうございます!

みんな、みんな、カードが誇らしげです。

自分のナンバーをみんな、覚えています。

「僕、364ですよ!」

祝吉っ子が

胸を張って、

推進する、

ハンドアップマイスター運動。

すでに、祝吉っ子の「誇り」になりつつあります。

ですから。

彼らは。

大きな声で。

自信をもって。

唱えます。

右よし!

左よし!

左よし!

祝吉地区にお住まいの方は。

遠くで響く。

こんな声を耳になさることでしょう。

右よし!左よし!

そんな子どもたちとすれ違ったら。

ぜひ、一言、お声かけをお願いします。

感心ね。

素晴らしいね。

ハンドアップマイスターさん。

さすが、「手上げ名人=マイスター」さんね。

すると、きっと、彼らは、目を輝かせて。

ありがとうございます!

頑張ります!

そう、胸を張って。

答えることでしょう。

 

祝吉小学校、ハンドアップマイスター運動。

いよいよ、

都城警察署の方をお迎えして。

7月4日。早朝。

声高らかに、

「ハンドアップマイスター宣言」式典

が行われます。

 

by 校長

by校「自分の言葉でまとめること」017

5年生。

社会科学習。

めあてに向かって」子どもたちは、学習を進めます。

米は、どこで、盛んに作られているのだろう。

子どもたちは、地図帳、クロームブック、資料集をもとに、お勉強を進めました。

そろそろ、先生がまとめを書かれるかな・・・と思って見ていると。

じゃ、今から、

今日の学習について、

「自分の言葉でまとめよう」

この言葉は、なかなか、難しい問いかけです。

多くの学級では、

「先生がまとめるから、ノートに写しなさい」

と指示が出されます。

 

でも、この学級は、「自分でまとめなさい」と。

子供達に、主体的な学びを求めたのです。

・・・大丈夫かな・・・子供たち・・・まとめ、書けるかな・・・(^^;;

驚きました。٩( ᐛ )و

子どもたち、スラスラと、自分の言葉でまとめを書き始めるのです。

全員、言葉は違います。

でも、みんな、キーワードは同じ。

東北、寒いところ、北海道・・・。などなど。

鍛えられてますね。5年生。

誰一人、えんぴつが動かない子供がいない。

そして、誰一人、写真を嫌がる子供がいない。

みんな、字もノートも、とても丁寧です。

みんな、授業をきちんと理解しているんだね。

えらいね。みんな、自信に満ちてるよ。

先生がおっしゃいました。

「近所の人とまとめを見せ合って」

シーンとしていたクラスが、一気に、協働学習モードに変わります。

「東北だよね。寒いところだよね。」

方向性は同じでも、

少しずつ違う言葉が、

お友達の意見を聞いて、

さらに、一つにまとまって行こう

としています。

学級は、このように、お友達と学び合う場、協働学習の場があるからこそ、面白いのです。楽しいのです。役に立つのです。

さあ、コーディネーター役に徹する先生が、指示を出します。

「みんなのまとめを発表してください。」

たくさんの手が上がり。

指名された子供さんは、大きな声で。

「発表します!」みんなは、それに応えて「はい!」

そして、発表者に、注目!

友達を大切に思う、素敵なムードが学級を支配します。

みんなは、発表を、拍手で称えます。

他の意見はありませんか?

「はい!」

さあ、次の子供さんが主役になります。

みんな、頷きながら、意見を聞きます。

発表者も嬉しそう。

そして、やっと、先生が動いた!

先生のまとめをみんなで注目。

自分の言葉で、まとめて。

お友達の言葉で、高めあう。

こんなふうに、みんなで、練り上げていくお勉強って。

楽しくって、ためになる、ものでしょうね!

 

5年生、素敵な授業風景をありがとう\(^o^)/

※文部科学省は、このような、「主体的、対話的で、深い学び」の実現を求めているのです。

 

by 校長

 

by校「たとえプールがダメでも」016

2年生

大雨で、楽しみにしていた、プールが使えません。

でも、先生方は、いろんな工夫をして、子どもたちを楽しませます。

みんなでビデオに集中!

体育が上手になるビデオでした。

みんな、姿勢良く、集中しています。

 

このクラスも、静かに体育の上達ビデオ視聴中。

みんな、お利口さんです。

ビデオ視聴が終わった学級では、室内体育が始まりました。

2人組になって!

先生に注目!「面白そう!」

さあ、やってみよう!

きついよ!頑張れ!

そのお隣の学級では、歓声が上がっていました。

「じゃんけん、ポン!」

きゃー、勝った!負けた!

負けたら、乗っている新聞紙半分ね!

きゃー!倒れる!!!

さあ、勝負です!

じゃんけん、ポン!

きゃー!うわぁー!

みんな、新聞紙が小さくなりました。

ジャンケン ポン!

もうだめ!

いつまでも、歓声が、響いていました。

先生

プールなくなっても

みんな楽しかったよ!

 

by 校長

 

by校「雨の日の魔法のリズム」015

雨の日

児童玄関から聞こえてくる、不思議な音楽あり。

何してますか?

校長先生、担任先生から教えてもらったのです。

傘トントン」です。

こうすると、お水が落ちて、傘立てにお水がたまらないのです。

そして。

クルクルって、傘を巻いて。

自分のお部屋に、傘を立てるのです。

なるほど、だから、人数が多くても、祝吉っ子の傘立ては綺麗なんだね。

こちらでも、傘トントン

こちらでも、傘トントン

みんなで、傘トントン

そして、傘クルクル

みんなで、傘クルクル

トントン・クルクル。クルクル・トントン。

雨の日の祝吉小に響く、とても素敵な、

傘立てが綺麗になる、

魔法のリズムなのです。

by  校長

 

 

by校「とても珍しい普通の風景」014

登校すると。

多くのボランティアの中で、一際目立つ人たちがいます。

生活委員会の挨拶運動です。

早朝から、タスキをかけて。

登校した子どもたちを「おはようございます!」と元気づけます。

登校が少なくなり、校長が、「もう終わっていいよ」と言っても。

ほぼ最後の一人まで、見守ってくれます。

だって、遠くから歩いて来てくれているから。

元気の良い声で、頑張ったね、と、お出迎えしたいんです。

 

校長が好きなのは。

その後。

一仕事終えて。

タスキを外して。

誰ともなく、友達が集め始めて。

6年生が、自然に、5年生のタスキを貰い受け。

5年生は、自然に「よろしくお願いします。」とタスキを預け。

6年生が、全員分を持って。

教室に向かいます。

 

友達のために、

自分が動いて、

手を差し伸べる。

 

そんなことを、普通に思う祝吉っ子。

 

校長の目から見ると、

それは、とても珍しい風景であり、

だから、とても素敵な子供達だと思うのです。

 

by 校長

 

 

by校「ミクロ視点で見えるもの」013

マクロ(巨視的)視点:物事を大局的に大雑把に見ること。

ミクロ(微視的):物事を細かいところまで丁寧に見ること。

マクロ的に見つめると何も見えないことが、ミクロ的に見つめるとすごい秘密が分かることが、あります。

 

ある日の運動場。

そろそろボランティアが動き始めます。

生活委員さん。

一人でも頑張り始めます。

運動場に、ポツンと、人影が。

5年生の担任先生です。

祝吉手では、5年生には、ボランティアは呼び掛けられていません

なのに。

なぜか、5年生ボランティア、草むしり。

じわじわと増えていくのです。

一人、また一人。

おはよう!と挨拶して。

黙々と、草をむしりを始めます。

登校班を引率して、学校に到着した子どもさん。

残り時間が少ないと感じると。

みんなダッシュで、仲間のところへ、駆けていきます。

みんな、みんな、駆けていくのです。

待っててね。遅れてごめんね。今行くからね。

そんなふうに、校長には見えました。

今では、5年生ボランティア、全学級から参加。

40名ほどが、毎日頑張ってくれています。

 校長が、5年生に、声をかけます。

「ありがとうね、5年生!」

すると、5年生は、元気よく。

「どういたしまして!」

と答えてくれます。

涙が出るような、素敵な反応です。

そして。

たくさん溜まった草を。

はい、集めるよ。

お疲れさん、入れて!

という回収作業のあと。

彼は、走って、草捨て場に持っていってくれるのです。

仲間と、嬉しそうに、仲間が集めた草を背負って、走り出す、

その子どもたちの後ろ姿が。

校長には、とても眩しくて。

祝吉っ子って、すごいな、と心から感心させられるのでした。

 

マクロ(巨視的)視点で見ていては、

決して見えない、

5年生の、ボランティア活動に隠された、

担任先生のある思い

 

ミクロ視点で見つめると、

こんなに素敵な

5年生の姿が見えてくるのです。

 

by 校長

by校「勇者お二人」012

なぜか、シーズン前のプールに人影が・・・。

体育主任先生が、熱く語っています。

結構キツく回さないといけません。

ふむふむ。

お二人は、実は、今年初めて生まれた、

プールボランティアのお二人なのです。

実は、プールの水入れは、深夜10時からしか開栓できません。

日中に放水すると、ご近所の水が出なくなるからです。

これまで、体育主任先生は、毎週深夜に学校に来て、開栓作業を行っていたのです。

とても負担感の強い作業だったのです。

校長、どうにか、地域の方のお助けができないものか、PTA会長に相談しました。

「誰かボランティアで開栓してくださる方はおられないでしょうか?」

すると、

会長の呼びかけに、

ご近所のこのお二人の方が、

「いいですよ。子供たちのためにやりますよ。」

と、手を挙げてくださったのです。

(°_°)

これは、祝吉小にとって、奇跡的な出来事でした。

史上初のプールボランティアの誕生です!

大きなハンドルを回す作業は、力も必要です。

豪快に放水!

開栓の説明・練習は熱く続けられました。

まさか見つかるとは思えなかった、プールボランティア。

祝吉という地区の皆様の、子どもを大切に思う、お志の高さを実感しています。

祝吉小の歴史を塗り替えた、プールボランティアの勇者お二人。

どうぞ、

祝吉っ子の笑顔のために、

よろしくお願いします!

了解です!

頼もしいお二人の後ろ姿に、校長は、涙が浮かびました。

 

さて。

深夜10時。水入れ開始の連絡が入りました。

そして。

翌日。

早朝6:00。

なんてことでしょう!

まるで、測って止めたかのような。

見事な、水量。

プールの上限、ぴったしに溜まっていました。

そして、その3時間後。

プールに1年ぶりに歓声が上がりました。

祝吉っ子は、みんな、プールが大好き!

冷たいお水で、プール開き。

この子どもたちの幸せの全ては。

この

お二人の勇者!

プールボランティアのお陰

なのです。

 

祝吉地区には、

皆さんが唱える、

大切な言葉があります。

それは、

「地域の子どもは、地域で育てる」

という言葉なのです。

 

祝吉地区。ありがたや。ありがたや。

٩( 'ω' )و

 

by 校長